短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:10/25(金)◆昔、ぼくが共同購入をしていたとき。その中に、大商社に勤めるダンナの奥さんもいました。彼らは…


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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年10月25日(金)号

            No.3559

毎朝、早朝5時、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。

 

 

 〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
    お役立て下さい。

 

 

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。

 

 

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 (内容に即した写真を載せています。どうぞご覧下さい)

 

 

           ▼本日の目次▼


【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:860回:

     昔、ぼくが共同購入をしていたとき。その中に、
     大商社に勤めるダンナの奥さんもいました。彼ら
     はゆとりもあり、少しぐらい高価な農産物でも手
     に入れることは可能だったわけでしょう。でも、
     彼らが輸入する有機農産物とは……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第38巻

   『じつは「家族農業」が、日本の飢餓リスクを救う!』 

 

 

 


___________________________

【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:860回
___________________________

      この欄は、毎週「金曜」に連載。
   前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。

 

★タイトル:

昔、ぼくが共同購入をしていたとき。その中に、大商社に勤
めるダンナの奥さんもいました。彼らはゆとりもあり、少し
ぐらい高価な農産物でも手に入れることは可能だったわけで
しょう。でも、彼らが輸入する有機農産物とは……

 


ぼくが20代のころ。

東京・世田谷の、ある住宅地に少しの間だけ、住んでいたこ
とがあります。

そこでは、経済的にゆとりのある有閑(ゆうかん)マダムた
ちが集まって、無農薬野菜などの共同購入をしていたんです
ね。

当時はまだ、「有機」という名前さえ世の中には広まってい
なかったころです。

少しでも農薬の弊害の無いものを食べたい……という気持ち
から、そういう活動が広がっていたのでしょうね。

まだ、そういう野菜などの販売店も少なかった当時です。

まあ、ぼくだけは、財布がいつもピイピイでしたが、「仕事
も兼ねて」……参加していたのです。

社会の動きも知りたかったですしね。

             ★★★

その中に、大商社に勤めるダンナの奥さんもいました。

彼らはゆとりもあり、少しぐらい高価な農産物でも手に入れ
ることは可能だったわけでしょう。

もちろん、だから彼らがどうの……なんて、そんな短絡的な
ことは言いたくもありませんし、言いません。

彼らも人間だからです。

ただ、彼らも「仕事として」外国の農産物がどういうものな
のか、その安全性などについては、現場にいるだけによく知
っているはずなんですね。

そして、現在の日本の農産物の現状はどういうものなのか。
よく知っているはずです。

そういう中で、少しでも安全なものを食べたい。
こう考えるのは、自然でしょうね。

いつも言いますが、誰も農薬漬けの食べものなど食べたくな
いんです。

たとえ、仕事で、仕方なく大商社などで輸入農産物を扱って
いる人でさえ、少しでも有機農産物を食べたい。

             ★★★

ところで、最近、こうした「有機食品」が違反しているという
ことで、よく摘発(てきはつ)される事件が増えてきました。

まあ、「有機食品」の内容はいままでと変わらないのでしょう
が、最近は取り締まりが厳(きび)しくなったきただけかも
しれません。

つまり、過去、あなたが利用して来られた高価な「有機食品」
も、じつはそうでなかったのかもしれない……ということにな
りますよね(笑)。

ただ、一口に違反だと言っても、その内容にはじつにさまざ
まなものがあるんですね。

生産や流通、そして輸入段階での違反があります。

それに、なんと業者を検査する「有機登録認定機関」の違反
もあります。

あるいは、販売店(専門店やデパート、スーパーなど)の違
反もあります。

             ★★★

ぼくは、上記のうち一番の問題は、やはり登録認定をする「有
機登録認定機関」の違反じゃないかなと思っております。

違いますか。

だってぼくたちは、少々高くても、自分の体を守るために、
寂しい財布から(失礼!)、なけなしのお金を払うのじゃあ
りませんか。

それは、その有機食品が「本当だから」と信じているからです。
そうですよね。

それなのに、その認定機関がニセモノだったとしたら、まる
で悪代官が罪人を裁(さば)くようなもの。

その対策として、今後皆さんが「有機食品」を選ぶときには、
有機認定マーク」だけじゃなく、その下のあたりに書かれた
有機登録認定機関名」にもぜひ注意して下さい。

それらが過去に違反行為をしていれば、買うのは控えること。

ネットで検索すれば、すぐに分かります。

日本には現在、60数カ所の「有機登録認定機関」がありま
すしね。

             ★★★

それが信じられないとなると、いったい何を……。

ささささ、本日の本文はどうなりますか。

先日、皆さんに述べたことを改めて、述べています。

どうぞ、ご覧下さい。

 

             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
       〜さらに、加筆しています〜

 

    (下記は、前回で、少々述べたものです)


●「有機認定マーク」さえあれば安心だと考えていませんか?


認定機関の中でも、ぼくは、とくにアメリカの認識が、かな
りズレているように思っております。

というのは、「地力(ちりょく)」という言葉が、アメリカに
はないことも一つなのかもしれません。

アメリカのOCIAという「認定機関」やコーデックス委員
会の有機農産物認証基準のどこにも、その言葉がないのです。

そして彼らに言わせると、砂漠地帯や半乾燥地帯のほうが有
機栽培がしやすい。

             ★★★

なぜなら、虫も出てこないし、藁(わら)なども腐らず、そ
ういう場所のほうが有機栽培が楽(らく)だと。

笑えませんか。

腐食(ふしょく)ができないところで有機栽培ができますか。

そんなところには微生物もいないでしょうし、有機質の肥料
を撒(ま)いても、分解もされないでしょう。

でも、彼らは、そういうところが有機栽培に適していると主
張しているわけです。

そんな国から、商社が「有機農産物」と称して、堂々と輸入
している。

そして、多くの人たちが、何も事情を知らずそれらを喜々と
して、「高価なお金」を払って購入しているわけですね。

つまり……。


(次回のこの欄に続く)


【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】

 

 

 


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【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

       各巻→ 585円〜695円
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        ★「社会の裏側!」第38巻★

 『じつは「家族農業」が、日本の飢餓リスクを救う!』 

 ~大量生産とは均質性を要求するものだ。いまの時代に必
  要なのは、「多様性と地域性」じゃないのか。DVD「ヴ
  ァンダナ・シヴァの~」が主張したこととは~

   第38巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2H9jgXm

    山田博士・著


★本書の概要

ところで、農業は「産業じゃない」んです。

それは「家族の営み」なんだっていうこと。

その視点こそ、今後、ぼくたちはいつも持ち続けるべきなのじゃな
いのかと考えております。

たまたま2014年は、「国際家族農業年」でもありました。

これは、「飢餓の根絶と、天然資源の保全において、家族農業が大
きな可能性を有している」ことを強調するために、国連がこの20
14年を、「国際家族農業年」として定めたものなんですね。

「飢餓の根絶と、天然資源の保全において、家族農業が大きな可能
性を有している」。

う~むむむ、いいじゃありませんか!

             ★★★

2013年の11月に、ニューヨークにある国連本部で、この「国
際家族農業年」を2014年にすることが決まったのですが、この
ときの式典には、多くの国連大使や市民団体の指導者たちも集まり
ました。

その中でもとくに、FAO(国際連合食糧農業機関)の事務局長が、
「家族農家が生産性において有する大きな可能性」を強調している
んですね。そう、けっして「家族農家」だからと言って、生産性が
少ないわけではないんです。

いやむしろ、その方法によれば、自然環境を大切にしながら、かな
り効率良く農作物を育てることができる。
凄(すご)いものじゃありませんか。

市民団体の「ナマケモノ倶楽部」が、スローシネマカフェ運動の一
環として、今回、新しいDVDを刊行しています。
このタイトルは「ヴァンダナ・シヴァの いのちの種を抱きしめて」。

             ★★★

各地での上映を呼びかけているようですが、この試写の中で、イン
ドの女性環境保護活動かのヴァンダナ・シヴァさんが、なかなか嬉
しいことを言っています。

「大量生産は均質性を要求するんです。私たちに必要なのは、多様
性と地域性なんです」「遺伝子組み換え技術とは、ある生物に他生
物の遺伝子を入れるという、自然界にはあり得ない技術なんです」
「その遺組み技術は洗練された技術かもしれないけれど、じつは野
蛮な技術なんですね」

う~むむむ。またまたぼくは唸(うな)ります。

             ★★★

こうして彼女は、自然界の種(たね)を保存する活動をしているん
ですが、多国籍企業たちに、すべての種を壊される前に、ね。
でも、ふりかえってぼくたちの日本はどうなのか……。

本書をどうぞ、ご覧下さい。


 (詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF版」
  でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。ただ
  複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きをします)

   第38巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2H9jgXm

 

 

 


             ★★★
             ★★★
             ★★★

 

★山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。

 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!

「メルマガ専用ブログ」
     → https://inochimamorutameni.hateblo.jp/


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1.毎回、メルマガ「暮しの赤信号」の100%が読めます。
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2.山田の作品が、「公開価格よりかなりの割安」で、何度
  でも手に入ります。これは貴重です!

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       ★発行/山田博士いのち研究所★
 105-0001東京都港区虎ノ門2-2-5共同通信会館B1F

「社会の裏側!」案内→ https://syakainouragawa234.blogspot.com/
 メルマガ案内→     https://inochimamorutameni.hateblo.jp/
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 事務局への連絡→   https://bit.ly/2DjSStg(こちらへどうぞ)

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ます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が今後も皆
さんのために活動したいため、ぜひその点、よろしくお願い
します。本日も、お読み下さり、ありがとうございました。