短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:8/2(金)◆今夏の「お盆休み」について。下記の期間は休刊です。ぼくも人並みに故郷へ戻ります。皆さんもお元気で

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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年08月02日(金)号

            No.3495

毎朝、早朝5時、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





       ★今夏の「お盆休み」について★

~8/9(金)から8/17(土)まで、お休みします~

     人並みに、故郷に戻ります。
     そのため、上記の期間、メルマガを休刊いたし
     ます。

     今年の日本列島にも、突然、酷暑が届きました。
お体には、皆さん十分、ご留意下さい。

     皆さんとお会いできないのは、本当に悲しいで
     すが、お盆が明けてから、また笑顔で、ここで
     お会いしましょう。

     8/19(月)号から、また配信する予定です。

     ご機嫌よう!
                     (山田)





 〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
    お役立て下さい。





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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  んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
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           ▼本日の目次▼


【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:850回:

     悲しいかな、ぼくたちは、他者を殺し、他者を食
     べ、そして生きる。そのような存在なんですね。
     あなたがどれだけ優しそうな顔をしていても、ど
     れだけ他人思いでも、例外はありません。それな
     のに……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第28巻

   『田中正造「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさ
   ず、村を破らず、人を殺さざるべし!」』








___________________________

【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:850回
___________________________

      この欄は、毎週「金曜」に連載。
   前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。



★タイトル:

悲しいかな、ぼくたちは、他者を殺し、他者を食べ、そして
生きる。そのような存在なんですね。あなたがどれだけ優し
そうな顔をしていても、どれだけ他人思いでも、例外はあり
ません。それなのに……




前回では、いつもぼくが利用しているファミレスで、女性店
員さんとお話ししている光景を述べました。

覚えていらっしゃいますよね。

ぼくは、彼女にこんなことを言っていました。

「ねえ、季節は変わるのに、いつもこのメニュの内容は同じ
なんだねえ。たまには少しぐらい変更してみたらどうなの…
…」

それに対しての返事は、

「そうなんですよお。
私たちもいつも同じメニュなので飽きているんです。

いつも店長に話してはいるんですけど、本部が動かないから
ダメみたいなんですよ。
だから、私たちも、あまり面白くないんですう」

……ということでしたね(笑)。

             ★★★

そしてぼくは、「そっか。やはり店で働く店員さんたちさえ、
同じメニュでは飽きてくるんだなあ」

なんて思ったのですが、でも、店員さんたちさえ飽きるよう
なメニュを客たちに食べさせる。

そして、そのようなメニュについて、どの客も「おかしい」
と思わないのがおかしい……と、思ったものでした。

食事を提供するほうが、毎回同じもので飽きるようなものを、
オカネを払って食べる客たち。

いったい、客たちの明日の体はどうなるんだろう……と。

             ★★★

まあ、そんなことを思いながら、店の隅(すみ)っこで、安
いものだけをチビリチビリ飲むだけで高価なものは一切(い
っさい)注文せず、まったく平然な顔をしながら、せっせと
原稿書きをしている厚顔(こうがん)な「山田クン」の姿が、
あります(笑)。

でも、前回で述べましたように、そのメニュは、店員さんた
ちさえ飽きるほど、1年中、●●(●●は、下記の設問をご覧
下さい)。

窓の外の紅葉が、ため息が出るほど美しい季節でも、真っ白
な吹雪が左右に舞う一日でも、台風で大粒の雨がガラス窓を
何度もコンコンと叩いてくれている時間でも、メニュの中身
は、いつも同じ。

そりゃあ、店員さんならずとも、飽きますよね(笑)。

やはり、ぼくたちは旬(しゅん)のものを食べたい。

             ★★★

つまり、その時々の「季節に生きる食べもの」を食べたいわ
けですね。

これは、動物たちの本能でしょう。

そう、旬のものを食べたい。

そして、ぼくたちは動物なのですから、食べるものは、決ま
っているわけです。

もしそうでなければ、ほら鏡を見て下さい。
そこには「ロボット」の姿が映っている……(笑)。

でも人間どもはと言えば、メニュが豪華で美しければいい。
値段が高くて、なんとなく「幸せにしてくれそうなもの」が
いい(笑)。

             ★★★

人間以外の誰が、そんなメニュを選びますか。

ぼくたちは、動物なんです。

動物の「定義」は、何かと言えば……。

まままま、下記の本文をどうぞ、ごゆっくりご覧下さい。


             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
       〜さらに、加筆しています〜




でもぼくたち動物は、植物のように光合成(こうごうせい)
で生きるわけにはいかない。

動物を定義すれば、悲しいかな、「他者のいのちを食べて生
きる生物」のことなんです。

再度、言います。

悲しいかな、ぼくたちは、他者を殺し、他者を食べ、そして
生きる。
そのような存在なんですね。

あなたがどれだけ優しそうな顔をしていても、どれだけ他人
やほかの動物を思っていても、ダメ。
他者を殺さなくては、今日を生きられないわけです。

悲しいことですよね。

             ★★★

いつも食べている野菜も魚も肉も、みな他者のいのち。

彼らが嫌がり逃げるのを追いかけて捕まえて、そして無理矢
理殺し、料理をして美味しそうな顔をして食べているわけで
すね。

これは厳然たる事実です。

そして、彼らから、今日を生きるエネルギーをいただいてい
るわけです。

先述しましたが、あなたがいかに心優しい人であっても、他
者のいのち、つまり植物や動物などのほかのいのちを必ず食
べて生きているわけですね。

逆に言えば、それらを食べていなければ、あなたは「人間じ
ゃない」。

             ★★★

ロボットたちは、他者を食べなくても生きることができます。

もし他者を殺したり食べたりするのがイヤなかたは、どうぞ、
今日からロボットにおなり下さい。

その代わり、今度は、他者を愛したり、笑ったり泣いたり、
感動したりすることができなくなります。

さあ、人間かロボットか、どちらがいい?(笑)

だから、言い換えると、ふだん工場で合成されたものばかり
を食べていれば、もう人間とは言えないわけです。

だって、それらは「他者のいのち」じゃないわけですから。
冷たい化学合成品に過ぎないわけですから。

             ★★★

なお、繰り返しますが、だけど、他者のいのちを食べれば
「それでいい」というような単純なものじゃありません。

ぼくたちが食べなくてはならないそれらの「いのち」とは、
自分の生まれ育った場所で穫(と)れたものでなくてはなら
ない。

それなのに、ぼくたちの周囲の野菜などの食糧は、いつの間
にか、ほとんどが外国産となってしまいました。

たとえば、外食や総菜店などに並ぶ野菜の多くは、冷凍野菜
なのですが、それらは中国産が多くを占めているのが現状。

まったく嘆かわしいことです。

そして……。

(次回のこの欄に続く)


           ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らな
    い。

 「でも、前回で述べましたように、そのメニュは、店員さ
  んたちさえ飽きるほど、1年中、●●」


  【選択語句→ まったく異なっている、ほぼ同じ、面白い】

        ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせること
 になると思っています。

            答え→ ほぼ同じ

【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】








___________________________

【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

         1冊→ 585円
___________________________



        ★「社会の裏側!」第28巻★

 『田中正造「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、
      村を破らず、人を殺さざるべし!」』

 ~明治政府にこう迫った彼。いま「真の大人」はどこへ消え
            たのか~

   第28巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2JayOgn

    山田博士・著


★本書の概要

いまは、中国やインドなどの公害をぼくたちは強く非難していますが、
何のことはない、歴史ではつい先日に、日本もそれ以上の行動をし
ていました。

たとえば、足尾銅山

この足尾銅山は、1884年(明治17年)に愛媛県の住友別子
(べっし)銅山を抜いてからは、全国一の銅山となったほど歴史が長
い銅山なんですが、当時の富国強兵政策で生産力を高めた結果、な
んとも「悲惨な大事件」を引き起こしてしまったのでしたね。

煙害はもとより、精錬用の薪炭材(しんたんざい。まきやすみのこと)
の乱伐(らんばつ)などで、栃木の山林を大量に荒廃させたのでした。

それはそれは、すさまじい光景でした。
そして、それを原因とする大洪水が頻発(ひんぱつ)したのです。

その結果、どうなると思います?

そう、大量の廃石や鉱滓(こうさい)、そして有毒重金属などを含む
酸性廃水が垂れ流されたわけですね。

それにともなって、1885年(明治18年)ごろから、鮎(あゆ)
の大量死や鮭(さけ)の漁獲量の激減が起こりました。

当地の渡良瀬川(わたらせがわ)の漁業被害が顕在化して、流域の
広大な農地と農作物に「鉱毒被害」が発生しました。

ところが当時の農民たちは「真の大人」だったのです。

そうした中、この田中正造爺さんは、被害の拡大を止めるため、こ
足尾銅山の操業停止を訴えて、被害地の村民を組織化したり、当
時の帝国議会での追及とともに請願運動を行う活動を始めたわけで
すね。凄いものでしょ。

なにしろ、「当時の明治政府の時代」のことです。

こんなこと、あなた、できますか。
彼は17歳のときに名主を継ぐのですが、27歳の時に領主のきび
しい封建的政策に反抗して改革を試みます。

そのため、10カ月ほど投獄までされているんですね。

その田中正造爺さんが、日記に綴(つづ)った言葉があります。

「貧乏人の願いは見ない。少数勢力の意見や正直な忠告も聞かない。
こんな政治上の[病気]で苦しむ人々が多い……」

「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺
さざるべし……」。

これらの行動から、ぼくたちが学ぶこととは、いったい何なのでし
ょうか……。

いままでに発刊したほかの「社会の裏側!」シリーズも、どうぞお
楽しみ下さい。楽しい文体が人気のようですよ。お楽しみに!


 (詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF版」
  でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。ただ
  複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きをします)

   第28巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2JayOgn





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(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。
 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)

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       発行/山田博士いのち研究所

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ます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が今後も皆
さんのために活動したいため、ぜひその点、よろしくお願い
します。本日も、お読み下さり、ありがとうございました。