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ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!
★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★
2020年05月15日(金)号
No.3724
毎朝、早朝5時、全世界に向けて2配信スタンドから合計
約5200部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。
【注】まぐまぐ!から受信されると、上部に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。
〜本日は、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
お役立て下さい。
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。
空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
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(内容に即した写真を載せています。どうぞご覧下さい)
▼本日の目次▼
【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
があれば、それでいい!……連載:887回:
【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:
■「社会の裏側!」第65巻
『市販薬の「副作用」を、甘く見てはいけない!』
___________________________
【1】
人生には少しのお金と歌と夢、
それにでっかい健康があれば、それでいい!
連載:887回
___________________________
この欄は、毎週「金曜」に連載。
前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。
★タイトル:
港から続く国道沿いに、トラックの荷台からこぼれ落ちた
「遺組み」(遺伝子組み換え)のナタネが、ズッと、育って
います……
港から伸びる国道沿い。
外国から届いたナタネを、トラックが積んで、国道を走りま
す。
日本は左側通行ですから、その国道の左側沿いに、「遺組み」
(遺伝子組み換え)のナタネが、パラパラとこぼれているわ
けですね。
そんなこと、あなた、ご存じでしたか。
そして、その場所では、誰も知らず、この「遺組み」ナタネ
君が、立派にお育ちになっている(笑)。
日本は、世界最大の「遺組み」作物輸入国なんですね。
「遺組み」ナタネの花粉による汚染も、船が接岸した港から
全国へと、それを運ぶトラックを通じて広がり、深刻になり
つつあるわけです。
いかに日本の法律で、こうした「遺組み」作物を育てるのが
禁止されていても、こうした抜け穴が、しっかりとあるわけ
ですね。
★★★
それでも、皆さん、日本は安心ねえ、「遺組み」農作物は禁止
されているし、良かったわあ……なんて、言えますか。
どんなことでも、表側と裏側があります。
その裏側をペロリとめくってみなければ、本当の真実は見え
ないんですね。
ぼくは、なんでも「めくる」のが好き(合法的に、です。笑)。
前回に述べましたが、東京電力などの発言とは裏腹に、原子
力分野でも、めくってみれば、かなりの裏側があるわけです
ね。
たとえば、前回述べたように、フランスでの港湾労働者の凄
(すさ)まじい健康被害についても、先述した「映画」では
語られていました。
日本だけじゃなく、フランスでも同じことが起こっていたん
ですね。
そして、現場の労働者たちが倒れているわけです。
彼らの叫び声が、あなたに、聞こえますか。
★★★
じつは、ぼくの故郷(ふるさと)の小浜(おばま)市は「原
発銀座」のど真ん中にあります。
あれほど、自然が豊かで、静かで、ぼくのように優しい人間
が住んでいる(?)あの素敵な故郷が、突然、こうなったわ
けですね。
そして、オカネのために、近所との人間関係がおかしくなり、
自然が破壊され、人のいのちも現実に亡くなっているわけで
す。
関西電力の原発が、地震などで沈没したリアス式海岸のあの
岬の先の危ない場所に、建っています。
ぼくの実家から車で40分ほど走れば、もうその、岬の先に
建つ原発の白い建物が見えてきます(大飯[おおい]原発)。
もし関心のあるかたは、一度、小浜へ行って、この岬の先に
建つ原発の光景を眺めてみて下さい。
そのとき、口から出る言葉は……これは狂気だ……以外にあ
りません。
なぜ、こんな危ない場所に原発を建てようという発想に至っ
たのか。
★★★
ぼくは、この原発計画が持ち上がったとき、本当に飛び上が
るほど驚いて、すぐに故郷に飛んで帰りました。
そして、近所のかたたちに話して、この危険性を述べたので
すが、なにしろ、のんびりした地域です。
過去、そんなことは一度も無かったため、関電にオカネを積
まれて、みんなコロリとなってしまったわけですね。
フクシマが起こって初めて、その本質に気が付いたかたが多
いようですが、ときすでに遅し。
もともと、これらの原発は、京都府内に建造する予定だった
のです。
でも、京都府民たちが猛反対して、府外で作れということに
なったため、やむなく、県境を越えて、ぼくの故郷に持って
きた。
そのため、ぼくは、京都府民たちが、いまも、許せません。
自分のところだけが安全なら、ほかはどうでもいい。
電気だけ供給してくれればいい。
そのような発想が、ぼくは悲しい。
★★★
問題のある原発なら、どこに建てても同じじゃありませんか。
なぜ、そのとき、「原発そのもの」に対して大きな反対運動
を起こさなかったのか。
自分の住んでいる場所さえ安全ならいい……という考えが許
せないのです。
姑息(こそく)じゃありませんか。
本当の人間の心じゃありません。
ぼくは、自分だけが儲かる、自分だけがいい目にあう、自分
だけが助かる……という考えが大嫌いです。
そのとき、全住民でこの関電の原発に猛反対すれば、いまの
ような事態は起きませんでした。
なぜ、そのような動きを京都府民たちはしなかったのか、い
まも不思議です。
それなのに、もし小浜の原発に何かあれば、自分たちはどう
すればいいのかばかり考えている。
イヤですよね。
★★★
そして、上記でちょっと述べましたように、事実、「人も亡く
なっている」のです。
それも、ぼくの幼友達が……!
ぼくの実家のすぐそばの幼友達が、関電に入社したのです。
そこのエンジニアでした。
そして、小浜に戻ってきて、原発で仕事をしていたんですね。
ところが、まだ若い……40代ぐらいでしたか、幼い子ども
たちを置いて、突然亡くなりました。
ぼくはショックでした。
たまたま、そのちょっと前に、道の途中で、自転車に乗った
彼とすれ違い、軽い挨拶をしたばかりでした(これも、本当
に不思議です。何かの縁なのでしょうね。だって数十年ぶり
なんですから)。
そのお兄さんと、先日の年末年始に故郷に戻ったとき、たま
たま、立ち話をしたのです。
「○○はなあ(その友だちの名前です)、アイツは関電に殺
されたのだと思っとる……」
そう、辛(つら)そうに話してくれました。
★★★
でも、そのような真実の話題が全国民のものになることはあ
りません。
地元でも、広がらないのです。
だって、関電のために収入を得ている人が多いからなんです
ね。
狭い地域ですから、互いに「いがみ合う」のはイヤだからな
んです。
また、「スポンサーである関電」に刃向(はむ)かうマスコミ
も、いません。
「分かった、それじゃ今後、あんたところから広告を引き上
げるからね、いいね」……という電話一本で、多くのマスコ
ミたちは、貝のように口を閉ざします。
下記のように、ね(笑)。
ささささ、どうぞ、下記をご覧下さい。
★★★
↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
〜さらに、加筆しています〜
でも、日本のマスコミたちは、このような問題に対しては、
不思議なほど口を閉じて、みずから論じようとしない。
今回のこの映画「世界が食べられなくなる日」は、フクシマ
と「遺組み」が一つの問題だとして取り上げられております。
日本という国は、この映画の中でも言われているように、二
つのテクノロジーが、どちらも端的に表面化している国です。
そうですよね。
その意味で、ぼくたち日本人の今後の行動が、いま世界から
注目されていると言えるでしょう。
★★★
「遺組み」と原子力。
まさに、20世紀に世界を激変させたこの二つのテクノロジ
ーは、ぼくたちをも激変させました。
多くのかたとの連帯がこれほど必要なんだという心に、激変
させました。
ぼくは「遺組み」も「環ホル」も「原発」も望んでいません。
ただただ小さないのちがいつまでも輝きながら生きて行ける
ような社会を作ることが望みです。
皆さんも、ぜひ本書を抱えて、ごいっしょに歩いて下さい。
次回からは、第4章「米のニセモノはこれだ!」……につい
て、述べて行きます。
日本人が「主食としている米」の実態を、どうしても知って
おいてほしい。
どうぞ、「毎週の金曜日」を、楽しみにしていて下さい。
(次回のこの欄に続く)
【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
(三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
どうぞお楽しみに!】
___________________________
【2】
★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★
〜電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜
各巻→ 585円〜695円
___________________________
★「社会の裏側!」第65巻★
『市販薬の「副作用」を、甘く見てはいけない!』
~左目をほとんど失明し生死をさまよった20歳の彼女。
5年間で千件もの「副作用」の実態と、有名な市販薬
に含まれるこの物質と~
第65巻の「案内頁」→ http://tiny.cc/an62oz
山田博士・著
★本書の概要
副作用。
この言葉は、いかにも「軽い」。
なにしろ、「副」なんていう言葉だと、副操縦士、副総理大臣、副
知事、副業……などと言うように、主なものに付き添っているよう
な感じを受けますよね。
違いますか。
だから、主な作用以外のもの……というように「軽く」考えてしま
いがちですよね。
それほど、危険性はないのではないか。
ところが、薬の「副作用」とは、「主な作用以上に」、トンデモナイ
影響を、体に与えます。
そのあたりを、今回のこの原稿をきっかけに頭に入れておいて下さい。
★★★
そうですね。
たとえば、ある女性は、市販薬の「副作用」によって生死の境をさ
まよったと言いますから、ただごとではありません。
つまり、その後遺症で「左目の視力」をほとんど失いました。
そして、「右目ももうちょっとクリアに見えていたのが、年々かす
みが多くなって……。本当にこのまま失明するんじゃないかという
恐怖はいつでもあります……」
こんな症状を、ただの「副作用」だなんて、言えますか。
つまり、薬の「副作用」による「スティーブンス・ジョンソン症候
群(SJS)」だったわけですね。
★★★
ちなみに、この「スティーブンス・ジョンソン症候群」とは、中毒
性表皮壊死症……のこと。
皮膚や粘膜(ねんまく)の過敏症であって、皮膚粘膜眼症候群(ひ
ふねんまくがんしょうこうぐん)とも言うもので、死亡例もあるも
のです。
大変な症状になっていたわけですね。
薬局などで買う薬は「一般用医薬品」、ふだんには「大衆薬」とか
「市販薬」などと呼ばれていますよね。
これは、少し専門的な表現をすると、すべてが「OTC医薬品」と
言うんです(あと、本文参照)。
そこで、市販の頭痛薬の成分と、その特徴を少し述べておきましょ
うか。
市販薬の商品名も挙げておきます。
こういうような成分であることを、ぜひお知り下さい。
たとえば、イソプロピルアンチピリン。
★★★
これは、いわゆる「ピリン系」の鎮痛成分で、15歳未満は服用不
可です。
歯痛や抜歯後の痛みなど、比較的強い痛みにも良く効くと言われて
おりますが、その分、「副作用」も……えっと……(笑)。
商品名としては、「セデスハイ」(塩野義製薬)などが、ありますか。
そのほかとしては……(省略)。
また、「アナフィラキシーショック」とは、血圧低下が急激にあらわ
れたりして、「生命を維持するうえで危険な状態」を言いますが、医
薬品によるものだけでも、年間で数百例が発生していると、厚労省
の資料には書いてありました。
★★★
う~むむむ。
なかなか凄いことが、日本国内の見えないところでは起こっている
わけですね。
それじゃ、いったい風邪をひいたりしたとき、どうすればいいのか。
……まあ、それらについても、縷々(るる)述べておきました。
(詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF
版」でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。
ただ、複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きを
します)
第65巻の「案内頁」→ http://tiny.cc/an62oz
★★★
★★★
★★★
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さい。右側に並んでおります。
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