短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:8/20(火)◆キシリトール・ガムで、本当に歯が守れるのだろうか。ロッテ社の暗躍に見る実態とは!

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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年08月20日(火)号
            No.3502

毎朝、早朝5時に、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜だけは休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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             ▼目次▼

【1】山田の電子本「社会の裏側!」の本邦初原稿。後日、
   概略などを付け、電子本として公開する予定です:

(毎週「月曜日」を、どうぞお楽しみに!。今回だけ火曜日です)

   『キシリトール・ガムで、本当に歯が守れるのだろう
    か。ロッテ社の暗躍に見る実態とは!』


【2】あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集!ぜひどうぞ(昨日の月曜日にご案内しました
   が、まだご覧になっていないかたのために、再度お
   載せします):

    8/18(日)に発刊したばかりで、出来たての
    ホヤホヤの「新刊」です!

   ◆「社会の裏側!」113

     ある一官僚が走らせた、食文化破壊の「キッチン
     カー」なる存在を、ご存じでしたか?








___________________________

【1】
    ▼山田の電子本「社会の裏側!」本邦初原稿▼

 (毎週「月曜日の早朝5時」を楽しみにしていて下さい)

後日、概略などを付けて、電子本として公開する予定ですが、
読者のかただけには、いち早く、こうしてご案内しています。
___________________________



  【タイトル】
           ↓ ↓ ↓

===========================

  キシリトール・ガムで、本当に歯が守れるのだろうか。
       ロッテ社の暗躍に見る実態とは!

~なんと、「日本学校保健会」監修の宣伝ポスターの制作
 費用は、同社が出していました。この韓国企業が、日本
 人を壊している現実を知ってほしいなと思います~

===========================


           【目次】


★(第1章)

それより、この「キシリトールXYLITOL)」の存在を、ち
ょっと考えてみたいなと思っています。いまや、コンビニに
入ると、一番目立つ棚に、この「キシリトール・ガム」がず
らりと並んでいます。このガムの成分とは何なのか……

★(第2章)

そう、まさしく「添加物の塊(かたまり)」が、いまのガム
なんですね。アメリカ合衆国で、1848年、ジョン・カー
ティスが、「パラフィンガム」を発売したのが、いまのガム
の最初です。ガムの成分をちょっと見てみましょうか……

★(第3章)

虫歯予防と言えば「キシリトール」……と言われるほどです
が、本当なのでしょうか。じつは、1991~2014年の間に出
された「キシリトールの虫歯予防効果」に関して、全部の研
究結果の根拠の質が低い、という評価が下されています……

★(第4章)

いままで、「健康的だとされてきた」この人工甘味料。とこ
ろが、実際には、糖尿病のリスクを高めている可能性がある
んだとする衝撃的な研究論文が、2014年の9月17日に、
科学誌「ネイチャー(Nature)」で発表されました……


              ★
              ★
              ★



★(第1章)

それより、この「キシリトールXYLITOL)」の存在を、ち
ょっと考えてみたいなと思っています。いまや、コンビニに
入ると、一番目立つ棚に、この「キシリトール・ガム」がず
らりと並んでいます。このガムの成分とは何なのか……



本当のことを言いますと、ぼくはガムなど噛(か)んだこと
もないのです。

だから本当は、「キシリトール」のこの部分が危ないとか、
人工甘味料全般がダイエットどころか糖尿病の原因にさ
えなっているんだとか……ナントカカントカの話など、
どうでもいいんです(す、すみません!)。

でも、愛する多くの日本人のために、いつものように差し出
がましく、大きな口を出すことにしました(笑)。

ぼくは昔から、何かの実態を知ってしまうと、黙ってはおれ
ないタチなんですね。
そのままにしておくことができません。

まあ、そのため、いつもソンばかりしてきましたけど。

でもいいじゃありませんか。

人生短し、恋せよ乙女(おとめ)……、ん? ちょっとばか
し違ったかな。

ただ、あのガムをクチャクチャと噛んでいる光景は、あまり
好きじゃありません。

何と言ったらいいのか、人間が軽いというのか、周囲の人た
ちの存在など、頭のどこにもないと言ったらいいのか。

まあ、でも、そんなことはどうでもいいんです。

それより、この「キシリトールXYLITOL)」の存在を、ち
ょっと考えてみたいなと思っています。

いまや、コンビニに入ると、一番目立つ棚に、この「キシリト
ール・ガム」がずらりと並んでいます。

いったい、このガムの成分とは何なのか。

そして、この「キシリトール」とはいったい、どういう物質
なのか。

ぜひ、立ち止まって眺めてみたい。

しかも、虫歯にいいものなんだという大義名分で、何も知ら
ない子どもや若者たちが、今日も、こんなものを口にする。

そして、学校の廊下などに大きく張り出されている「キシリ
トール」の宣伝ポスター。

これは「日本学校保健会」という公益財団法人が監修してい
るようですが、なんと、この宣伝ポスターの制作費用は、ロ
ッテ社が出しているわけですね。

そんな事実、ご存じでしたか。

見えないところで、こうした●●にまで手を掛けて、日本の
子どもたちの健康破壊を狙(ねら)っているわけです(●●
は、下記の設問をご覧下さい)。

これでは、戦争もせずに、日本は滅びることになりませんか。

それより何より、こうした陰でコソコソする卑怯(ひきょう)
な手段が、ぼくは好きではありません。

お口の恋人ロッテ……なんて言っておりますが……(笑)。



★(第2章)

そう、まさしく「添加物の塊(かたまり)」が、いまのガム
なんですね。アメリカ合衆国で、1848年、ジョン・カー
ティスが、「パラフィンガム」を発売したのが、いまのガム
の最初です。ガムの成分をちょっと見てみましょうか……



ロッテ社の、ガムについて記載されたホームページには、大
きく「日本歯科医師会推薦」……と書かれています。

いかにも、この「キシリトール・ガム」が、全員の歯医者さ
んも薦(すす)めていますよ……というようなレイアウトで
すが、はたして、それぞれの歯医者さんが、こんなものを薦
めていらっしゃるのかどうか。

あくまでも政治的なものじゃないのでしょうか。

まあ、この歯科医の「政治団体」は、政治家に手を回してまで、
過去、さまざまなことがありましたしね(笑)。
覚えていらっしゃいますか。

ところで、このガムという「食べもの」は、いったい、いつ
ごろから世の中に存在しているのでしょう。

なにしろ、コンビニ店の一番目に付く場所に置いてある売れ
筋商品の一つであるガム。

そのため、大昔から、人類にはそれなりに必要だったのかも
しれませんね。

でも、当初のガムと、現在のガムは、まったくその成分が異
なっているのも事実。

つまり……。

ガムの起源は、メキシコのマヤ文明まで溯(さかのぼ)ると
言われております。

紀元前3000年ぐらいから16世紀ごろまでのこの当時のマヤ
の人たちは、天然樹脂のガムを噛んでいたのでしょう。

そして、もちろん当時のガムには、「甘味」など無いはずで
す。

当時のマヤの人たちも、さまざまな自然の脅威(きょうい)
の中で、きっと口寂しかったのかもしれませんね(笑)。

「おい、何か、気を紛(まぎ)らわすために、口を動かすも
ん、あらへんかあ。どこか、探してみ」

なんて、周囲を探していたのでしょうね(ま、関西弁じゃな
いとは思いますが)。

きっと、毎日が緊張の連続で、何かしら、気を紛らわすもの
が欲しかったのでしょう。

その気持ちは、ぼくにもよく分かります。

誰だって、ずっと緊張状態が続けば、倒れます。

人間、どんなことも、まっすぐには進みません。
涙あり、喜びあり……そういう中で、口が寂しくなる気持ち
は、ぼくにもよく分かります。

しかも先述したように、そのガムの成分は、天然樹脂ですか
ら、いまとは異なり、体に与える影響はそれほどなかったは
ず。

ところが、そうしたガムが人類の間に広がるにつけ、中南米
や東南アジアの熱帯雨林が大量に伐採(ばっさい)されてし
まうわけですね。

つまり、ガムベースの主原料として、当時、南米産のアカテ
ツ科の樹木である「サポジラ」などから採れる樹液が使われ
ていました。

そして、それを煮て作った、天然樹脂の「チクル」というも
のが、主に用いられていたんですね。

でも、その「チクル」が高騰してしまいます。

商人というのは、どこの国でも、いつの時代でも同じなんで
すが、不足した部分に目を付けるわけですね(笑)。

そこに何か、「儲けるカギ」があるのではないかと。

そして目をつけたのが、値段の安い、「酢酸(さくさん)ビ
ニル樹脂」というプラスチック原料だったのです。

これを使ったガムを作ろうとなりました。

でもこれ、何のことはない、いまで言う、日曜大工の接着剤
や塗料の材質なのじゃありませんか(笑)。

違いますか。

この酢酸ビニル樹脂を作るには、石油を精製して、さらにナ
フサを分解精製しエチレンを作ります。

そして、そのエチレンを酸素と酢酸に反応させて繋(つな)
ぎ合せることで、酢酸ビニルが完成するわけですね。

でも、甘味が無くては売れません。

そのため、人工的に甘味を付けたり、味を付けたりしてさま
ざまな「添加物を混ぜたもの」が、現在コンビニなどの棚に
並んでいるガムなのです。

そう、まさしく「添加物の塊(かたまり)」が、いまのガム
なんですね。

けっして昔のそれと同一ではないんです。

アメリカ合衆国で、1848年、ジョン・カーティスが、「パ
ラフィンガム」を発売したのが、いまのガムの最初です。

「日本チューインガム協会」は、1994年に、6月1日を
「ガムの日・チューインガムの日」と設定しています。

でもこれは、日本の平安時代に、餅(もち)などの固いものを
食べて、健康と長寿を祈る「歯固め」の風習があったことから、
来ております。

けっして平安時代の先祖サンたちが、ガムを食べていたわけ
じゃありません。

あくまでも餅などの「固い食べもの」を食べていたようです
よ(笑)。

いやあ、日本の先祖サンは、健康的で、ぼくのように本当に
ご立派(?)。

ところで、いまのガムの成分をちょっと見てみましょうか。
キシリトールどころの騒ぎじゃないんですね。

ガムの主原料である、この「酢酸ビニル」。

これは、厚生労働省でも、長期的な摂取によって、発ガンの
可能性があることをめていますし、国際機関などでも正式
に発表されているほどの物質です。

1912年にドイツで開発された無色透明で、水に溶けない、無
味無臭の樹脂なんですね。

業界が言うように、いくら「食品衛生法の厳しい規格基準」
にもとづいて製造されていると言えども、このような食べも
のでもない物質を口にするのはイヤです。

こんなものを、口の中でクチャクチャする人は、よほど、自
分で「自分を痛めつけたい」のかもしれませんね。

まあ、ご自分の体ですし、ぼくは何も言いませんが……(笑)。

ところで、先述しましたように、当初は、この「ガム」には
甘味などありませんでした。
そこへ甘味を加えたため、急速に広がったわけですね。

その甘味というのが……。

さまざまなものが使われ、さまざまな問題が、現在、起こっ
ています。

いくつか取り上げてみますが、その一つが、今回のタイトル
にもあります「キシリトール」。

さて、どういうものかと言いますと……。



★(第3章)

虫歯予防と言えば「キシリトール」……と言われるほどです
が、本当なのでしょうか。じつは、1991~2014年の間に出
された「キシリトールの虫歯予防効果」に関して、全部の研
究結果の根拠の質が低い、という評価が下されています……



ちょっと、近くにガムがあれば、そこに記載された表示をご
覧下さい。

いやあ、なんとも多くの物質が使われていることか。

とくにいま述べたように、甘味料は凄い。

一つ目として、まず、「マルチトール」。

これ、還元麦芽糖とも言われていますが、麦芽糖(マルトー
ス)を還元して製造したものです。

砂糖と似た甘味なんですが、カロリーは砂糖の半分。

しかも、虫歯になりにくいと言われているのですが、ただ、
これはお腹が少々緩(ゆる)くなるという副作用があるんで
すね。

それに、麦芽糖は、トウモロコシやジャガイモのデンプンか
ら作られます。

ということは、アメリカ産の「遺組み」(遺伝子組み換え)
作物が使われる場合がほとんどのため……その影響が、ちと
……いや、だいぶ、心配ですよね。

そして二つ目……(省略)。





             ★★★
             ★★★
             ★★★

(「短縮版」のメルマガでは、このあたりを省略しています。
 でも少しでも皆さんにお役に立てば嬉しく思います)

             ★★★
             ★★★
             ★★★





そして、自分の味覚に、本当の甘味を覚えさせる。

それこそが、こうした「キシリトール」などの人工甘味料
防ぐ一番の方策と言えるでしょうね。
自然と、人工甘味料の甘味を避けるようになりますから。

でも、タイトルにも述べましたように、「日本学校保健会」
監修の「キシリトール」宣伝ポスターの制作費用を、韓国企
業のロッテ社が出していたなんて、日本の子どもたちの将来
を、役人たちは、いったいどう思っているのでしょうね。

これが、「公益財団法人」というのだから、笑えます。

と同時に、なんとも悲しい現実です。

さあ、今後は、どこそかの企業のような「お口の恋人ナント
カ」じゃなく、「人生の恋人山田博士」で、社会を乗り切っ
て下さい。

え? ちょっと違うって?

ハハハ……。それじゃまた次回ね。ご機嫌よう。(山田博士




           ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らな
    い。

 「見えないところで、こうした●●にまで手を掛けて、日
  本の子どもたちの健康破壊を狙(ねら)っているわけで
  す」

  【選択語句→ 異邦人、学校法人、公益財団法人】

 
            ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。その繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになる
 と思っています。
         答え→ 公益財団法人


★★「短縮版」読者のかたで、その日だけの「完全版」をご
  希望のかたは、下記からお申し込み下さい(1回分500
  円)。ただし、頻繁な場合は、人手の関係でお送りでき
  ないこともありますので、その点は、ご了承下さい。
      → https://ws.formzu.net/fgen/S75876861/








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【2】
   あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集! ぜひどうぞ。

 ~昨日の月曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
    いないかたのために、再度お載せしました~

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       ◆「社会の裏側!」113

  ある一官僚が走らせた、食文化破壊の「キッチンカー」
  なる存在を、ご存じでしたか?

  ~彼こそが、日本人から米文化を離れさせ、パン食に転
   じさせた張本人でしたが、その背景と、パン食の怖さ
   とは~
        The social backside113
(電子版もPDF版も、585円)

          山田博士・著


★概要


今回は、ぼくたち日本人が、なぜ長い間続けてきた「伝統食」を、
外国人も驚くほどあっさりと捨て去ることができたのか。

そして、先祖たちが持っていたあの強靱な体と比べて、いまのよう
な「軟弱な日本人の体」に変化させた大きな原因を、ぜひ知ってほ
しいなと思っています。

しかも、これほど、自国の食文化を完全に破壊してしまった国民は
ほかにはいないのだ……ということも、少し述べてみようと思って
おります。

そのためには、「1945年の敗戦当時」。

このころに、ちょっと思いを馳(は)せなければならないでしょうね。

その当時の現実を知れば、いまのようなファストフード蔓延の社会
の意味がすぐに分かるようになります。

             ★★★

先の大戦で、アメリカ軍の長距離大型爆撃機「B29」によって日
本本土は、完全に廃墟となっていました。

日本のどの地方都市へ行っても、爆撃の跡があります。

ちなみに、ご存じないかたもいらっしゃるかもしれませんが、この
「B29」とは、「日本攻撃を目的だけに作られた」アメリカのボ
ーイング社が開発した最新鋭の大型爆撃機のこと。

愛称はスーパーフォートレスと言いました。

つまり、超空の要塞(ようさい)とでも言うわけでしょうか。

そして、軍人相手じゃなく、一般の子どもや女性たちが平和に住ん
でいる広島と長崎の町に、原爆まで投下したわけですね。

ただ、欧州戦線には、この「B29」は使用されていません。

ドイツへの空爆は、地理的な条件で、航続距離の短い旧機の「B1
7」で十分だったようです。

周辺が海に面している日本本土の攻撃を行うため、わざわざ航続距
離の長いこの「B29」が、開発されたようですね。

             ★★★

そして、日本本土は廃墟となり、農業は完全にストップしたわけです。
つまり、日本人の食糧が無くなったわけですね。

とくに未来を担う子どもたちに、何を食べさせればいいのか。

大人たちは、大いに悩み、苦しんだと思います。

大戦時、アメリカを除く世界中で、食糧が不足していました。

欧州もアジアも、戦争で、食糧どころではなかったわけですね。

でもアメリカは、、第二次世界大戦中、ほとんど本土攻撃を受ける
こともありませんでしたので、戦争中も、国内の農業は安定して成
長を続けることができたわけですね。

余談ですが、戦争中も、アメリカ国内ではジャズなどの演奏が行わ
れていて、録音もしているんですね!

その余裕を……あとで知って、驚いたものです。

日本では、全員が「鬼畜米英」で、ハチマキ状態だったのに……。

             ★★★

ところが、1945年に戦争が終わった。

すると、状況が一転するわけですね。

アジアでは、戦いが終わったことによって、兵士たちの食糧も必要
がなくなりました。

もちろん、欧州でも、農業が復興して、もうアメリカに頼らずとも
自国で食糧がまかなえるようにまで、回復してきたのです。

こうなると、アメリカは困ってしまいます(笑)。

それまではジャブジャブと資金を農業に投資し、大量の農産物を作
って輸出していたわけです。
それが突如、ストップする。

なんとかしなくてはならない。
そうでないと、アメリカの農民たちが生きて行けなくなります。

             ★★★

そこで、「MSA法」という法律を作り(のちに「PL480法案」と名
前を変えることになりますが)、欧州や日本などに、おいしい条件
で、食糧を提供することになるわけです。

日本でも、新たに法律まで作り、全国各地に、本書で述べている
「キッチンカー」を走らせるわけですね。

この存在こそが、いまの日本でのファストフード蔓延の社会を作っ
た元凶だったのです。

それを走らせたのが、アメリカをバックにしたある「一官僚」でした。
彼の名前は……。

まままま、詳しくは、ぜひ本書をご覧下さい。

そして、いま皆さんが「洗脳されている食べものについての考え」
を、ぜひ改めてほしい。

いまこそ、そうしてほしい。

本当の日本人を未来永劫に残すために……。

本書を読めば、「なるほどねえ……」と、きっと思われるはずです。

ささささ、どうぞ、頁をお繰(く)り下さい。



★目次


★(第1章)

戦争が終わって数年して生まれたぼくは、その歴史的転換期の、ま
さに渦中(かちゅう)で育ちました。そして、「コッペパンと脱脂
粉乳」を学校給食に使うために制定された二つの法律ができ、まさ
しく日本は伝統食破壊への道をまっしぐらに進んでいたのです……

★(第2章)

ところで、この「キッチンカー」の発案者は、厚生省(当時)栄養
課長の大磯氏という人物でした。一官僚のこの人物こそが、日本の
食文化を破壊した張本人だと、ぼくはいまも思っています……

★(第3章)

「おい、日本よ、お前のところに優先して小麦などを援助するから
さあ、同時に、軍備をそれとなく強くしてくれよな。俺の顔を立て
てくれよ、頼むからさあ」……というわけですね。その後、この「MS
A法」は「PL480法案」と名前を変えましたが……

★(第4章)

街にある「焼きたてパン屋」さんの多くは、その生地(きじ)は遠
い場所の工場で添加物を入れて製造したものです。店では「ただ焼
いているだけ」なんですね。パンには、塩、砂糖、バター、マーガ
リン、臭素酸カリウム、色素、香料、トランス型脂肪酸、そしてグ
ルテンの問題など、添加物まみれですが、米だと……

★「社会の裏側!」シリーズの既刊本案内



___________________________

       ★ご覧になりたいかたは★
___________________________



■「短縮版」読者のかたは、下記の専用ブログから
  お求め下さい。
    113巻案内頁→ https://bit.ly/30eCH9E
   (「キッチンカー」の写真を載せました)


  できれば、電子書籍でご覧下さい。ただ、どうして
  もPDF版で……という場合は、当事務局まで、お知
  らせ下さい。メッセージ欄に、「短縮版」読者ですが、
  113巻を希望します……とご記入下さい。送金情報を
  お送りします
  事務局→ https://bit.ly/2DjSStg


■「完全版」読者のかたは、下記から連絡して下さい。
  メッセージ欄に、「完全版」読者ですが、113巻を希
  望します……とご記入下さい。「完全版」読者のかた
  にはプレゼントします。
  ただし、8/22(木)終日までとさせて下さい。
    事務局→ https://bit.ly/2DjSStg





             ★★★
             ★★★
             ★★★


(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。
 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)

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       発行/山田博士いのち研究所

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★本誌のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法に触れ
ます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が今後も皆
さんのために活動したいため、ぜひその点、よろしくお願い
します。本日も、お読み下さり、ありがとうございました。