短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:7/30(木)◆今回は、「サクラエビ騒動」を知ってもらうつもりでしたが、これはつまり、日本の水産業全体の本質を  

 

 

 


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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

     ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2020年07月30日(木)号

            No.3789

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2配信スタンドから合計
約5200部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上部に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。

 

 

 〜本日は、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
      お役立て下さい。

 

 

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。

 

 

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  んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
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(内容に即した写真も掲載しています!ぜひご覧下さい)

 

 

            ▼目次▼


【1】月曜日の「完全版・メルマガ暮しの赤信号」で述べ
   た、山田の電子本「社会の裏側!」未公開原稿のワ
   ンショット:

   それと、ぼくの「もぞもぞ独り言」が面白い!


【2】ご希望が多いため、外国からもアクセスの多い「社会
   の裏側!」の既巻を、読者限定で、なんと50%OF
   Fで順番に提供します。
   いつもの疑問点が、楽しく、サッと氷解します。

   全巻を揃えるには、いい機会です。
   すべてPDF版に制作して、提供します!

    → 今回は、【12回目】第11巻~第20巻

   第11巻のタイトルは、

   「香料」のせいで死ぬ思いの人たちへ! 日本人の
   母乳や脂肪から初めて検出された「人工のムスク」

 

 

 


___________________________

【1】

  ★下記の文章は、先日の月曜日の「完全版・メルマガ
   暮しの赤信号」で述べた、山田の電子本「社会の裏
   側!」未公開原稿の「一部分」です。

___________________________


        7/27(月)号のタイトル

             ★★★ 
 
   サクラエビが枯渇して「乗り子」がいないって?

 ~そんなこと、当然です!江戸時代以来の漁業形態をその
  ままにし、乱獲を続け、世襲の網元だけが儲かり、「乗
  り子」は薄給の蟹工船状態。日本漁業の崩壊必至です~


 (下記は、上記「完全版」原稿の、ホンの一部分です)


……

この鯖について、ある調査を見てみますと、1980年ごろ
からの乱獲のため、日本の周囲にいる鯖の大部分が獲り尽く
されたことが分かります。

これは、よく言われるように、中国や韓国の漁船が乱獲した
からというわけじゃないんですね(まあ、ほかのところでは
どうか分かりませんが)。

この調査は、彼ら外国の船が入ることのできない日本の排他
的経済水域(EEZ)です。

そこでは、鯖の産卵場も回遊ルートも完結していますので、
それを見ますと、こうした乱獲が、日本漁船によってなされ
たことが、よく分かります。

その結果が、いまの日本の漁業の衰退なんですね。

お分かりですか。

日本の漁具メーカーもいっしょになって、いかに稚魚を多く
獲るかを「研究」し、「大きくて目の小さな網」を開発した
りしました。

……


            (後略)


((((下記は、山田の「もぞもぞ独り言」))))


確かに、中国船や韓国船のような「外国漁船」が、日本の近
海を荒らしているのは事実です。

そして、そこに棲(す)んでいる魚たちを、大量に乱獲して
いる。

そのような行為を責めるのは当然です。
ただ、じつは、日本自身のの漁船たちの行為。

戦後70数年経ったいままで、いったいどういう行為をみず
からしてきたのか。

そのあたりの反省点も含めて、いっしょに考えるべき時期じ
ゃないかなと思っています。

             ★★★

日本の水産業は、いままでの封建的な事態をそのままにして、
「一握りの者だけが儲かるような仕組み」を、ずっと続けてき
ました。

ぼくたちは、島国の日本なのですから、魚は周囲に豊富にい
るだろうし、魚たちの生態系をいつも考えつつ漁業をしてく
れているものだと、「安易に」思ってきました。

だって、水産業の人たちは、その道の専門家なのですから。

そんなこと、当然分かっているはずだと思っていたのです。

でも、今回の「サクラエビ騒動」で分かりました。

日本沿岸にはエビだけじゃなく、多くの魚がいなくなり、漁
業の後継者がいなくなり、漁師さんたちもいなくなっている。

残っているのは、「サクラエビ御殿」だけ……。

そのような事態になって、初めて多くのかたは、「これはお
かしい」と、感づいたわけですね。

             ★★★

いままで、そういう当たり前のことを、水産業に携(たずさ)
わる人たちは、分かっていながら放置してきたわけです。

そしていまごろになって、船主たちが「すわ、緊急事態だ」
なんて騒ぐのは、それこそ本当におかしいのではないですか
……ということなんですね。

日本の「漁具メーカー」たちもいっしょになって、いかに稚
魚(ちぎょ。小さな未成魚のこと)を多く獲るかを「研究」
してきました。

そんなことの「研究」だなんて……。

そして、「大きくて目の小さな網(あみ)」を開発したりして
きたわけです。

でも、そんなことをすれば、その結果、どうなるわけです?

誰でも分かりますよね。

そう、一網打尽(いちもうだじん。網を打って、そこにいる
すべての魚を捕らえること)。

             ★★★

魚たちは自然に「湧(わ)いてくる」わけじゃありません。

彼らも、ぼくたちと同じ「生きもの」なんですね。

生まれ、、大事に育てられ、そして大きくなり、また子ども
を産む。
そしてその子どもたちがまた大きくなる。

その繰り返しのどこかで、人間たちが邪魔をすれば、どうな
るのか。

その結果が、いまの日本の漁業の衰退なんですね。

お分かりですか。

先述したように、日本の漁具メーカーもいっしょになって、
いかに稚魚を多く獲るかを「研究」し、「大きくて目の小さ
な網」を開発してきました。

             ★★★

そのため、1990年代からは、「未成魚」が中心になって
しまったのです。

まったく恥ずかしい事態となったわけです。

いわば、漁民たちが自分で播(ま)いた種(たね)……とい
うわけ。

ヨーロッパなどでは、当然ですが、親魚が十分に残るように
「漁獲規制」がなされております。

だから安定的に収穫できる。

そして、「自然に増加した分の魚だけ」収穫しているわけで
すね。

これだと、魚の枯渇(こかつ)が起こりようもありません。

考えてみるまでもなく、こんなこと、当たり前です。

それなのに、日本では「漁獲規制」もせず、獲りたい放題で
した。そのため、この点にこそ、いまの漁業の解決策がある
んだと、ぼくは思っています。

             ★★★

まあ、今回は、「サクラエビ騒動」を皆さんに知ってもらお
うという話でしたが、つまり、これはいまの日本の水産業
どうなっているのかということ。

ぜひ、皆さんが魚介類を食べるとき、こうした現状を思い出
して下さい。

そして、少しでも、日本の水産業が世界に誇れるようにした
いものですなあ。

魚大好き人間のぼくは、それを強く願っています。

ふふふ……また、お逢いしましょう
今日は、これまで。
お元気で!
                    (山田博士


★★「短縮版」読者のかたで、その日だけの「完全版」をご
  希望のかたは、下記からお申し込み下さい(1回分500
  円)。ただし、頻繁な場合は、人手の関係でお送りでき
  ないこともありますので、その点は、ご了承下さい。
      → https://ws.formzu.net/fgen/S75876861/

 

 

 


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【2】
    ★毎日、外国からもアクセスの多い電子書籍
     「社会の裏側!」各巻を、50%OFFで
         順番に提供いたします!

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        全巻揃えるには、いい機会です。
 ぜひ、今回の案内をご活用下さい。そして保存して下さい。

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         今回は、【12回目】

     下記の第11巻~第20巻の提供です。

        (合計10巻の全巻です)


11.社会の裏側! 11……「香料」のせいで死ぬ思いの人たちへ!
  日本人の母乳や脂肪から初めて検出された「人工のムスク」

  ~化学物質過敏症患者の8割が「香料」を発祥物にしている~
専用ブログ→ https://bit.ly/2KvRq8F


12.社会の裏側! 12……子どもの「健康格差」が凄まじい!な
  んと「就学援助」の小中学生が142万人になった

  ~食事内容をこう変更すれば、解決につながることも~
専用ブログ→ https://bit.ly/2HLXvjy


13.社会の裏側! 13……TPPと私設法廷。じつはこの「IS
  D条項」こそが日本乗っ取りの要だった!

  ~なぜ弁護士たちが、この問題に関して「緊急に結束」しよう
   としているのか~
専用ブログ→ https://bit.ly/2JMdGKb


14.社会の裏側! 14……築地市場移転の本当の狙い!この裏に、
  電通と日本TV、そしてGS社が蠢いていた!

  ~豊洲の汚染問題の陰で、水産物の流通を外国資本に支配させ
   ようという試みがある~
専用ブログ→ https://bit.ly/2FDpH2b


15.社会の裏側! 15……ミツバチたちが消えたら、人間は「4
  年も」生きられない!

  ~ネオニコチノイド系農薬が日本で規制されない理由は、お米
   問題だった……~
専用ブログ→ https://bit.ly/2rgXVEv


16.社会の裏側! 16……偽装食品がなぜ広がるのか!阪急阪神
  ホテルズのニセ食材事件なんて、氷山の一角に過ぎない

  ~あなたが外食に溺れている限り、今後も被害者になるだろう。
   それを防ぐ方法とは……~
専用ブログ→ https://bit.ly/2KwWRnK


17.社会の裏側! 17……過去最大の「米偽装事件」。それは米
  離れの若者が原因だった!

  ~イオンやダイエーの国産米弁当などに外国産米が使われた「三
   瀧商事」事件は、氷山の一角だ~
専用ブログ→ https://bit.ly/2HJ7sOK


18.社会の裏側! 18……総合ビタミン剤などのサプリメントは、
  ガンや心疾患のリスクを高める!

  ~米国国立がん研究所の最近の調査で、明らかになった事実と
   は~
専用ブログ→ https://bit.ly/2w4ZY3m


19.社会の裏側! 19……海に漂うプラスチック破片には、人類
  が過去生産してきた多くの有害化学物質、とくに「POPs」
  が含まれていた!

  ~太平洋の真ん中に、日本列島10倍大の「プラゴミ島」があ
   るのをご存じか~
専用ブログ→ https://bit.ly/2HJbmXP


20.社会の裏側! 20……高血圧症患者が、「人為的に量産」さ
  れている!

  ~国民の「4000万人」が高血圧だなんて、こんな滑稽なこ
   とはない。厚労省が1社を刑事告発したことで明らかになっ
   た癒着とは~
専用ブログ→ https://bit.ly/2FCBiyz


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  期間以外は、各巻の「専用ブログ」をご利用下さい)

 

皆さんからのご連絡を、お待ちしています。
そして、ごいっしょにお歩き下さい。

お元気で。

 

 

 


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★山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。

 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
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