短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:11/29(金)◆なんとなく有機だと言うと格好がいいからとか、ロハスなんて言う言葉に乗っかってしまったんですね

 

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年11月29日(金)号
            No.3589

毎朝、早朝5時、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。

 

 

 〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
    お役立て下さい。

 

 

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。

 

 

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           ▼本日の目次▼


【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:865回:

     日本では、国際的に見ると、まったく「不適合」
     なレベルの認定業務しか行っていない有機JAS
     登録「認定機関」もあります。ここらで、一度、
     立ち止まって考えたい……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第43巻

   『自閉症などの発達障害は、遺伝じゃなく、農薬など
   の「環ホル」(環境ホルモン)が原因であることが分
   かった!』

 

 

 


___________________________

【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:865回
___________________________

      この欄は、毎週「金曜」に連載。
   前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。

 

★タイトル:

日本では、国際的に見ると、まったく「不適合」なレベルの
認定業務しか行っていない有機JAS登録「認定機関」もあ
ります。ここらで、一度、立ち止まって考えたい……

 


いやあ、前回は、驚きましたよね。

だって、実際問題として、業務停止や改善命令を受けた「有
機登録認定機関」が、これほども多く存在しているのですか
ら。

もう、飛び上がるしかありません。

いったい、ぼくたちは、何を信じればいいのか。

でも、その前に、どうして、そのような組織が、平気な顔を
して認定機関に登録されるのでしょうね(笑)。

邪推(じゃすい)の好きなぼくは、そのあたりの「裏側」の
ほうに、じつは大いに関心があります。

どうして農水省は、認定するときにこそ、しっかりとその判
断をしなかったのか。

そのあたり、何があったのか。
どうも、ぼくには分かりません。

             ★★★

まあ一つや二つなら、いいですよ(本当はよくありません!)。

でも、不適合な部分が見つからなかったのは、60ほどの組
織の中で、たった数カ所だけだったなんて、どうみても、お
かしくありませんか。

これ、言葉を替えれば、ほとんどが不適合でした……という
意味ですので……(笑)。

ただ、中には、ヨーロッパ並みのしっかりした認定機関もあ
るわけですね。

そのあたり、まさに玉石混淆(ぎょくせきこんこう)。

ぼくの「頭の中のよう」です(え? 石のほうが多い? 笑)。

次回でも少し述べてみますが、日本で有機農業などが広がっ
たのは、良かったのですが、いまいちど、立ち止まって、そ
の本質を考えてみたいなと思っています。

ぼくが20代のころ、全国各地に、この「有機」という言葉
を広めました。

             ★★★

あの小冊子版「暮しの赤信号」では、なんと3冊に分けて、
日本のこれからの農業のありかたなどを、マンガ・ストーリ
ィと資料を加えて、詳しく述べたのです。

それらは、学校の副読本として、全国各地で広く活用された
ものでした。

そして、各地の農家などを取材したりもしました。

その結果、日本中に、曲がりなりにもこの有機という言葉が
広がり、その後、子どもでさえ、彼らの会話に、この言葉が
のぼるようになったのは事実です。

それはそれで、良かったのですが、でも、ぼくたちは、なに
しろマスコミや企業たちの攻勢には弱い。

なんとなく格好がいいから……とか、ロハスなんて言う言葉
に乗っかってしまったのですね。

でも、これらはみな、企業たちが企(たくら)んだことなど、
誰も知ろうとしない。

             ★★★

そのあたりが、ぼくは非常に歯がゆいんです。

そのため、このあたりで、一度立ち止まり、真剣に考えたい。

いまの日本の有機の内容が正しいのかどうか。
もっともっと広めるためには、日本のこれからの有機農業は
どうあるべきなのか。

消費者とどうつながればいいのか。

と言いますのは、たとえば、有機質だと言っても、合成飼料を
たっぷり食べている家畜の糞尿(ふんにょう)をどう扱うのか。

それも、有機なのか。

あるいは、以前には問題にもならなかった「遺組み」(遺伝子
組み換え)について、どう対策をしているのか。

そのあたり、ヨーロッパの有機食品との違いが、まだまだあ
るんですね。

今回、そのあたりを考える材料になれば……と、思っています。

ささささ、それでは、今回の展開はどうなりますか。


             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
       〜さらに、加筆しています〜

 


いままで皆さんは、このような「有機登録認定機関」の名前
が書いてあれば、もうコロリ……とされていたはず。

現存している「有機登録認定機関」の一覧を、農水省のホー
ムページで確認できますので、関心のあるかたは、確認して
みて下さい。

ただ、農水省によれば、この60ほどの「有機登録認定機
関」のうち、「不適合が検出されなかった機関」は、わずか
数ヵ所だったとのこと(2009年現在)。

つまり、ほとんどの認定機関が不適合だった……ということ
になりますよね(そのように、はっきりと書いてほしい。笑)。


●海外と比べても遅れている日本の「有機食品」の範疇


日本では、国際的に見ると、まったく「不適合」なレベルの
認定業務しか行っていない有機JAS登録「認定機関」もあ
ります。

ただ、アメリカのNOP(National Organic Program)並みの
認証能力を持っていると農水省より認定された有機JAS登
録「認定機関」もあります。

あるいは、ヨーロッパ(EU)と同等レベルの認定能力があ
ると農水省より認められた有機JAS登録「認定機関」もあ
ります。

本当に、さまざまなんですね。

このように、同じ「有機登録認定機関」と言っても、その内
容にはバラつきがあるのですが、ヨーロッパ諸国などと比べ
ると、日本の「有機食品」の範疇(はんちゅう)は、まだま
だ甘いのじゃないかと、言わざるを得ません。

そもそも……。


(次回のこの欄に続く)


【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】

 

 

 


___________________________

【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

       各巻→ 585円〜695円
___________________________

 

       ★「社会の裏側!」第43巻★

 『自閉症などの発達障害は、遺伝じゃなく、農薬などの
 「環ホル」(環境ホルモン)が原因であることが分かった!』

 ~文科省の調査では、通常学級のなんと6%ほどの子たちに
  「発達障害のリスク」があるため、日本人の未来にとって、
  早急の対策が必要だ~

   第43巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2QWoqN2

    山田博士・著


★本書の概要


このところ、自閉症アスペルガー症候群注意欠陥多動性障害
そして学習障害などの、いわゆる「発達障害」の子どもたちが急増
しております。

あなたの周囲にも、きっとそのような子どもがいらっしゃることで
しょう。

文科省の全国調査では、通常学級のなんと、6%ほどの子どもたちに、
上述したような何らかの「発達障害のリスク」があることが分かっ
ています。

脳の発達障害には、「クレチン症」(先天性甲状腺機能低下症)など
重度のものが昔から知られていますが、最近注目されているこの発
達障害とは、比較的「軽度」のものを言うわけですね。

ところが、この原因として、いままで考えられてきたことが、ここ
で180度、大きく変わることになりました。

              ★★★

そう、いままでは、自閉症などは遺伝性が強いと考える研究者が多
かったんです。

だけど最近の研究、ことに2011年に、より多くの調査数(19
2例)で調べられた検出力の高い論文では、「遺伝率は37%」と
報告され、環境要因(63%)の方が強い……というわけですね。

とくに、この「環ホル」(環境ホルモン)と言われる有機リン系
農薬やネオニコチノイド系農薬が撹乱(かくらん)してしまうた
め、子どもの脳の発達に大きな障害を与える可能性があることも分
かっています。

本書で、ぜひそのあたりのところを知っていただければ幸いです。

未来の日本人のために……。


 (詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF版」
  でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。ただ
  複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きをします)

   第43巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2QWoqN2

 

 

 


             ★★★
             ★★★
             ★★★

 

★山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。

 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!

「メルマガ専用ブログ」
     → https://inochimamorutameni.hateblo.jp/


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  それを一足早くPDF版にして「プレゼント」します。
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       ★発行/山田博士いのち研究所★
 105-0001東京都港区虎ノ門2-2-5共同通信会館B1F

「社会の裏側!」案内→ https://syakainouragawa234.blogspot.com/
 メルマガ案内→     https://inochimamorutameni.hateblo.jp/
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 事務局への連絡→   https://bit.ly/2DjSStg(こちらへどうぞ)
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ます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が今後も皆
さんのために活動したいため、ぜひその点、よろしくお願い
します。本日も、お読み下さり、ありがとうございました。