短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:3/29(金)◆ぼくたちも、フィリピン産バナナを食べるとき、「その農民たちの手おもふ」気持ちになりたいですよね

〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

        ニッポン人の心と体を救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年03月29日(金)号
            No.3389

 毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





  〜本日は、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
          (お役立て下さい)





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





   ◆よかったら、「いいね!」をお願いします!◆

  下記は、「フェイスブック」です。もしよろしければ、
  「シェア」や「いいね!」をポチッしていただけませ
  んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
  いま足元にある大地は、世界中につながっております。
     → http://www.facebook.com/yamada.inochi





            ▼目次▼

  〜本日は、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~

【1】読者への「おとぼけ返信!」

(毎週、この欄は「金曜日」に掲載しています。読者から
 の声をダシにして、山田の思いを自由奔放にお話ししてい
 ます(笑)。毎回、どうぞお楽しみに!:

   ■No.1600

    フィリピンのバナナについての記事を読み、小中英
    之の短歌を思い出しました……

   (S.Yさん、広島県広島市、男性、63歳、会社員)


【2】あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集!ぜひどうぞ(先日の月曜日にご案内しました
   が、まだご覧になっていないかたのために、再度お
   載せします。本日が「大幅割引きの最終日」です):

       ★CD-ROM版「暮しの赤信号」★
              ~全23号~
      今回の見本は、第11号(化粧品)です。
        (商品名の実名リストが好評です)

  (読者の声)

   ■昨年末に購入した小冊子「暮しの赤信号」。ママ
    友達に貸したところ、今、小学生の娘の友達の家
    をグルグルまわっています……。








___________________________

【1】
       ▼読者への「おとぼけ返信」▼

 毎週、この欄は「金曜日」に掲載しています。読者から
 の声をダシにして、山田の思いを自由奔放にお話しして
 います(笑)。毎回、どうぞお楽しみに!

___________________________


注:個人のお名前はイニシャルにし、個人情報などは割
    愛しました。

    誤字脱字の訂正や、分かりにくい文章はいくつか
    に分けたり、短縮したりしていますが、送り仮名や
    漢字、文体などは基本的にそのままですので、全体
    での統一はわざとしておりません。

    そのため、読者の体温をそのままお楽しみ下さい。
    年齢やご職業などは連絡を受けた当時のものです。

      【イニシャルは、姓と名の順です】
        (例)美空ひばり→M.H



 ……………………………………………………………………
 ■No.1600

 フィリピンのバナナについての記事を読み、小中英之の
 短歌を思い出しました……

 ……………………………………………………………………
  (S.Yさん、広島県広島市、男性、63歳、会社員)



フィリピンのバナナについての記事を読み、小中英之の短歌
「ひとときの食欲に噛むアフリカの木の実落とせし黒き手お
もふ」を、想起しました。


         ■山田からのお返事■


Sさん、こんにちは。
山田博士です。

このメルマガをご覧になってまだ3か月未満とのこと。

それなのに、ほかのかた以上に熱心に読んで下さっているよ
うで、喜んでおります。

どうぞ、今後とも、このメルマガが続く限り、お楽しみ下さ
い(笑)。

こんなぼくのことですので、いつまで書き続けることができ
るか、自分でも定かではないのです。

じつは、そのほかにも、世界の動きが、風雲急を告げていま
す。

             ★★★

と言うのは、まあ、あまりここでは詳しくは述べませんが、
事実を述べようという動きに対して、かなり強い反対の動き
があるんですね。

これは現在のアメリカ国内でもそうなんですが、この日本で
も同様の環境になっています。

じつは、このメルマガ「暮しの赤信号」の一部を、いつもフ
ェイスブックにも投稿しています。

でも最近、時々、投稿できないことがあるんですね。

このフェイスブックは、そのデータセンターの一部が中国国
内にあります。
そのため、中国が密(ひそ)かに検閲をしているという動き
があるんですね。

これと同じ動きが、グーグルやアップルにもあります。

いま、世界は、こうした動きになっているんですね。

             ★★★

こうしたプラットフォーム企業が、一党独裁国家である中国
支配下のような位置にあるのは、将来の民主的な世界にと
って非常に心配です。

なぜこうした企業が中国になびくかと言えば、その理由は、
データコストなんですね。

その土地やデータセンター、発電施設などには、膨大なイン
フラコストが必要です。

でも、それらを中国は採算無視で提供し、その見返りにぼく
たちの情報をもらっているという状況なんですね。

そのため、とくに日本の国力弱体化を狙っている中国は、い
まや、やりたい放題なんですね。

             ★★★

まあ、いまはこれ以上、詳しくは述べませんが、そういうこ
ともあり、いつまでこのメルマガ「暮しの赤信号」が存続で
きるかは分かりません。

でも、そういう環境が許す限り、ぼく自身は、続けるつもり
です。

どうぞ、いつまでも、ご支援下さい。

ところで仰せの「フィリピン産バナナ」の件。

あの原稿は、かなり多くのかたに衝撃を与えたようですね。

フェイスブックにも上げておいたのですが、かなりアクセス
がありました。

まあ、でも先述したように、このフェイスブックも時々投稿
ができないような状況になっています(笑)。

せめて、このメルマガで、事実をお知り下さい。

             ★★★

先日のメルマガで述べたのは、こういうことでした。

それは……厚生労働省が、「フィリピン産バナナ」を輸入す
るすべての業者に対し、「残留農薬の検査命令」を出してい
たことが発端だったのでしたね。

2018年の12月のことでした。

その年の12月の19日までに、「フィリピン産バナナ」の
残留農薬の検査をしなさい……ということだったんですね。

基準値を超える殺虫剤の「フィプロニル」の残留が相次いで
発覚したためなんです。

しかも、輸入するすべてのバナナに「ロット単位」での検査
義務付けでしたが、こんなこと、初めてのことなんですね。

このような義務を課すのは……。

             ★★★

そう、よほど……のことでした。

その年の9月に、「フィプロニル」の残留が見つかったため、
同省は検査対象を30%に増やして対応を強化していたん
ですね。

でも、それでも違反が相次いだ……。

財務省の貿易統計によりますと、2017年のバナナの輸入
量は99万トン。

そのうち、フィリピン産は79万トンを占めるんですね。

約8割ほどになりますか。

だから、影響力は、かなり大きいものがあります。

ところで……この「フィプロニル」……という農薬。

あまり、この名前、聞いたことありませんよね(笑)。

             ★★★

でも、ドッコイ。

これは、「バイエルクロップサイエンス社 (Bayer
CropScience)」 の前身である「ローヌ・プーラン社」
が開発した、フェニルピラゾール系殺虫薬のひとつ、なんで
す。

まあ、こんな難しい名前なんぞ、どこかに置いておいてもら
って結構なんですが、じつはこれ、あの「ネオニコチノイド
系農薬」とどちらが「優秀か」なんて争っているほどの関係
なんですね(笑)。

つまり、ミツバチがいなくなった原因の一つだともささやか
れているほどの農薬。

かなり強毒な内容なんです。

そう、ミツバチの蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょう
こうぐん)の原因仮説の一つだ、ともされております。

こりゃ、かなりヤバイですぞ(笑)。

             ★★★

ぼくたちの身近でも、ゴキブリや、ノミ、アリ、シロアリな
どの害虫駆除(くじょ)に用いられたりしております。

つまり、神経伝達物質の作用を阻害してしまうわけですね。

そうすることで、広範囲の昆虫に対し高い殺虫効果を持つわ
けです。
なかなか……怖い物質ですぞ。

しかも、遅効性(ちこうせい)ですから、これを食べたゴキ
ブリたちは、そのまま巣(す)に戻り、自分の糞(ふん)な
どを食べた仲間もいっしょに死んでしまうという、恐ろしい
ものなんですね。

これを使った商品名としては、下記のようなものが挙げられ
ます。

             ★★★

たとえば、ゴキブリ駆除剤。

コンバット(韓国ヘンケルホームケア・大日本除虫菊金鳥])、
ブラックキャップ (アース製薬)、ゴキファイタープロ
フマキラー)など。

ゴキブリ以外の害虫駆除剤。

フロントライン (ベーリンガーインゲルハイム)。

ペットのノミ用。

アジェンダ(バイエル)。

シロアリ用。

グリアートフォルテ(バイエル)……などなど。

             ★★★

まあ、このようなことで、厚労省でさえ、慌てたのでしょ
う(笑)。

でも、ぼくがそこで述べたのは、そんなものではありません。

この「フィリピン産バナナ」を作っている場所の子どもたち
が、農薬の空中散布で大変なことになっている。

それをこそ、述べたのでした。

そしてそうした行為について、Sさんは、小中英之(こなか
ひでゆき)さんの短歌「ひとときの食欲に噛むアフリカの木
の実落とせし黒き手おもふ」……を、想起された。

いやあ、嬉しいですね。

そのように考えて下さる、その感性。

             ★★★

この小中さんが生まれたのは、じつはぼくの生まれた町のす
ぐ隣なんです。

そう、京都府舞鶴市

ぼくは小浜(おばま)が故郷ですので、クルマで30分も走
ればその町に到達します。

でも、彼は、若くから結核などの病(やまい)で苦しみ、死
と背中合わせの日常の中で作歌を続けたんですね。

昔のかたは、この結核に冒(おか)されたかたが非常に多い
んです。

ぼくの叔父(おじ)なども、この病で倒れました(すごく優
秀だった叔父なんですが……)。

当時の病気は、いまのさまざまな病気とは、その形態がまっ
たく違っていたんですね。

             ★★★

この小中さんは、他の多くの歌人に比べて、日常的な作者本
人の露出が極端に少ないようです。

ぼくはあまり、このかたについては詳しくはないのですが、
このかたは、漠然(ばくぜん)とした「作者像」が先にある
ように思います。

そしてそのあとに短歌がある。

そのため、作品以外には作者像があまり見えてこないという
本当に稀(まれ)な歌人だなあと、ぼくは思っています。

それに、Sさんがおっしゃるその歌ですが、ぼくは定かでは
ないのですが、この小中さんは、先述したように不治の病だ
ったこともあり、鎮魂(ちんこん)の歌に、ぼくは惹(ひ)
きつけられます。

たとえば、「かなしくて肉一片をかみきれず見知らぬ町で告
別終へて」……なんて、本当に、彼の思いが身に染みますよ
ね。

でも、その小中さんが、Sさんがおっしゃるように、「ひと
ときの食欲に噛むアフリカの木の実落とせし黒き手おもふ」
なんて、アフリカの人たちの辛(つら)さを想っているなん
て、素敵です。

             ★★★

ぼくたちも、「フィリピン産バナナ」を食するとき、「フィ
リピンの人たちの手おもふ」……気持ちになりたいもので
すよね。

今後とも、どうぞ、メルマガをお楽しみ下さい。

お元気でね。








___________________________

【2】
   あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集! ぜひどうぞ。

 ~先日の月曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
    いないかたのために、再度お載せしました~
 本日が、「大幅割引きの最終日」です。

___________________________



      先日案内したのは、下記の作品です。
          ↓  ↓  ↓

=======================

マンガ・ストーリィ&商品実名リスト
   
       ★CD-ROM版「暮しの赤信号」★
              ~全23号~
(今回、小冊子版を5冊プレゼント!もう少しで残3冊となります)

=======================



       まず、下記の読者の声からどうぞ……。


     ★読者からいただいた「うれしい」感想文★
  ~多くのご家庭で、大きな顔をしているようですよ(笑)~


注:個人のお名前はイニシャルまたは匿名にしました。
  また、送り仮名や漢字、文体などはそのままですので、
  全体での統一はわざとしておりません。読者の体温を
    そのままお楽しみ下さい。
  
イニシャルの場合は、姓と名の順です。
(例:美空ひばり→M.H)



■昨年末に購入した小冊子「暮しの赤信号」。ママ友達に貸したと
 ころ、今、小学生の娘の友達の家をグルグルまわっています……。
   (I.Aさん、福岡県福岡市、女性、42歳、主婦)

■小さな頃、母から「暮しの赤信号」をもらって、読んで育ちまし
 た。モチロン、今でもその時読んだマンガ、大切に持っています。
 あ、居間に、ではなく、子供達の本棚に!
 今は中学生になった子供もそのマンガを読んでいます。ただ、私
 達は3姉妹なため、 その貴重なマンガも結婚して子供ができる
 と争奪戦……! 
 姪っ子達とも仲良く山分けになってしまったので、いつでも読み
 かえせるようにと、もう一度購入したいと思いました……。   
   (K.Fさん、神奈川県相模原市、女性、41歳、主婦)

■毎回、(メルマガを)楽しく読み、刺激を受けて一日をスタート
 させています。冊子がどんどん減っていくのが、なんだか淋しい
 です。もう本の形の印刷物はなくなっていくんですね……。
 もしも、いつか再び本になったら全巻揃えたいなあ。本のほうが
 手にとりやすいのでPCの中にあるよりずっと良いから……。  
   (K.Yさん、愛知県犬山市、女性、42歳、主婦)

■先日、本棚の奥から「暮しの赤信号」パート2から4までが出て
 きました(注:「暮しの赤信号」の単行本のこと。いまは絶版に
 なっています。全5巻ですが、小冊子の一部をまとめたものです)。
 じっくり読み直してしまいました。考え直すことが一杯あり、再
 び感動しました……。   
   (K.Mさん、埼玉県新座市、男性、48歳、会社員)


      下記が、先日の月曜日のメルマガです。
          → https://bit.ly/2FKnxA7

     (本日が、大幅割引きの「最終日」です)





             ★★★
             ★★★
             ★★★


(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。
 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)

「メルマガ専用ブログ」
     → https://inochimamorutameni.hateblo.jp/


★本誌「完全版」をご希望のかたへ。

世にも面白くてためになる、完全版メルマガ「暮しの赤信号」。
3大特典は、下記のとおりです。

1.毎回、メルマガ「暮しの赤信号」の100%が読めます。
  とくに大切な後半部分を、ぜひご覧下さい!

2.山田の作品が、「公開価格よりかなりの割安」で、何度
  でも手に入ります。これは貴重です!

3.アマゾンで、電子本「社会の裏側!」を発行するたび、
  それを一足早くPDF版にして「プレゼント」します。
  何度でも!

半年ごとの一斉課金です。ただ、途中入会の場合は、月割り
価格で請求します。1か月分は540円。入会当月は、月末
まで無料。
  「完全版」申し込みフォーム→ https://goo.gl/c6S6EQ





___________________________

       発行/山田博士いのち研究所

  105-0001東京都港区虎ノ門2-2-5共同通信会館B1F
         http://yamadainochi.com/
         「メルマガ専用ブログ」
      → https://inochimamorutameni.hateblo.jp/
       事務局への連絡はこちらへどうぞ
         → https://bit.ly/2DjSStg

___________________________

★本誌のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法に触れ
ます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が今後も皆
さんのために活動したいため、ぜひその点、よろしくお願い
します。本日も、お読み下さり、ありがとうございました。