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【注】本誌を、まぐまぐ!から受信される場合、上記に[PR]と記載
された広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。
ニッポン人の心と体を救う!
★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★
2018年08月27日(月)号
No.3215
毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体が人気のようで……。
~月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
★お知らせ★
~新刊が、アマゾンから発行されました~
◆「社会の裏側!」102
『「ファクトリー・ファーミング(工場式畜産)」が、抗生
物質の効かない体を作っていた!』
~家畜用の抗生物質による「スーパーバグ」の死者が、2025
年までに100万人にもなるという試算と、ファストフード大
手3社からの返事には驚きました~
山田博士・著
なお、「完全版」読者のかたへは、一足早く8/
25(土)15:40に案内を出しています。
お申込みは、本日までです。「短縮版」のかた
は、下記の専用ブログをぜひご覧下さい。
第102巻の専用案内頁→ https://bit.ly/2P5Yw5f
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。
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んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
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▼本日の目次▼
〜月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
があれば、それでいい!……連載:802回:
いつかもこのメルマガで述べましたが、コンビニの
各社の代表者には、以前ぼくは手紙を書いて、一番
問題の5つの添加物について、ぜひ止めるように伝
えました。その結果がすぐに出て、一番大手のコン
ビニが、そのうちのいくつかを……
【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:
■「社会の裏側!」第86巻
『「かっぱ寿司」、「くら寿司」、「てんや」、
「ほっかほっか亭」などに使われる中国産食材と、
“抗生物質不合格店”の外食企業はここだ!』
______________________________
【1】
人生には少しのお金と歌と夢、
それにでっかい健康があれば、それでいい!
連載:802回
______________________________
(この欄は、毎週「月曜」に連載)
(前回の記事は下記の同じ箇所をご覧下さい。その続きとなります)
→ http://archives.mag2.com/0000141214/20180820050000000.html
★タイトル:
いつかもこのメルマガで述べましたが、コンビニの各社の代表者に
は、以前ぼくは手紙を書いて、一番問題の5つの添加物について、
ぜひ止めるように伝えました。その結果がすぐに出て、一番大手の
コンビニが、そのうちのいくつかを……
えっと……今回も、前回の続きです(笑)。
まあ、別にこんなところで笑う場所ではないのですが、ぼくは、な
ぜかほくそ笑(え)んでしまうんですね。
なぜなのでしょう。
ぼくは、20代のころから、こうした「着色物質」の変遷(へんせ
ん)を、ずっと見てきたんです。
企業たちの頑(かたく)なな当時の姿勢。
そして、それに対する消費者たちの闘い。
ぼくも、そういう消費者の活動の一番うしろで、団扇(うちわ)で
一所懸命に扇(あお)いでいたわけでしたが、この数十年のその動
きを知っていますと、何をいまさら……という感になってしまうわ
けですね。
この着色物質については、すでに危ない問題は解決したと思ってい
らっしゃるかたも多いと思います。
でも、企業たちは、こんな「便利なもの」を手放すはずもありません。
だって、それが一見美しく見えれば、その食べものは売れるのです
から、それは無理もありません。
1個でも販売したい企業にとっては、こんな安価なコストでそれが
可能になれば、もう神様みたいなもの(笑)。
★★★
でも、ぼくのように「うるさい消費者」がいるわけですから、仕方
なしに、現在は、あまり見えない部分にこうした着色物質が使われ
るようになったわけですね。
スーパーで売られている「子ども用食品」。
それらの食べものは、子どもの目線の当たる低い棚に置いてありま
すから、大人には気が付きません。
子どもがそれを握って、母親にねだりながら、カゴに入れる。
うまく出来ています。
そして、外食などに使われていれば、誰がそのメニュの中味をチェ
ックしますか。
「ねえ。ちょっと店長さん呼んでくれる。これは、いつも山田サン
が話しているあの着色物質じゃないのかどうか、私、知りたいんだ
けど……」なんていう客は、いないでしょう(ぼく以外は。笑)。
中食(なかしょく)にも、かなり使われています。
とくに弁当類。
それも駅弁などには、漬けものなどに盛んに使われています。
でも、まさかその駅弁を買い求めて電車の席に座り、楽しそうな顔
をしてゴソゴソと弁当を開いても、その裏側に書いてある添加物の
表示など、ほとんどのかたは見ていません(ぼく以外は。笑)。
そしてクスリなどにも……。
★★★
こうして、21世紀のいまになってもなお、●●を始め、このよう
な着色物質は、堂々と使われています(●●は、下記の設問をご覧
下さい)。
いつかもこのメルマガで述べましたが、コンビニの各社の代表者に
は、以前ぼくは手紙を書いて、一番問題の5つの添加物について、
ぜひ止めるように伝えました。
その結果がすぐに出て、一番大手のコンビニが、そのうちのいくつ
かを使わない……と決めたわけですね。
そうした動きが、ほかのコンビニにも広がり、やがて日本の食べも
の業界全体が、少しずつ変化していったのです。
まあ、ぼくなど大したことはしていないのですが、でも、過去、多
くのかたの地道な活動が、いまの食生活に影響しています。
こうして、とくに合成着色料は、企業としても、おおっぴらには使
わなくなりました。
でも、こうした状況も、一朝一夕(いっちょういっせき)でなった
わけじゃないんですね。
先述したように、その陰には、多くの消費者たちの血と涙が存在し
ていたわけです。
そして、それには、かなりの時間とお金が必要でした。
そのような恩恵を、ぜひ皆さんも考えてほしいなと思っています。
★★★
そう、どんなことも、社会の動きは、誰も何もしなければ、永遠に
変わりません。
でも、いまの若い人たちは、そんなこと何も考えず、「自然に」社
会というものは変わって行くものだと思っていらっしゃる。
とんでもない。
日本の近隣の国たちを見てご覧なさい。
国民が動かなければ、いつまで経っても、独裁国家ですし、多くの
国民はみな泣いています。
国民が何もしないで、社会が「自然に」変化するなら、こんなラク
な商売は……いや、ラクなことはありません。
もし、過去のぼくたちの先人が何もせずにいたら、いまもまだ江戸
時代が……続いていることでしょう。
そして、そこに大名行列が通り、その前をみんなが頭を地べたにく
っつけて、ジッとうつむいている光景が広がっているはずです。
だって、ついこの間まで、日本ではそうだったのですから。
★★★
でも、ぼくたちの先人たちは違った。
多くの血を流し、自分のいのちを奪われながらも、そうした社会の
変革に立ち上がったわけですね。
ただ単に、NHK大河ドラマの『西郷どん』などを、ボケ~ッと眺
めていてはいけません。
もちろん、番組ですから、これらは大いに脚色されているのはもち
ろんなのですが、でも、極貧(ごくひん)の下級武士に過ぎなかっ
た西郷隆盛が、勝海舟や、坂本龍馬らと出会って、揺るぎなき「革
命家」へと覚醒(かくすい)して行くわけですね。
そして、若い彼らが、やがて来る「明治維新」を成し遂げていくス
トーリィは、もし彼らが存在していなかったら……と、考えると、
衝撃を受けます。
じつは、当時の欧米の列強たちは、日本を分割支配したかったのです。
★★★
そして、幕府側にも官軍側にも武器を与え、日本人同士で戦わせる
準備をしていたわけですね。
でも、日本は、ほかの国のように、そうはならなかった。
先人たちは、彼らのその意図を見破り、幕府側と官軍側が、手を組
んだわけです。
こんな衝撃的な世界史なんて、ほかの国にありますか。
列強たちは、日本人同士が戦い、そしてみんなが疲れ、倒れ、気力
の無くなったときを狙(ねら)って、日本を支配する。
そして、日本をいくつかの地域に分割する。
そのような構図が欧米列強たちにありました。
それを、当時の若い彼らが見破り、日本人同士で手を結んだわけで
すね。
それが、いま、世界の中で先進国と言われるニッポンとなったわけ
です(まあ、かなりさまざまな問題点も抱えていますが)。
でも、本当に、当時は、危機一髪の状況でした。
★★★
こうして、ぼくの話は、だんだんとほかのところへ逸(そ)れてゆ
きます(笑)。
ただ、ぼくの言わんとするところは、誰でも、いつでも、どんなと
きでも、黙っていてはいけない……ということ。
たとえ、明治維新のような大きな歴史の転換問題でなくても、今
回、ここで述べている「着色物質の問題」についても同様です。
いまもなお、こうした物質を使っている企業の名前をよくご覧にな
り、今後の参考になさって下さい。
そして、あなたがすぐにできること。
それは、そうした着色物質を使うような企業の商品は避けるという
行為でしょうね。
そんな簡単な行為が、未来を作るわけです。
あなたも、その道の「西郷どん」になって下さい(笑)。
ささささ、今回ご紹介する商品名とは……。
★ ★ ★
↓ 本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
タール色素が含まれる市販食品の一例
タール色素が含まれている市販食品を紹介。あくまでこれは一
例に過ぎないので、原材料表示をしっかり読む習慣をつけよう!
(下記は、企業の表示どおり。そのため文言は統一されていません)
(下記の商品名は、前回からの続きです)
◆紅しょうが
【メーカー】遠藤食品
【種類】 しょうが酢漬(刻み)
【原材料名】しょうが、漬け原材料[食塩、醸造酢]、酸味料、保
存料(ソルビン酸K)、着色料(赤102、黄4)
◆しば漬胡瓜
【メーカー】片山食品
【種類】 しょうゆ漬(刻み)
【原材料名】きゅうり、漬け原材料[アミノ酸液、醸造酢、梅酢、
酒精、食塩]、ソルビット、調味料(アミノ酸等)、酸味料、香料、
保存料(ソルビン酸K)、甘味料(甘草)、増粘多糖類、着色料(赤
106)
◆酢づけするめげそ
【メーカー】なとり
【種類】 魚介乾製品
【原材料名】いか、調味酢(醸造酢、レモン果汁)、砂糖、醸造酢、
食塩、発酵調味料、ソルビトール、調味料(アミノ酸等)、甘味料
(ステビア、カンゾウ)、香料、着色料(赤102、黄4)、リン酸
塩(Na)
◆ホモソーセージ
【メーカー】丸善
【種類】 フィッシュソーセージ
【原材料名】魚肉(たら、ほっけ、まぐろ、その他)、結着材料
(植物性たん白、でん粉、豚ゼラチン)、豚脂、砂糖、食塩、エキ
ス(魚介、野菜、酵母)、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、ス
モークフレーバー、赤色106号
(次回のこの欄に続く)
▼設問です▼
設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、選択
語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。
「こうして、21世紀のいまになってもなお、●●を始め、この
ような着色物質は、堂々と使われています」
【選択語句→ タイヤキ色素、タイル色素、タール色素】
■答え■
下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さい。
きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになると思
っています。
答え→ タール色素
【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』(三
才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい事実を述
べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、どうぞお楽しみ
に!】
______________________________
【2】
★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★
〜PDF版を希望されるかたは、下記の案内サイトに、その
方法が記載されています。そちらからご連絡下さい〜
______________________________
(電子書籍版は、アマゾンから直接お求め下さい)
★「社会の裏側!」第86巻★
『「かっぱ寿司」、「くら寿司」、「てんや」、「ほっかほっか亭」
などに使われる中国産食材と、“抗生物質不合格店”の外食企業
はここだ!』
~こうした抗生物質の「スーパーバグ」による死者が、年間10
0万人に及ぶと警告する世界機関。すでに過剰摂取の中国では~
山田博士・著
第86巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2wbhRv0
【概要】
今回は、外食や中食(なかしょく)、そして家で料理する食べもの
の中でさえも、「抗生物質」がもの凄く多く使われるようになった
……という現実を、ぜひ皆さんにお伝えしたいと、思いました。
なぜなら……。
世界の120カ国、240以上の消費者団体で組織する組織が、あ
る年の「世界消費者権利デー」(3月15日)のテーマを、なんと
「外食メニューからの抗生物質の排除」にすると、決めたからなん
ですね。
つまり、現在、それほど、ぼくたちがふだん食べる食材に「抗生物
質」が含まれることになった……。
これは、本当に「タダゴト」ではありませんぞ。
そこで、「抗生物質」が食べものに含まれていると、何が問題なのか、
いまどういう状況なのか、そのあたりをふまえておきたいと、思い
ます。
★★★
企業たちが、この「抗生物質」を使用する目的は、二つです(詳し
くは、本文をご覧下さい)。
2010年に、こうして家畜のために農場主が使った抗生物質は、
全世界では、なんと6万トンを超えると言われております。
これだけ膨大な量の「抗生物質」は、最終的には人間に回ってくる
わけですね。その結果……。
こうした「抗生物質」を投与された肉の消費は、人体に大きな脅威
(きょうい)をもたらしているのですが、ふだん、こうした「抗生
物質」に接することで、「抗生物質」に耐性のある「スーパーバグ」
が生まれてしまいます。
たとえば、ロイターによりますと、「抗生物質」を過剰摂取してい
る中国では、この耐性菌の出現で、すでに年間100万人も死亡し
ているようだという衝撃的な報道もありました(2016年2月25日)。
いやあ、凄いものですね。
★★★
ところで、CNNが、 アメリカのファストフードチェーン店など
のメニュに使われている食肉の抗生剤使用状況について、大手25
社を対象に実施した調査があります。
その結果によれば、その多くの店が「不合格」……だったと。
たとえば、「サブウェイ」、「ウェンディーズ」、「バーガーキング」、
「デニーズ」、「ドミノ」、「スターバックス」、「ピザハット」、
「KFC」、「デイリークイーン」などは、いずれも不合格の
「F」評価でした。
日本では、「かっぱ寿司」、「くら寿司」、「てんや」、「ほっか
ほっか亭」……などのメニュの、どれが中国産食材なのかも、
今回本書の中で、ちょっと、例を挙げておきました。
★★★
なぜなら、中国産の食材に、いま述べましたように、「抗生物質」
が乱用されている例が多いからなんですね。
いやあ、それにしても、いつの間に日本の外食は、これだけも中国
産におんぶしていたのでしょうか。
改めて、驚きます。
本書をご覧になり、少しでも安全な方向へ進んでいただければいい
なと、思っています。
(以下、省略します。詳しい概略や目次などは、下記の「案内サイト」
をご覧下さい。それだけでも、内容が想像できると思いますよ)
第86巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2wbhRv0
★
★
★
(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下さい。
右側に並んでおります。
メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無料号
外などを配信いたします。読者のかたは、どうぞお楽しみに!)
「メルマガ専用ブログ」→ https://inochimamorutameni.hateblo.jp/
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世にも面白くてためになる、完全版メルマガ「暮しの赤信号」。
3大特典は、下記のとおりです。
1.毎回、メルマガ「暮しの赤信号」の100%が読めます!「短
縮版」では、とくに大切な後半部分が削除されています。もし
「山田の全部」を知りたいかたは、ぜひどうぞ!
2.山田の作品が、「公開価格よりかなりの割安」で、何度でも手
に入ります。これは貴重ですぞ!
3.アマゾンで、電子本「社会の裏側!」を発行するたび、それを
一足早く、PDF版にして「無料で」プレゼント」します。現
在、すでに100巻ほどになっております!
半年ごとの一斉課金です。ただ、途中入会の場合は、月割り価格
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めに活動したいため、ぜひその点、よろしくお願いします。
本日も、お読み下さり、ありがとうございました。