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ニッポン人の心と体を救う!
★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★
~月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
2018年12月17日(月)号
No.3311
毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)
などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある
山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラスな文体が人気のようで……。
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。
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▼本日の目次▼
〜月曜日だけは、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
があれば、それでいい!……連載:818回:
ぼくたちは魚を煮たり焼いたり生で食べたりしてい
ますが、その中でも、魚を焼いた場合に「第2級ア
ミン」というタンパク質が生まれます。ところがこ
れと「亜硝酸塩」がいっしょになると……
【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:
■「社会の裏側!」第102巻
『「ファクトリー・ファーミング(工場式畜産)」
が、抗生物質の効かない体を作っていた!』
______________________________
【1】
人生には少しのお金と歌と夢、
それにでっかい健康があれば、それでいい!
連載:818回
______________________________
(この欄は、毎週「月曜」に連載)
(前回の記事は下記の同じ箇所をご覧下さい。その続きとなります)
→ https://archives.mag2.com/0000141214/20181210050000000.html
★タイトル:
ぼくたちは魚を煮たり焼いたり生で食べたりしていますが、その中
でも、魚を焼いた場合に「第2級アミン」というタンパク質が生ま
れます。ところがこれと「亜硝酸塩」がいっしょになると……
前回では、「はい、長らく、お待たせしました」……なんて、冒頭
でお話しをしたのですが、誰も待ってなんかいなくて、がっかりし
たように、うつむいていた山田クンの姿がありました。
思い出しました?(笑)
まあ、それでも、山田クン、強く気を取り直して、健気(けなげ)
にも、いろいろと話をしてくれたようです(笑)。
今回は、その続き。
いまお話ししていることをちょっと整理しますと、身近な食べもの
に含まれている発色剤(はっしょくざい)の「亜硝酸塩(あしょう
さんえん)」なるものが、じつは、さまざまなアレルギーなどの症
状を起こして、多くの子どもや大人たちを苦しませている犯人だっ
た……ということでしたよね。
魚を食べたりして、顔が赤くなったり、じんま疹(しん)が出たり
する人も多いと思います。
とくに、魚やその加工品なんかでは、「ヒスタミン」を原因とする
「アレルギー様(よう)の症状」となる食中毒が知られていますよね。
★★★
そのような症状を引き起こす「ヒスタミン」は、ぼくたちの体の中
では、神経の伝達などにかかわっているホルモンでした。
でも、ふだんは「肥満(ひまん)細胞」なんていう細胞の中に蓄
(たくわ)えられて、ジッとしている……ともお伝えしたと思います。
でも、ちょっとした刺激があれば、この細胞から放出されてしまう
のでしたよね。
そして、その刺激の一つとなるのが……この「亜硝酸塩」。
こんなものを、皆さんのいつも食べている中に、それこそシレッと
した顔で混入させている企業たち……とも述べましたよね。
お、思い出しました?
★★★
この「亜硝酸塩」のために、血管が拡張したり筋肉が収縮したりし
て、●●に症状が出れば、大変ですしね(●●は、下記の設問をご
覧下さい)。
でも、前回の最後で述べたように、じつは、この「亜硝酸塩」。
それどころでは無かったわけです。
いま述べた「ヒスタミン」のことなんて、まだまだ可愛いもので
した(笑)。
じつは、ぼくたちの祖先たちも長い間食べ続けてきた和食のメニュ
の中に、食べものの組み合わせによって、強毒な発ガン物質が生ま
れることがあるんだ……ということなんですね。
それも、ぼくの大好きな「魚や野菜の組み合わせ」。
そのため、今回、さらに詳しく述べてみたいと思っています。
ちなみに、ぼくはずっと、食卓に並ぶメニュの中では、このことに
気をつけています。
しかも、周囲の人たちにも、この問題点だけは伝えてあります。
★★★
前回の最後では、いま述べているこの「亜硝酸塩」と、アミンとい
う物質が、ぼくたちの胃の中でいっしょになると、ある強毒な物質
を生む……というお話しをしました。
「亜硝酸塩」はもうお分かりでしょうが、そのアミンというのは、
その名前のとおり、タンパク質の成分でアミノ酸の一種なんです。
そしてそれは、いま述べたように、魚やタバコ、クスリ……などに
多く含まれていることも分かっているわけですね。
しかも、その魚の「調理法」によっては、かなり異なっています。
さてさて、それでは、今回のお話、どう展開しますやら……。
どうぞ、じっくりとご覧下さい。
★ ★ ★
↓ 本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
ぼくたちは魚を煮たり焼いたり生で食べたりしていますが、その中
でも、魚を焼いた場合に「第2級アミン」というタンパク質が生ま
れます。
この物質と「亜硝酸塩」が胃という酸性状態の中でくっつきますと、
先述の、ニトロソアミンという発ガン性物質を生むわけなんですね。
ぼくが調べたところでは、煮魚や刺身(さしみ)などからはこの
「第2級アミン」は割合少ない。
ところが、「焼き魚」から出る数値は、半端(はんぱ)じゃありま
せんでした。
じつは、この事実。
1969年に、サンダー博士という人が実験で確かめているんですね。
★★★
この「亜硝酸塩」と第2級アミン、それぞれ単独では発ガン性はな
かったと言います。
でも、この両者をいっしょにした胃の中では、発生したわけなんで
すね。
ただ、条件がある。
ポイントは互いの量。
「亜硝酸塩」の場合は100ppm以上、アミン類が700ppm
以上。
……というのがその数値でした。
だから、それ以上含まれていれば、発ガン物質を生むことになる…
…ということなんですね。
参考までに、身近なものに含まれている数値を挙げますと、たとえ
ば、漬けものの汁などには、この「亜硝酸塩」が96ppmも含ま
れていました(参考:「ガンになる危ない食べ合わせ」山根一眞著)。
★★★
あとで述べるように、この「亜硝酸塩」が人工的に添加されたウイ
ンナーソーセージなどには、80ppmも含まれているものがあっ
たそうですね。
この数値では、もう、ほんのちょっとで「危険地域」に入るのでは
ありませんか。
それに、こうした加工食品じゃなく、ぼくたちの先祖がふだん口に
していた漬けものやお浸(ひた)し。
じつは、それにこそ、この「亜硝酸塩」が……(省略)。
(次回のこの欄に続く)
▼設問です▼
設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、選択
語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。
「この『亜硝酸塩』のために、血管が拡張したり筋肉が収縮し
たりして、●●に症状が出れば、大変ですしね」
【選択語句→水虫、ギックリ腰、気管支】
■答え■
下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さい。
きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになると思
っています。
答え→ 気管支
【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』(三
才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい事実を述
べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、どうぞお楽しみ
に!】
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【2】
★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★
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