短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:2/21(木)◆一時は、使用禁止近くまで行ったものなのに、このBHAはパーム油に使うことが認められたのです

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【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

        ニッポン人の心と体を救う!

     ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年02月21日(木)号
            No.3358

毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





〜木曜日だけは「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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           ▼本日の目次▼

〜木曜日だけは「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜

【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:827回:

    一時は、使用禁止近くまで行ったものなのに、この
    BHAはパーム油に使うことが認められたのです…


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第5巻

   『映画「世界が食べられなくなる日」。原子力、「遺
    組み」(遺伝子組み換え)の現実!』








___________________________

【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:827回
___________________________

    (この欄は、毎週「木曜」に連載)

(前回の記事は下記の同じ箇所をご覧下さい。その続きとな
 ります)
→ https://archives.mag2.com/0000141214/20190214050000000.html




★タイトル:

一時は、使用禁止近くまで行ったものなのに、このBHAは
パーム油に使うことが認められたのです……




じつは、つい先ほどまで、「週刊現代」の記者のかたとお話
しをしていたんです(昨夜のお話)。

先日お話しした内容については、もう掲載されました。

今夜は、再度、お話しを聞きたいとのことだったのです。

前回の取材では、ぼくは、いろいろなことをお話ししました。

ところが、その話の中の一つを、来週、ぜひ記事にしたいと
いうことでした。

そのため、再度、取材を受けたわけです。。

もし良ければ、先ほどお話しをしたその内容を、皆さんも、
来週のその号で、ぜひご覧下さい。

ところで、その内容とは、「異性化糖」。

もう皆さんは、ご存じですよね。

             ★★★

この欄でも、ぼくは、ずっと連載しましたし……(笑)。

おっととと、うつむかないで下さい。
まあ、人間は忘れる動物ですから、仕方ありません。
いいじゃないですか。

自慢じゃありませんが、ぼくなど、忘れることについてはもう
天下一品。

どんどん忘れます。

そのため、それ以上に、どんどんどんどん覚えなくてはなら
ない。

だから、ぼくのような頭でも、しばしも休まるヒマもなく、
いつも活性化しているという次第です、はい(笑)。

             ★★★

まあ、いずれにしても、いまの食べものの甘味は、ぼくたち
がうかうかしている間に、いつの間にか白砂糖からこの「異
性化糖」に替わってしまっていました。

なにしろ、企業たちは、コストが下がればそれでいい。

そしてその悪影響が人体を破壊しようとどうだろうと、すぐ
に倒れる人がいない限りは、知らん顔なんですね。

しかも、これは、いかにも天然っぽい(笑)。

この「異性化糖」とは、ブドウ糖と果糖を主成分とする液糖
のことなんです。

この原料は、●●やジャガ、サツマイモ……などのデンプン
ですから、いかにも「天然由来」のように見えます(●●
は、下記の設問をご覧下さい)。

ところがドッコイ(笑)。

これらは、白砂糖とはまったく性格が違うのでしたね。

             ★★★

覚えていらっしゃいますか。

白砂糖は、ブドウ糖と果糖が一つずつ結合しています。

でも、この「異性化糖」は、最初から分離しているんですね。
そのため、体に入りますと、最速で、血糖値をグ~~~ンと
上昇させるわけです。

これは大変なこと。

もちろん砂糖だって同様の動きがあるのですが、それでも、
体内に入った砂糖は、ブドウ糖と果糖に分かれてから体内に
吸収されます。

つまり、一手間かかるわけですね。

でも、この「異性化糖」はそんな一手間も二手間もいらない。

             ★★★

だから、この「異性化糖」をいつも体に入れていれば、2型
糖尿病へまっしぐら……という塩梅(あんばい)なんです。

いま、若い人の「糖尿病患者」が、凄く増えています。

身近の「人工透析(とうせき)所」へ足を運んでみて下さい。

糖尿病から腎不全になり、透析をする若い人たちが、かなり
増えていますよ。

これでは、これから長い人生に、大きな支障が来ることは避
けられません。

もちろん、透析をしながらでも立派な行動をしているかたも
いますが、それには、かなりの努力が伴(ともな)いますよね。

             ★★★

その「異性化糖」が、食品にどのように表示されているかな
ど、詳しく、「週刊現代」で掲載されると思いますよ。

ポカリスエット大塚製薬)も、アクアエリス(日本コカ・
コーラ)も、ファンタオレンジ(同)も、カルピスソーダ
(カルピス)も、スライス練馬べったら(ヤマサン食品)
も、新グロモント(ライオン)も、エスカップエスエス
薬)も……みなこの「異性化糖」漬けです(笑)。

よかったら、ぜひご覧下さい。

さて、いま述べているのは、極悪添加物の一つであるBHA
でしたよね。

一時は、使用禁止近くまで行ったものなのに、「植物油」の
パーム油に使うことが認められてしまいました。

つまり、外食や中食に使われている「植物油」のパーム油
は、残念ながら、このBHA漬けというわけなんですね。

いつも揚げ物やフライ、天ぷらばかりを口にしている人は…
…どうぞ、覚悟をなさって下さい(笑)。

いま述べた「異性化糖」と同様に、多くのかたが外食などで
口にしていらっしゃる「植物油」。

そしてBHA。

ささささ、今回も下記を。


             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。




●外食店などの業務用油に使用されている「パーム油」

もちろん、パーム油に使われても、BHAが完全に除去され
ればいいのですが、そんなこと誰にも分かりません。

おそらく店側など、そんな対策はしていないことでしょう。

なぜ、このパーム油にBHAの使用を許可したかと言えば、
BHAは強力な酸化防止作用を持っているのです。

ところが多くの外食店で常に使うあの植物油は、空気に触
れ、しかも熱を加えれば、すぐに酸化してしまいます。

油が酸化してしまえば、使うことができません。

だって、保健所の取り締まりで見つかれば、即、営業禁止に
なりますからね。

でも、この植物油を頻繁(ひんぱん)に交換するには高価過
ぎます。

そうですよね。

コストを考えると、どの外食店も、そんなことはとてもでき
ない。

そこでどうしたかと言えば、ご想像のとおり、このBHAと
いう物質を少しだけ加えて、油の酸化を防いでいたわけです。

そうでないと、とてもメニューをあれほど安くなどできません。

このBHAが禁止されれば、外食業界は大変なことになります。

そのため、「大きな力」が働いたのでしょう。

そしていま、このBHAは「大手を振って」、外食店などの
業務用油に使用されているというわけですね……(省略)。


(次回のこの欄に続く)


         ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。

 「この原料は、●●やジャガ、サツマイモ……などのデン
  プンですから、いかにも「天然由来」のように見えます」

   【選択語句→ トウモロコシ、ニンジン、長ネギ】

       ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせること
 になると思っています。

      答え→ トウモロコシ

【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】








___________________________

【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

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     ★「社会の裏側!」第5巻★

『映画「世界が食べられなくなる日」。原子力、「遺組み」
  (遺伝子組み換え)の現実!』

~20世紀に世界を激変させた“二つのテクノロジー”とは~

   第5巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2NeAsNO


    山田博士・著

★本書の概要

ある一つの映画があります。そのタイトルは、「世界が食べ
られなくなる日」(フランス人のジャン・ポール・ジョー
監督)。

この映画は、原子力と「遺組み」(遺伝子組み換え)の二つ
のテクノロジーの問題を描いたものなんですが、ぜひ、皆さ
んには観てほしい内容。

この映画監督が日本に来ている間、いろいろな取材を受けた
ようですが、その中で語っていることは、「20世紀に世界
を激変させたものに、二つのテクノロジーがありますが、そ
れは核エネルギーつまり原子力と、遺伝子組み換え技術なん
です」ということなんですね。

じつは、これらの二つの技術は、互いに密接につながってお
ります。

アメリカは、日本に落とした原爆製造につぎ込んだ技術者を
使って、「遺組み」の解析を始めたわけですから。……つま
り、原爆製造からヒトゲノムの解析へ、そして「遺組み」技
術へと進めてきたわけなんですね。

そして、これらの「遺組み」の技術が、いままさにすさまじ
い勢いで北米から南米に広がり、それがアフリカにまで植え
付けられようとしています。

しかも、それらは、アジア太平洋地域でもオーストラリア、
インド、フィリピンなどへも広がり、問題は世界的に深刻化
しつつあるわけですね。

そのため、この地球上では、このジョー監督がおっしゃるよ
うに、この二つのテクノロジーが、同時多発しているという
わけ。

とくに日本では、フクシマ(原子力)と、「遺組み」の二つ
分野でね。

これらの原子力と遺伝子組み換えという二つのテクノロジー
には、3つの共通点があります。それも述べています。
「遺組み」問題は、その安全について、緊急の問題だと言え
ますよね。

セラリーニ教授という人は、2009年に、ラット(ネズミ)
に対して、「遺組み」トウモロコシやラウンドアップ除草剤
などを組み合わせたエサを与えた実験をしていますが、企業
の方法とは異なり、なんとラットの寿命である「2年間」
という長期をかけておこなったものです。

その結果、しっかりと、このラットに腫瘍の発生と死亡率の
上昇が見られたと言います。

本書の中では、この映画の予告編を観ることができるように
なっています(まあ、リンクの開く間だけですので、切れて
いたらごめんなさい)。

日本人として、ぜひここに書かれた内容ぐらいは頭に入れて
ほしいなと思っております。

今後の「社会の裏側!」シリーズを、お楽しみに!


(詳しい概略や目次などは、「案内サイト」をどうぞ。「P
 DF版」でも提供できますが、なるべく電子本をお願い
します。ただ複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと
 割引きします)

   第5巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2NeAsNO





             ★★★
             ★★★
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(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。
 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)

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