短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:6/13(土)◆読者への返信:一番大切な部分は手を抜かない。そのほかは大いに手を抜く。これがぼくの信条なんです  

 


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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

     ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★
 
       2020年06月13日(土)号

            No.3749

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2配信スタンドから合計
約5200部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。

 

 

  〜本日は、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
      お役立て下さい。

 

 

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。

 

 

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  (最近の内容に即した写真が載っています)

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  んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
  いま足元にある大地は、世界中につながっております。
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            ▼目次▼

【1】読者への「おとぼけ返信!」:

  (この欄は、毎週、「土曜日」に掲載しています。読者
   からの声を「ダシ」にして、山田の思いを自由奔放に
   お話ししています。毎回、どうぞお楽しみに!)

   ■No.1662

    お茶がそんなことになっているのは、あまりにも
    哀しすぎて、残念です……

   (W.Nさん、愛知県名古屋市、男性、52歳、教師)


【2】あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集!ぜひどうぞ:

  (先日の水曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
   いないかたのために、再度お載せします)

★ニセ「有機食品」はこうして見破れ。大商社が
    大量に輸入する「有機」の実態とは!
      (“即実践”マニュアル第15話)

 

 

 


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【1】
       ▼読者への「おとぼけ返信」▼

 毎週、この欄は「土曜日」に掲載しています。読者から
 の声をダシにして、山田の思いを自由奔放にお話しして
 います(笑)。毎回、どうぞお楽しみに!

___________________________


注:個人のお名前はイニシャルにし、個人情報などは割
    愛しました。
    文体はそのままです。読者の体温をそのままお楽し
    み下さい。年齢や職業などはそのままです。

    【なお、イニシャルは、姓と名の……順です】
        (例)美空ひばり→M.H

 

 ……………………………………………………………………
 ■No.1662

  お茶がそんなことになっているのは、あまりにも哀し
  すぎて、残念です……

 ……………………………………………………………………
 (W.Nさん、愛知県名古屋市、男性、52歳、教師)

 

いつもありがとうございます!

農薬の問題、本当に何とかしたいですね。

お茶がそんなことになっているのは、あまりにも哀しすぎて、
残念です。

まずは自分がちゃんと知り、人に少しずつでも伝えていこう
と思います。

こんな(コロナ禍の)世の中になってしまったからこそ、なお
さら何とかしていきたいですね。

これからもよろしくお願いします。


         ■山田からのお返事■


Wさん、こんにちは。
山田博士です。

お元気でしょうか。

今回の「新型コロナウイルス」……。

ぼくは、何が悔(くや)しいと言って、子どもたちの心の変
化への心配です。

他人との距離を何メートル離せとか、相手と面と向かって話
すなとか、いっしょに歌を歌うなとか、大声で笑うなとか。

道行く覆面(ふくめん)姿の子どもたちの様子を見ていると、
彼らの心に、どう影響するのか。

ぼくは、このウイルスの「症状以上」に、そちらのほうが心
配なんです。

ぼくたち大人は、過去の自分の体験がありますから、いまの
事態との比較ができます。

             ★★★

でも、まだ人生を歩み始めた、真っ白な子どもたちの心が、
今後、どのように塗りつぶされて行くのか。

そして、そうしたことへの対策をどうすればいいのか。

なにしろ初回のことですので、人類には、まだ何も分かって
いません。

その意味で、この「新型コロナウイルス」を世界にばらまい
た中国への怒りと同時に、日本の政府の初動のあまりにもの
「お粗末さ」に、ぼくはいま、本当に悔(く)やしい気持ち
でいっぱいです。

でも、Wさんもおっしゃるように、こんな世の中だからこそ、
子孫たちのために、一人ひとりで可能な、身近で出来る限り
のことを、一つひとつ、したいものですよね。

その一番、身近なこととして、ぼくの大好きな「日本茶」の
存在があります。

             ★★★

先日にもメルマガで述べたのですが、人生、すべてが100
%の世界なんて求めても無駄です。

無意味です。

ただ、一番大切な部分だけは手を抜かない。

しかし、そのほかは、大いに手を抜く。
これがぼくの信条なんですね。

まあ、だいぶ手抜きが多いのですが……(笑)。

そして、その一番大切な部分とは、ぼくたちの心と体を作る
主食であるお米、そしてお茶。

これは何がなんでも死守したいと思っています(笑)。

こうしたお米とお茶と、いくつかの農産物さえしっかりした
内容ならば、ほかのことなど、少しぐらい、ぼくの頭のよう
に「間が抜けて」いても、いいじゃありませんか。

             ★★★

そういう意味で、Wさんがおっしゃるこの「お茶」は、、ぼ
くにとっては人生そのものなんですね。

だから、先日、メルマガでも述べましたように、いつも力を
入れています。

なるべく栽培農家の顔が見えるお茶。
そして、絶対に、国産の有機栽培茶。
間違っても、中国産のお茶など、周囲には近づけない。

こうしたことをいつもふまえて、ぼくはお茶を探しておりま
す。

いまの社会、ぼくの若いころとは異なり、探せば、かなり素
敵なお茶が見つかるようになりました。

ぼくがいま、自分が飲んでいる「日本茶」の名前を言うこと
はできませんが、いまのようなネット社会では、あなたにさ
えその気持ちが真剣にあれば、必ず見つかります。

それは間違いありません。

その意味で、昔は大変でしたよ。

             ★★★

でもいま、ぼくたちがふだん飲んでいるその日本茶

はたして、「本当に安全で安心できるもの」なのかどうか。

じつは、一般の日本茶には、その栽培に、1年に、「少なく
ても」4回から5回は農薬が散布されます。

ほかの農産物に比べても、この日本茶への農薬量は凄(すご)
いものがあるんですね。

そのため、外国では、日本からの「日本茶」の輸入ができな
い。

だって、あまりにも、農薬残留値が多すぎるためです。

たとえば、ドイツに住むある日本人が、同国では、いま空前
の「日本茶ブーム」が起こっていると、ご自分のブログで述
べられていました。

             ★★★

それ自体は、嬉しいことです。

そのかたはドイツのベルリンにお住まいのようですが、高い
ものは「1gあたり約1200円(10ユーロ)」という高級品な
がらも、ベルリンのカフェや店頭で「抹茶(まっちゃ)」を
目にする機会が増えてきているとか。

だけど、そのブログに書いてあったのですが、カフェやギャ
ラリーが集まるMitte地区で日本茶カフェを営んでいる男性
の話には、ぼくなど、本当にショックでした。

なぜなら、日本から茶葉を輸入できないものがある……とい
うわけですね。

いや、「ほどんどが入荷できない」と。

こんなに辛(つら)いことって、ありますか。

なぜなら、日本で生産されたお茶のほとんどが、EU(欧州
連合)での残留農薬の基準値を超えていたからなんですね。

あるいは、EUで認可されていない農薬を使用しているため
に、輸入ができないということなんです。

             ★★★

ぼくたち国民が浮かれている間に、政府や官僚たちは、せっ
せと、農薬などの規制値を緩和してしまっていたのですね。

現にいまも、野菜の農薬規制値は、どんどん緩和されていま
す。

国民が「新型コロナウイルス」や地震や豪雨、そしてクリス
マスなどで頭が回らないときを見計らって、数値を、国民の
健康度とは逆方向へ動かしているわけです。

なぜ、こうした姑息(こそく)なことをするのでしょうね。

日本での単位面積当たりの農薬使用量は世界で第3位なんで
す。

いやあ、凄いものです。
ちなみに第1位は中国、第2位は韓国……(笑)。

あ、笑ってはいけません。

             ★★★

でも、なぜか、こうした東アジアの「3つの国」が、農薬を
ドンドンと大量に大地にばらまいているわけですね。

日本の農薬使用量は、12.1kg(1ha当たり)。
これはアメリカの2倍、欧州の3倍~10倍もあります。

たとえばドイツでは、3.4kgです。

日本は、ドイツの4倍も多くの農薬を大地に撒いているわけ
ですね。

しかも、とくに「日本茶」の農薬使用量が多い。

こうなれば、先述したように、ドイツで日本から茶葉を輸入
しようなんて、とてもできるはずもありません。

これがいまの「日本茶」の現実です。

             ★★★

おまけに、欧州の国々とは異なり、日本での「有機農業」は
遅々(ちち)として進んでいない。

最近の調査で、「日本茶」に、実際に、かなりの農薬が検出
されています。

いま、多くの「日本茶」に使われている農薬は、「ネオニコ
チノイド系農薬」なんですね。

これは、残留性があり浸透性があり、そして神経毒性もある、
いままでの農薬とは、ひと味異なった性格の「悪魔のクスリ」
というもの。

しかも、「日本茶」には、ほかの野菜や果物(くだもの)よ
り、たくさん農薬を使っても良いと言うように、法律で決め
られているわけです。

いやあ、驚きましたね……。

             ★★★

この「日本茶」に許可されている農薬は、現在、100数十
種もあります。

農水省のホームページに載っている「茶」の残留農薬の基準
を示した資料によりますと、下記のとおり。

殺虫剤が、112種類、
殺菌剤が、38種類、
除草剤が、10種類。

いやいや、なんともねえ。

その「ネオニコチノイド系農薬」の数は、7種。

つまり、アセタミプリドイミダクロプリド、クロチアニジ
ン、ジノテフラン、チアクロプリド、チアメトキサム、ニテ
ンピラム。

ぼくは、「日本人が栽培し、日本人が飲む日本茶」が、こう
した農薬まみれなのが、どうしても我慢できません。

             ★★★

ぜひ、こうした事情を、身近のかたに、お伝え下さい。

Wさん、今後とも、どうぞ、メルマガをお楽しみ下さい。

お元気でね。

 

 

 


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【2】
   あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集! ぜひどうぞ。

 ~先日の水曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
    いないかたのために、再度お載せしました~

___________________________

 

  先日の「水曜日」に案内したのは、下記の作品です。
          ↓  ↓  ↓
=======================

 ★ニセ「有機食品」はこうして見破れ。大商社が大量に輸入する
          「有機」の実態とは!

~この「有機登録認定機関」に、あなたは騙されてはいませんか~

    (「いのち運転“即実践”マニュアル」第15話)

=======================

 

             ★目次★

  はじめに

1.ふふふ、1980年ごろ、農林省(当時)の役人にぼくが取材
  したときのお話を少し……

2.大商社が宣伝する「有機食品」とは何だろう。残留農薬漬けの
  農産物を大量に輸入している彼らの言う「有機」とは……

3.西武デパートで販売されていた「有機」の輸入大豆製品すべて
  から、有機リン系農薬が検出されていた!

4.アメリカの「有機」の認識は常識とはかなりズレていることも
  知っておこう。こんな「有機食品」を日本の商社が輸入してい
  るとは……

5.「有機食品」の違反には、大きく分けて「3つ」ある。しかし
  その中でも一番問題なのが……

6.現在、日本国内には60数カ所の「有機登録認定機関」がある
  が、じつはその内容に大きな温度差があることをぜひ知ってほ
  しい

7.過去、農水省から業務命令を受けた「有機登録認定機関」の名
  前とは

8.ヨーロッパ諸国では、肥料に使う家畜の糞尿や「遺組み」など
  をしっかり判断材料にして「有機」としている。しかし日本で
  は……

9.EUでは全農地面積の「4%」が有機農業となっている。日本
  ではわずか0.17%。この現状をどう見ればいいのか

10.こういう事態の中で、ぼくたちは今後、どう動くべきなのか。
  何を目安に「有機食品」や「有機農産物」を選べばいいのだろ
  う

 

           ★お求め方法★

   「割引期間以外」は、下記の専用ブログの中にある
          ASPからお求め下さい。
              ↓ ↓ ↓

 ★ニセ「有機食品」はこうして見破れ。大商社が大量に輸入する
          「有機」の実態とは!
~この「有機登録認定機関」に、あなたは騙されてはいませんか~
      (山田博士作品集。即実践・第15話)

         公開頁→ https://goo.gl/2uY9Ex

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    「短縮版」読者割引価格→ 2315円
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 ★割引期間→ 6/10(水)~6/13(土)
 (本日までです。期間外は、「公開頁」からお願いします)

 ★割引期間のお求め方法:

  当事務局まで、お問い合わせ下さい。追って、送金情報を
  お送りします。事務局→ https://bit.ly/2DjSStg

  (メッセージ欄に……6/10号を見ました。即15話を
   希望します……とご記入下さい。「短縮版」読者か「完全
   版」読者かもお知らせ下さい。割引期間以外は、公開頁で
   お願いします)

  ご連絡、お待ちしています。

  お元気で。

 

 

 


             ★★★
             ★★★
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