短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:9/10(月)◆たとえば「リポビタンD」(大正製薬)や「アリナミンV」(武田薬品)などに、この安息香酸が……


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【注】本誌を、まぐまぐ!から受信される場合、上記に[PR]と記載
された広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

     ニッポン人の心と体を救う!

       ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

    2018年09月10日(月)号
      No.3227

  毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
  創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。



~月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。





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            ▼本日の目次▼

 〜月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜

【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:804回:

   たとえば、「リポビタンD」(大正製薬)や、「アリナ
   ミンV」(武田薬品工業)などには……しっかりと、
   この「安息香酸」が使われています……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

   ■「社会の裏側!」第88巻

    『あなたがそのバナナの皮をむくとき、まさかと
    思う劇薬農薬が飛行機で撒かれ、涙を流している
    「農園労働者」の姿が見えるだろうか!』








______________________________

【1】
         人生には少しのお金と歌と夢、
     それにでっかい健康があれば、それでいい!

            連載:804回
______________________________

      (この欄は、毎週「月曜」に連載)

(前回の記事は下記の同じ箇所をご覧下さい。その続きとなります)
  → http://archives.mag2.com/0000141214/20180903050000000.html




★タイトル:

たとえば、「リポビタンD」(大正製薬)や、「アリナミンV」(武田
薬品工業)などには……しっかりと、この「安息香酸」が使われて
います……




えっと……あの悪名高い「着色物質」については、もうとっくに卒
業していますので……(笑)。

前回から、新しい項目に入っております。

近ごろの日本列島は、西でも北でも、大変な自然災害や事件ばかり
が続いていますので、きっと皆さんの頭の中は、「食べものの中味」
のことなぞ、頭にはないのだろうなと察しています。

でも……。

確かに、自然災害は深刻です。

でも、それとは逆に、人間が自分で「勝手に作り出した」今回述べ
ているような「安息香酸塩(あんそくこうさんえん)」という物質
については、必ず解決ができます。

そう、必ず対策ができるものです。

だって、自然が起こす災害とは異なり、これは人間が作ったもので
すから、必ず人間の手でそれを止めることができるはずなんですね。

まあ、いま起こっている「自然災害」についても、かなり人災的な
匂いのする部分……はありますけれどね。

それはさておいても、今回の「安息香酸塩」については、ぼくたち
がもっともっと声を挙げる必要があると思っています。

              ★★★

前回でも述べましたが、子どもたち(もちろん大人もです!)の心
を思いっきり荒らし、粗暴な行動をさせていた原因が、この物質だ
ったんだと分かれば、そんなものは、即、使わなければいいだけの
こと。

イギリスが国を挙げて、そうした結果を出していても、日本では企
業も政府も、そんなことお構いなしなんですね。

だって、企業の立場としては、この物質がもし使えなくなれば、か
なりの損失になるのじゃありませんか。

下記の本文でも述べていますように、じつは、食品加工企業にとっ
ては、この「安息香酸」というのは、欠かせない保存物質なんですね。

これが無ければ、大量生産できない。
これが無ければ、遠路まで運べない。

              ★★★

だから、いまのような資本主義社会の日本では、多くの商品を一握
りの企業が生産して儲けようとなると、この物質はいわば「必需品」
となるわけなんですね。

あとでも述べますが、ある物質といっしょになれば、ぜん息が酷
(ひど)くなることも分かっているのですが、そんなものがあろう
ことか、「栄養剤」や「ドリンク剤」などに平気で多く使われてい
る……。

そして、それらを、子どもたちがグイッ……しているわけですね。

たとえば、「リポビタンD」(●●製薬)や、「アリナミンV」(武田
薬品工業)などには……しっかりと、この「安息香酸」が使われて
います(●●は、下記の設問をご覧下さい)。

でも、そのビンはなんとも小さくて、それをいいことに文字の表示
もきわめて小さく、誰も、そんなものを「目を見開いて」読んだり
はしていません。

いやあ、もう、笑うしきゃ、ないですよね。

え?

私、とても、山田サンのように、笑ってなんかおれないって?

ま、まあ、そうですよね。ハハハ……(すぐに妥協する)。

さて、今回の本文はどうなっていますか。


              ★ ★ ★


↓ 本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。




●企業にとっては、欠かせない保存物質


現在、食べものに関連した食品加工企業たちは、おそらく、この安
息香酸がなければ、困ってしまうことでしょう。

なにしろ、この保存物質が無ければ、食べものを遠くへ運んだり、
長時間新鮮に保つことができませんから。

工場で大量に食べものを作り、遠くで販売するためには、(企業に
とって)欠かせない保存物質なのです。

というのも、この安息香酸をほんの少量だけでも食べものに添加す
れば、長期間、「新鮮なままの状態」になります。

でも、よく考えてみて下さい。

微生物たちも嫌う「食べもの」とは、いったい何なのでしょうか。

              ★★★

ぼくたちも彼ら微生物や虫たちと同じ仲間。

ということは、彼らが好むものこそ、本当の食べものだと言えませ
んか。

彼らが逃げてしまう「食べもの」を、いまぼくたちは日常的に食べ
ていることの不気味(ぶきみ)さを、ぜひお知り下さい。

上記で述べた、イギリスの小児病院での食事調査では、76名の子
どもたちを対象に、いま述べたような添加物などを除いたりさまざ
まな食事を与えたと言います。

ところが、その結果を見て、大人たちは驚いてしまいました。

調査した81%の子どもたちに顕著な影響があったからなんですね。

中でも、とくに影響のあったのが……(省略)。



(次回のこの欄に続く)


             ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、選択
    語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。

 「たとえば、『リポビタンD』(●●製薬)や、『アリナミンV』
  (武田薬品工業)などには……しっかりと、この『安息香酸』
  が使われています」

       【選択語句→ 明治、大正、昭和】

     ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さい。
 きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになると思
 っています。

             答え→ 大正

【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』(三
 才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい事実を述
 べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、どうぞお楽しみ
 に!】








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【2】
   ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

 〜PDF版を希望されるかたは、下記の案内サイトに、その
   方法が記載されています。そちらからご連絡下さい〜

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    (電子書籍版は、アマゾンから直接お求め下さい)


         ★「社会の裏側!」第88巻★

   『あなたがそのバナナの皮をむくとき、まさかと思う
    劇薬農薬が飛行機で撒かれ、涙を流している「農園
    労働者」の姿が見えるだろうか!』

  ~巨大食品企業ドール社が、映画『バナナの逆襲』に圧力を
   かけた凄まじい舞台裏。こんなバナナを食べているとは~

            山田博士・著

    第88巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2N1OQMv


             【概要】

本書は、1本の「ドキュメンタリー映画」からスタートします。

ぼくがこの内容を知ったときの、驚いた顔を、どうぞご想像下さい。

それでなくても、ふだん、世界の出来事の数々に驚いてばかりいる
ぼくの顔が、さらに大きく歪(ゆが)んでしまいました。

その映画の予告編の中で、バナナ農園の上空から飛行機が、農薬を
ザザザ~ッと撒(ま)いている光景を見ることができます。

本書の中に、その映画の「予告編」を見ていただけるよう、そのリ
ンクを貼っておきました。
あなたも、どうぞご覧下さい。

いやあ、この光景を見ると、凄(すご)い。
目の前で見ると、凄い。

これが、ただの水ならいいのです(笑)。
いつも涼しくさせてくれて、ありがとう、で、すみます。
でも……。

              ★★★

そう、その液体が、アメリカでも日本でも「精子を破壊する」とい
うことで使用が禁止された「劇薬農薬」だった、と言うのですから、
もう何をか言わんや……。

このドキュメンタリー映画『バナナの逆襲』は、そういう農園で働
く農民たちが、農園を運営するアメリカの巨大食品会社のドール・
フード社を相手どって訴訟を起こして勝訴した裁判が主たる内容な
んです。

このドール・フード社は、中米のニカラグアに広大なバナナ農園を
持っております。

そして、現地の安い労働力のもと、莫大(ばくだい)な利益を上げ
ているわけですね。

でも、同社は、バナナの栽培に、きわめて有害でアメリカなどでは
とっくに禁止された劇薬の農薬を「平気で」使用してきました。

そして農園で働くそこの農民(労働者)たちにガン発症をさせたり、
無精子症による「子どもが作れない体」にさせたりしていたわけで
すね。

              ★★★

なにしろ、その農園では、水に溶かした劇薬農薬を、飛行機を使っ
て空から大量に散布している……。

そして、その飛行機の下の大地では、労働者たちが裸足(はだし)
で働いている。

その農薬を頭からかぶっているわけですが、それは同時に、そのバ
ナナを食べる消費者に対しての健康をも害します。

こういう現状をそのままにして、知らんぷりのドール・フード社。
そして、そういう事実をまったく知らず、そういうバナナを眼を細
めながら、ほおばっている消費者たち。

いやあ、ぼくなど、まったく信じられません。
この農園は、まるで、昔の奴隷農場じゃありませんか。

こういう現実が、いまの社会で平然と行われていることに、ぼくは
改めて驚きとともに大きな怒りを覚えます。

ささささ、どうぞ、皆さんも、ごいっしょにお手を。

そして、本書を注意深くご覧下さい。


(以下、省略します。詳しい概略や目次などは、下記の「案内サイト」
 をご覧下さい。それだけでも、内容が想像できると思いますよ)

    第88巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2N1OQMv





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