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ニッポン人の心と体を救う!
★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★
2018年06月26日(火)号
No.3170
毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体が人気のようで……。
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。
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▼目次▼
【1】読者への「おとぼけ返信!」
(毎週、この欄は「火曜日」に掲載しています。読者からの声
を元にして、いろいろと山田の思いをお話ししています。ど
うぞ、お楽しみに):
■No.1562
以前、小千谷(おぢや)市で講演をして頂きまし
て有難うございました。体にいいからと思って食
べていた納豆の発泡スチロールのパックがとても
体に良くないとお聞きして……
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【1】
▼読者への「おとぼけ返信」▼
この欄は、毎週「火曜日」に掲載します。お楽しみに!
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注:個人のお名前はイニシャルにし、個人情報などは割愛し
ました。
誤字脱字の訂正や、分かりにくい文章はいくつかに
分けたり、短縮したりしています。
ただ、送り仮名や漢字、文体などは基本的にそのま
まですので、全体での統一はわざとしておりません。
そのため、読者の体温をそのままお楽しみ下さい。
年齢やご職業などは連絡を受けた当時のものです。
【イニシャルは、姓と名の順です】
(例)美空ひばり→M.H
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■No.1562
以前、小千谷(おぢや)市で講演をして頂きまして有難うござ
いました。体にいいからと思って食べていた納豆の発泡スチロ
ールのパックがとても体に良くないとお聞きして……
…………………………………………………………………………
(H.Nさん、新潟県魚沼市、女性、49歳、主婦)
以前、小千谷(おぢや)市で講演をして頂きまして有難うございま
した。
体にいいからと思って食べていた納豆の発泡スチロールのパックが
とても体に良くないとお聞きし、それからはその容器に入っていな
い物を買うようにしています。
毎日のメルマガも無償で有難く拝読しております。
先生の長年の地道な活動には頭が下がります。
本当に有難うございます。
■山田からのお返事■
Hさん、こんにちは。
山田博士です。
いやあ、小千谷(おぢや)……、懐(なつ)かしい!
あのとき、ぼくは新潟県の小千谷には、生まれて初めて伺いました。
新幹線の長岡駅から車に乗せていただき、越後平野のど真ん中を走
ったのですが、いやあ、広い。
さすが、お米の生産地です。
どこまでも水田が広がり、道路を走っている車が、なんとも小さく
見えたものです(本当? 笑)。
でも、きっと空から「鳥の目」で見れば、ぼくたちの車は、豆粒に
見えたのでしょうね。
いつもぼくは、もし鳥になったらどうなのかなと、その場でいろい
ろと想像するクセがあるんです。
でも、乗っているぼくがそう思うほど、広い平野でした。
Hさんお住まいの魚沼市も、有名なお米の産地ですし、多くのかた
は、きっとこのお米に関したお仕事などに従事されているのだと思
います。
お互いに、いつまでも、農業を大切にしたいですね。
★★★
でも、あの日、講演会が終わって、担当のかたたちとお茶を飲んで
いたときのことです。
その中の一人のかたの義父が、お米を作っているんだとのこと。
でも、現在、後継者がいなくて、今後はひょっとしてお米を作るこ
とができなくなるかもと、悲しそうな表情でおっしゃっていたのが
印象的でした。
このようなお米の生産地でも、こうした「農業の後継者問題」が静
かに広がっているんですね。
きっと全国的な規模で見れば、このような悲しい動きは、かなり多
いのではないですか。
★★★
5年ごとに行われている国の「統計調査(農林業センサス)」とい
うのがあります。
それによりますと、水稲(すいとう)の収穫農家の数は、全国でわ
ずか115万9千戸(2010年)!
この1億2千万人が住む日本で、ですよ。
そして、その主食を作る人の数が、ですよ。
この数は、悲しいことに、調査をするごとに減少しています。
それも、「急減している」んですね。
だって、1965年(昭和40年)には、489万戸もありました。
それが、1985年(同60年)には……(省略)。
★「短縮版」のメルマガでは、この部分を省略しています。でも、
少しでも皆さんにお役に立てば嬉しく思います★
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皆さんには関係がないと思いますが、山田が今後も皆さんのた
めに活動したいため、ぜひその点、よろしくお願いします。
本日も、お読み下さり、ありがとうございました。