短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページ(つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:12/3(月)◆昨年、日本は、ありがたくない賞を受賞しました。地球温暖化対策に消極的な国に与える「化石賞」を……

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【注】本誌を、まぐまぐ!から受信される場合、上記に[PR]と記載
された広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

     ニッポン人の心と体を救う!

       ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

    2018年12月03日(月)号
      No.3299

  毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
  創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体が人気のようで……。



~月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。





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            ▼本日の目次▼

 〜月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜

【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:816回:

   それに昨年など、日本は、ありがたくない賞も「受
   賞」しております(笑)。これは、なんと「2年連
   続」なんですが、地球温暖化対策に消極的な国に与
   える「化石賞」として、日本が受賞しました……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第100巻

   『「イチゴ」は食べてはいけない! 日本農産物の
   「安全神話」の崩壊をどう防ぐか!』








______________________________

【1】
         人生には少しのお金と歌と夢、
     それにでっかい健康があれば、それでいい!

            連載:816回
______________________________

      (この欄は、毎週「月曜」に連載)

(前回の記事は下記の同じ箇所をご覧下さい。その続きとなります)
  → https://archives.mag2.com/0000141214/20181126050000000.html




★タイトル:

それに昨年など、日本は、ありがたくない賞も「受賞」しておりま
す(笑)。これは、なんと「2年連続」なんですが、地球温暖化対策
に消極的な国に与える「化石賞」として、日本が受賞しました……




まあ、何ですなあ……(なんて、いつも同じような言葉を口に出し
ながら、文章を書いております)。

先日もお話ししたように、これだけも毒性のあるものでも、平気で
食べものに使っている社会に、ぼくは改めて驚いております。

読者の皆さんは、きっとぼくが、ふだんでも、大きな口を開けてあ
きれ顔ばかりしているものだとお思いでしょうが……じつは、そう
なんです(笑)。

それなのに、皆さんは、よくそれほど落ち着いていらっしゃいます
よね。

ぼくの性格なのかなあ。

ぼくはだいたい、昔から「軽い人間」ですので、なかなかそうはい
きません。
道を歩きながらでも、まるで木の葉のように、フワフワと軽~く歩
いております。

でも、頭の中は、いつもずっしり重いんですね。

日本の子孫たちに、こんな状態でいいのだろうか。

ぼくたちは、ひょっとして、「とんでもない世界」をいま作ろうと
しているのじゃないのだろうか。

              ★★★

そんなことばかりが、ぼくの軽い頭の中を、重~く駆けめぐってい
ます。

でも、そのつど、「ハハハ、まあ、なんとかなるわさ……」なんて
つぶやきながら、毎日を生きているのですが、「そのなんとかなる
わさ」が、なかなか「なんとかならないわさ(ややこしい)。

空から世界を眺めて見れば、地球規模では温暖化……なんていうワ
ケの分からない事態がますます進んでいます。

この原因はさまざまに言われていますが、なかなか「なんとか」な
ってはくれないんですね。

だって、毎年のように、世界各地で……いやこの日本でも、大洪水
などが起こり、多くの貴重な人命が失われるようになりました。

気象予報士たちが言う「何十年に一度の災害が……」なんていう言
葉など、もう聞き飽きました。

「少しでも」関係のありそうなことは、まだ明確ではなくても、全
力で止めるべきでしょう。

              ★★★

それに昨年など、日本は、ありがたくない賞も「受賞」しておりま
す(笑)。

当時、ドイツで開催中だった「第23回国連気候変動枠組み条約
締約国会議(いわゆる「●●23」、のことです)」(●●は、下記
の設問をご覧下さい)。

ここで、環境保護などを訴える非政府組織(NGO)のグループが、
地球温暖化対策に消極的な国に与える「化石賞」として、日本を選
んでいるんですね。

これは、ありがたいことに、なんと「2年連続」です(笑)。

もう、笑うしきゃないのですが、とても笑えません。

なぜかと言えば、いつかもメルマガで述べましたように、先進国の
中では日本だけが「石炭火力発電」を強力に推し進めているからで
しょうね。

ただ単に日本国内だけじゃなく、「石炭火力発電」(それに加えて原
発まで!)を、東南アジアや南アジアへ輸出するという方向へ舵
(かじ)を大きく切ったことが、その大きな原因だったと、ぼくは
思っています。

世界の人たちは、「よく日本を」見ております。

一番日本を見ていないのは、なんのことはない、日本に住んでいる
ぼくたちだけなのでしょうね。

ほら、灯台もと暗し、なんて……(笑)。

              ★★★

もし、人口も少なく、ほかの国にもあまり迷惑をかけていない小国
ならいざ知らず、経済規模が「世界第3位」という、日本の人口か
ら考えれば、とてつもない大国である日本が、平気でこんなことを
している。

そりゃ、外国の皆さん、いつものぼくのように、口をポッカ~ン…
…ですよ。

違いますか。

それと同様のことが、いつもぼくたちの食卓の上にある食べものな
どにも起こっているわけですね。

いま述べている、この「亜硝酸塩(あしょうさんえん)」……など、
まさしくそう。

なにしろ、皆さんご存じの、あの青酸(せいさん)カリ(シアン化
カリウム)と、ほぼ同程度の致死量のある「亜硝酸塩」が、ぼくた
ちの口に入る食べものに含まれております。

もちろん、そのために、厳(きび)しい規制はされていますが、で
も、そのような急性毒性だけじゃなく……。

              ★★★

そうなんですよね。

そうした「急性毒性」だけの問題じゃなく、アレルギーを起こし、
とくに子どもたちにとっては、多くの影響を今後も与えるであろう
物質であることが、世界では、もうかなり以前から分かっていました。

でも、昨日も今日も、何ごともないように、企業たちは使っています。

企業というのは、そのクスリを使えば、見栄(みば)えがよく、美
味(おい)しそうに見える結果になるのであれば、たとえどのよう
な物質でも使います。

売れればいいのですから。

ましてや政府は規制をしていないわけですから。

国民がなんと叫ぼうと、「そんなもの、ワシ知らんわ」と、思って
いるのじゃありませんか。

              ★★★

そうだなあ。

ぼくが、もし食品製造企業の経営者であったら、たとえ法律がどう
であろうとも、「可愛い日本人のために」、自社で使う添加物はすべ
て、何度も何度もテストして、少しでもいいものを使いたいと思い
ますがねえ。

え?

「可愛い日本人のために」……なんて、そんな青二才のようなこと
を考えている時点で、山田サンは企業経営者になんか、なれっこな
い?

そ、そうですか(しゅんとしている)。

いや、それでも……(突然、背を伸ばして、まだまだ、負けてはい
ません)。

今回のこの「亜硝酸塩」については、ぜひ皆さんに、このアレルギ
ー問題などについては知ってほしい。

そして、じつは次回で、「和食が好きなかた」にこそ、この影響が
強く行く理由を述べたいと思っております。

さあ、とりあえず、今回は、どうなりますやら……。


              ★ ★ ★


↓ 本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。




まず、この亜硝酸塩が体内に入ってきますと、レアゲン(抗体)と
いう物質が作られます。

なんか「難しそうな名前」ですが、すみません。
まあザッと耳に……(笑)。

その後に新たなアレルゲンが体内に入ってきた場合、先ほどのレア
ゲンと結合反応を起こすわけですね。

そうした反応が、肥満細胞を刺激する。

そしてヒスタミンなどの喘息(ぜんそく)症状を起こすいろいろな
化学物質を放出させるわけなんですね。

これは大変なことです。

              ★★★

結果として、血管が拡張したり筋肉が収縮したりして気管支に病気
が起こることもあるわけですからね。

皆さんの周囲にも、こうした気管支の病気にかかっているかた、い
らっしゃいませんか(笑)。

つまり、この亜硝酸塩が、体内に入ってくると、血管を拡張させた
り、血液中のヘモグロビンの鉄を酸化させたりするわけです。

それに、血液中の酸素を運搬する能力を低下させることも分かって
います。

まだあります。

血球を破壊して、その成分が血漿(けっしょう)中や、尿にも出て
いき、尿血管を閉じたりさせることもあります。

大変な代物(しろもの)なんですね。

ところで、次回に述べることこそが、この「亜硝酸塩事件」では、
一番のハイライト……です(悪い意味での)。

来週をお楽しみに!


(次回のこの欄に続く)


             ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、選択
    語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。

 「当時、ドイツで開催中だった『第23回国連気候変動枠組み条
  約締約国会議(いわゆる「●●23」、のことです)』」

      【選択語句→ お皿、茶碗、コップCOP】

       ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さい。
 きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになると思
 っています。

           答え→ コップCOP

【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』(三
 才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい事実を述
 べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、どうぞお楽しみ
 に!】








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【2】
   ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

 〜PDF版を希望されるかたは、下記の案内サイトに、その
   方法が記載されています。そちらからご連絡下さい〜

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     電子書籍版は、アマゾンから直接お求め下さい。
PDF版は上記の方法で、当事務局へご連絡下さい。価格は同じです。



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 『「イチゴ」は食べてはいけない! 日本農産物の「安全神話
           の崩壊をどう防ぐか!

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 ~なぜ台湾で、日本からの農産物が「大量破棄」されているので
  しょう。200倍も濃い農薬を、平気で「イチゴ」に使う日本。
  とくに「ネオニコチノイド系農薬」の実態が衝撃です。即、動
  いて下さい~

            山田博士・著

    第100巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2QALbTK

(詳しい概略や目次などは、上記の「案内サイト」をどうぞ。「P
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 (山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下さい。
  右側に並んでおります。
  メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無料号
  外などを配信いたします。読者のかたは、どうぞお楽しみに!)
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