短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページ(つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:3/14(木)◆植物油だけじゃなく、外食や中食で使われる食器にも、このBHAと似た物質が使われているんですよね

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【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

        ニッポン人の心と体を救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年03月14日(木)号
            No.3376

毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





  〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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           ▼本日の目次▼

  〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜


【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:830回:

    そして、今回、下記で述べますように、植物油だけ
    じゃなく、外食や中食で使われている食器にも、こ
    の「BHA」とよく似た物質が使われているんです
    ね。それは……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第8巻

   『いまや加工食品の甘味のほとんどは「異性化糖
    だ! 遺伝子組み換えコーンによるこの甘味料が日
    本人を壊している!』








___________________________

【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:830回
___________________________

    (この欄は、毎週「木曜」に連載)

(前回の記事は下記の同じ箇所をご覧下さい。その続きとな
 ります)
→ https://archives.mag2.com/0000141214/20190307050000000.html




★タイトル:

そして、今回、下記で述べますように、植物油だけじゃなく、
外食や中食で使われている食器にも、この「BHA」とよく
似た物質が使われているんですね。それは……




悲しいことでしょうが、極悪添加物である「BHA」につい
てのお話は……今回で、ソッと……終わります。

いかがでした?

もう、この「BHA」という名前だけは、覚えていただいた
でしょうね。

こんな名前、このメルマガ「暮しの赤信号」の読者でなけれ
ば、きっと一生、親しめないことだと思いますよ(笑)。

とくに外食や中食(なかしょく)などの業務用として広く使
われている「植物油」……とくにパーム油……に、これが添
加されていたことに、多くのかたはショックじゃないでしょ
うか。

いや、業務用の植物油だけに、この「BHA」が使われてい
る……と言ったほうが正しいかもしれません。
ほかの食べものへの添加は、ほぼ禁止されていますからね。

             ★★★

だって、いったんは、体に与える影響を考慮して、使用禁止
寸前にまで言った極悪添加物なのです。

だから、本当は、いまもこの植物油に使われていること自体、
ぼくは驚きです。

でも、こんな大事なこと、もちろん学校でも教わりませんし、
社会でも誰からも知らされることはありません。

外食店の席に座って立派なメニュをいくら眺めてみても、ま
さか「この料理はちょっとお気を付け下さい。BHA入りの
メニュですので……」なんて書かれているわけでもありませ
んしね(笑)。

でも、もしそうなら面白い。

そして、質のあまり良くないパーム油には、この「BHA」
どころか例の●●が多量に含まれているわけでしたね(●●
は、下記の設問をご覧下さい)。

             ★★★

そのため、先日にも述べましたように、ニューヨーク市が、
外食店に対して大幅に規制をしました。

でも、この日本では、そんな話、どこでも聞いたことがあり
ません。
聞いたこと、あります?

きっと、こんなトランス脂肪酸を体に入れても、日本人の体
は、アメリカ人よりずっと強靱(きょうじん)なのでしょう
ね(笑)。

もし、日本人がアメリカ人より脂(あぶら)ものの量の摂取
が少ないと言っても、最近の若い人など、その量は凄まじい
ものがあります。

なにしろ、一日中、脂ものばかり。
外で外食をするとなると、まず揚げ物などばかり選んでいま
す。

若い女性なども、凄い脂を頬張っていますし……(笑)。

でもそういう人に限って、「私って、ふふふ、自然派主義な
のよね」……なんてほざいていらっしゃる(笑)。

             ★★★

まあ、いいでしょう。

ただ、とくに外食の植物油には、こうした「BHA」やトラ
ンス脂肪酸がたっぷり含まれていることだけ、今回、改めて
頭に入れておいて下さい。

そして、今回、下記で述べますように、植物油だけじゃなく、
外食や中食で使われている食器にも、この「BHA」とよく
似た弊害があるのだということも、お知り下さい。

こういうことは、もうかなり以前、ぼくは自分で発行してい
た小冊子で詳しく述べたのです。
各地を取材してね。

でも、当時から今日まで、まったく変化していません。

まあ、先述しましたように、あるカップめんの製造メーカー
は、良心の呵責(かしゃく)にさいなまれたのか、途中でこ
の容器を「紙容器に変更」しました。

まあ、ほんのちょっと、ぼくの叫びが、彼らに届いたのかも
しれませんね。

いずれにしても、食品の容器にまで、これと似たものが使わ
れているなんて、もうショックです。

ささささ、それでは、下記をちょっとご覧下さい。


             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。




BHAとよく似ている「BHT(ブチルヒドロキシトルエ
ン)」については、紙幅の関係で、ここで詳しく述べること
はしません。

でもじつは、これもBHAと同じく、問題物質の一つなんで
す。
まあ、親戚のような物質です。

これは、プラスチック容器などにいまも広く使われているん
ですね。

たとえば……。

そう、たとえば、カップめんの容器などに使われているスチ
レン。

いまは、メーカーもこのスチレン容器を使えばきっと消費者
からクレームがくるだろうと分かり、隠れてこっそりと紙容
器に切り替えたりしていますが……(笑)。

             ★★★

もしそうなら、いままで長年、カップめん容器にそのスチレ
ンを使ってきたその「落とし前」は、どうつけてくれるの
……なんて、意地悪なぼくは叫びたくなります。

でも、メーカーたちは、そんなこといっこうに平気。

きっと彼らのホッペは分厚くて、ペンチで思いっきりつねら
れても、痛くもなんともないのでしょうね。

いままで、そのスチレンによって、多くの国民の健康を壊し
てきたのですから、その「お詫(わ)び」ぐらいは、大々的
にすべきだとぼくは思っているのですがね。

それどころか、「ウチの会社では環境をいつも考えていまし
て、今回、ほらこのように、スチレンだったものを紙容器
に変更しました。どうです、立派でしょ。だからいままで以
上にどうぞご愛顧(あいこ)を……だなんて、もう。

もう、ぼくなど開いた口がふさがりません。

なんともねえ……。

             ★★★

知らぬは消費者だけなのですが、これだけ「お馬鹿」にされ
ても、気が付かない人は気づきません。

温和(おとな)しい国民をいいことに、食品メーカーたちは、
したい放題なんですね。

だって、よほどの強毒な物質でない限り、それを体に入れて
も、その場で倒れることはありませんから。

だから、消費者たちは誰も気づかない。

そのため、企業たちは平気で、今日も明日も同じ行為を続け
るわけなんですね。

なんとも、卑怯(ひきょう)なこと。

             ★★★

たとえば、カップめん容器などに使われているスチレン(ス
チロールのことです)には、これを加工するときに熱分解を
避けるためにこの「BHT」が安定剤として使われています。

とくにこれは、脂肪はよく溶けるため、ぼくはいま心配して
いる物質の一つなんです。

これの「モノマー」などは、「環ホル」(環境ホルモン)の心
配も叫ばれていますしね。

ちなみに、モノマーとは、「同じ種類の小さい分子が多数結
合して巨大な分子……高分子……となるときに、その小さい
分子のほうをモノマー(単量体)というんですね。

まあ、ザッと頭に……(笑)。

             ★★★

いずれにしても、今後、「環ホル」だということで、問題に
なること必至です。

さらに、「BHA」と「BHT」がいっしょになると、なん
と「20倍のBHAとして」体内に貯蔵されることも分かっ
ているんですね。

なんともまあ、こんなものが植物油に……とは。


(次回のこの欄に続く)


           ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らない。

 「そして、質のあまり良くないパーム油には、この『BHA』
  どころか例の●●が多量に含まれているわけでしたね」

  【選択語句→ トランクス、トランス脂肪酸、トランプ】

        ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせること
 になると思っています。

        答え→ トランス脂肪酸

【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】








___________________________

【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

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       ★「社会の裏側!」第8巻★

  『いまや加工食品の甘味のほとんどは「異性化糖
   だ! 遺伝子組み換えコーンによるこの甘味料が日
   本人を壊している!』

~血糖値を急激に上げて糖尿病リスクを高める怖さとは~

   第8巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2TA4guA

    山田博士・著


★本書の概要


多くのかたがご想像していることとは大きく異なり、加工食品など
の甘味は、もうかつての砂糖じゃありません。

いつの間にか、もっと安価な「糖類」が使わるようになっているん
ですね。ご存じでしたか。とくに加工された飲食品などは、もうこ
れ、定番になっています。

その甘味料とは、たとえば果糖ブドウ糖液糖と言われる「異性化糖
のことなのですが、これがいまは、加工食品のほとんどに使われる
ようになりました。

この「異性化糖」とは、ブドウ糖と果糖を主成分とする液状糖のこ
となんですね。

その原料はトウモロコシやジャガイモ、あるいはサツマイモなどの
デンプンなんです。いかにも自然っぽくて(笑)、しかも砂糖よりも
甘みが口中に残りにくく、アイスクリームなどの低温下で甘味度を
増すというシロモノ。

だけど、この「異性化糖」は砂糖とは大きく異なっているんですね。

それは……つまり、血糖値を「急激に」上げてしまうわけ。砂糖も
もちろん大問題ですが、それでも体内に入ると、ブドウ糖と果糖に
分かれてから吸収します。

でも、この「異性化糖」は当初からもう分かれていますため、それ
こそ、即、吸収、吸収、吸収……。

それに、このAGEsは活性酸素を作りますので、さらに糖尿病の
合併症を引き起こす可能性があることになりますよね。

なんとも困ったモンです。

しかも、これらは、なんと遺伝子組み換えを使った原料を使ってい
るとは……。こうして日本人が壊されている現状を見るのは辛いも
のがあります。

ぜひ本書でそのあたりをお知り下さい。


 (詳しい概略や目次などは、「案内サイト」をどうぞ。「P
  DF版」でも提供できますが、なるべく電子本をお願い
  します。ただ複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと
  割引きをします)

   第8巻の「案内サイト」→ https://bit.ly/2TA4guA





             ★★★
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(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。
 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)

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2.山田の作品が、「公開価格よりかなりの割安」で、何度
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