短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページ(つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:12/6(金)◆ぼくは昔から、不思議なことに、どんなことにでも驚くクセがあったのです。だから今回も……

 


【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年12月06日(金)号
            No.3595

毎朝、早朝5時、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。

 

 

 〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
    お役立て下さい。

 

 

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。

 

 

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 (内容に即した写真を載せています。どうぞご覧下さい)

 

 

           ▼本日の目次▼


【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:866回:

     じつはね、ぼくは昔から、不思議なことに、どん
     なことにでも驚くクセがありました。だから今回
     も……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第44巻


   『ファッション企業の「ファーフリー」(毛皮は扱わ
    ない)の動きが広まったが、中国ではアンゴラウサ
    ギたちが今日も生きたまま……!』

 

 

 


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【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:866回
___________________________

      この欄は、毎週「金曜」に連載。
   前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。

 

★タイトル:

じつはね、ぼくは昔から、不思議なことに、どんなことにで
も驚くクセがありました。だから今回も……

 


いやあ、先週のこの欄で、またまた山田クン、驚いていまし
たね(笑)。

まあ、よく驚く人だこと。

じつはね、ぼくは昔から(どうもまた、話が逸[そ]れる予
感が……)、不思議なことに、どんなことにでも驚くクセが
ありました。

若いころに勤めていた雑誌の編集長は、いつも言っていまし
たね。

「いやあ、キミは、どんな些細(ささい)なことにでも驚く
んだねえ。それだけ面白いかなあ……」

きっと、「出来上がった大人]の目からすれば、ぼくなど、い
つまで経っても未熟な子どもだったのでしょうが(いまも、
そうですけれど)、それほど、世間のことに関心をいつも持
っていました。

             ★★★

驚くということは、その対象に関心がある……ということで
す。

違いますか。

どんなことにも関心が無ければ、そもそも驚くという感情な
ど生まれようもありません。

「無関心」というほど、恐ろしいことはないんですね。

ときとして、人間関係を壊し、相手を傷つけます。

子どもの世界でも(もちろん大人の世界でもですが)、イジ
メの対象者を無関心にすることほど、相手の心を傷つけるこ
とはないんですね。

相手の立場になれば、それがすぐに分かります。

人間、孤立すれば、生きて行けません。
なにしろ、人間は「社会的動物」ですから。

一人では生きて行けない存在なんです。

             ★★★

「ねえねえ、ママ、あの人、何してるの?」なんて、よく小
さな子どもがぼくを指さして驚いています(笑)。

なんのことはない。

住宅街の道ばたに立ち止まって、民家から道にたわわに伸び
た美味(おい)しそうな柿の実を仰(あお)いで、「一つぐ
らい落ちてこないかなあ」なんて考えているからなんです
ね(笑)。

まあ、誰が見てもおかしい。

でも、そんな柿の実がたわわに実っている光景と、その真上
に続く真っ青な秋の空が、ぼくには驚きなんです。

これだけも、日本的な風景が、手に取るような場所に存在し
ていて、いいものなのか。

ぼくにとっては、あまりにも、贅沢(ぜいたく)過ぎるのじ
ゃないか。

時々、ニャンコまでも、ぼくが一人で見上げているのがかわ
いそうに思うのか、そばでいっしょに座って、柿の実を眺め
てくれることもあります(まあ、彼も、ぼくのようにヒマな
んでしょうが。笑)。

             ★★★

でも、そのように、どんなことにも関心を持つ。

そして、それらの一つひとつに感情を移入して驚く。

こうした習慣をいつも持っていますと、社会の動きにも敏感
になります。

そして、企業や政府が、「おかしな行動を」取ろうとします
と、すぐに「驚いて」しまって、なにやらの行動をすること
につながるわけですね。

だから、皆さんも、どうぞ、ぼくのこのクセを身につけてみ
られたら、いかが?(笑)。

ところで、先週のこの欄で、ぼくが驚いていたのは、業務停
止や改善命令を受けた「有機登録認定機関」が、なぜこれほ
ども多く存在しているのか……でした。

こんなことは、ふだん世間ではあまり大きな問題にはなりま
せんよね。

ボールがどこかへ飛んで行ったとか、土俵のどこかで誰かが
転んだとか……ばかりです。

             ★★★

でも、本当は、国民みんなが、いのちに一番大切な「食べも
の」に関することに関心を持ってほしい。

そして、ぼくのように、いつも「驚いて」ほしい。

そうしなければ、いつまで経っても、「出来上がった大人」
のように、無味乾燥な国民しかいない国になってしまいま
す。

今回は、農水省の進める「有機農業」というものが、じつは
どういうものだったのか。

けっして、国民のことを考えてのものじゃなかったのだとい
うことを、山田クンが、一所懸命に述べているようですよ(笑)。

ぜひ、「驚いてやって」下さい。

ささささ、それじゃ、どうぞ。


             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
       〜さらに、加筆しています〜

 


そもそも、肥料に使う家畜の糞尿(ふんにょう)の内容や、
「遺組み」(遺伝子組み換え)についての問題などがまだま
だ確定されていない状況です。

先述したように、農水省が「有機農業」を一方で進めている
のは、それらの生ゴミなどの処理に悩んでいることが大きな
原因じゃないかと、ぼくは考えています。

だから、その有機肥料の中身については、深く詮索(せんさ
く)しようとしない。

化学薬品にまみれた有機物を大地に入れても、そんなものを
本当の「有機農業」として見ることなど、ぼくにはとてもで
きません。

大地が汚れるだけじゃありませんか。

             ★★★

現在、ヨーロッパには、世界の有機栽培農地の24%が存在
しています。

とくにドイツなどは、有機農業への助成制度が導入されて以
降、国民たちはその「有機食品」にもの凄(すご)く関心が
高まっているんですね。

日本も早く、企業たちの支配から逃れた「本当の有機農業」
を目指すべきです。

そして、日本中の土地が本当に「有機農業」に適したものに
なれば、おのずと日本の「有機国産農産物」が当たり前のよ
うにぼくたちの食卓に「安く」届くことになるでしょう。

             ★★★

大商社が宣伝している輸入ものの「有機食品」は、一度疑う
目を持つようにして下さい。

大商社たちが、もし本気で国民の健康やいのちのことを考え
ているなら、なぜ、これだけも残留農薬に溢(あふ)れた農
産物を世界から平気で輸入し、日本国内の農業を潰(つぶ)
そうと躍起(やっき)になっているのか。

日本の農業分野、医療分野、そして教育分野までを破壊する
あのTPP(環太平洋経済連携協定)を、財界がこぞってど
うしてあれだけも推(お)し進めようとするのか。

             ★★★

どうか、そのあたりを考えてほしいのです。


(次回のこの欄に続く)


【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】

 

 

 


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【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

       各巻→ 585円〜695円
___________________________

 

       ★「社会の裏側!」第44巻★

 『ファッション企業の「ファーフリー」(毛皮は扱わない)
  の動きが広まったが、中国ではアンゴラウサギたちが
  今日も生きたまま……!』

   第44巻の「案内頁」→ https://bit.ly/34N1pjH

    山田博士・著


★本書の概要


ほら、あなたがいま首に巻いている、その温かそうなマフラーもひ
ょっとして……。

「PETA」という組織が、この滑(なめ)らかな長い毛を引き抜
くというアンゴラの生産方法に対する抗議活動を、いよいよ開始し
ました……。

このアンゴラとは、動物繊維の一種のことなんですが、普通はアン
ゴラヤギの毛や、アンゴラウサギの毛、あるいは、それらを織(お)
った布のことを言います。

あなたは、自分では毛皮など使っていない……とおっしゃるかも
しれない。

でも、このアンゴラは、ナイロンやウールなどとも混ぜられて、マ
フラーやセーター、手袋、靴下……などの防寒衣服に使われている
んですね。

いま、マフラー、していませんか。
靴下、履(は)いていませんか。

ほら、あなたがいま首に巻いている、その温かそうなマフラーもひ
ょっとして……ほらほら……(あ、逃げないで下さい。笑)。

先述したように、そのアンゴラはほとんどがこの中国で生産されて
いる。
だけど、この国には、「動物福祉に基づいた罰則も規則」も無いん
ですね。

だから、やり放題。
そのため、ウサギの扱いはじつに荒っぽい。
そして、残酷です。

よく人間として、生きている動物から毛をむしり取るなんて、そん
な行為が平気でできるものだなと、思えるほど。

もちろん、ウサギたちには、激しい痛みをともないます。

そうした「アンゴラウサギ」から毛を取る際に、ウサギの前足と後
ろ足を、ヒモできつく縛(しば)り、もう限界まで体を引っ張っる
わけですね。

そして作業台に貼りつけて、いかにも乱暴にウサギの毛を手作業で
むしり取る。

ウサギは声帯を持っていません。
だから普通は鳴いたりしないものなんですね。

この「PETA」は、ウサギ飼育所の従業員が、鳴き声をあげ続け
るウサギから毛をむしり取っている動画を、なんと公開したんで
すね。

その動画の中では、中国の農場で生きたまま毛を引き抜かれて大き
な鳴き声を上げるウサギの動画が公開されておりました。
この動画は、「PETA」が中国の農場10か所で入手したものな
んですが、板の上に引き伸ばされて毛を引き抜かれるウサギの姿。

もう誰が見ても、この行為の残酷さが分かるものでした。

この凄(すさ)まじい動画が、世界中を一瞬に駆けめぐり、大きな
反響を与えた……というわけです。

その結果、ファッション企業たちは、少しずつ動き始めました。

「ファーフリー」(毛皮を扱わない)を宣言したファッションブラ
ンドの名前を、ここで、少しご紹介しておきましょうか。

ふふふ、たとえば、ZARAや……(省略)。


 (詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF版」
  でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。ただ
  複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きをします)

   第44巻の「案内頁」→ https://bit.ly/34N1pjH

 

 

 


             ★★★
             ★★★
             ★★★

 

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 さい。右側に並んでおります。

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       ★発行/山田博士いのち研究所★
 105-0001東京都港区虎ノ門2-2-5共同通信会館B1F

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