短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:4/15(月)◆スタバの「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」に、長い行列をして並ぶ女子高生たちよ!

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【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

        ニッポン人の心と体を救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年04月15日(月)号
            No.3402

 毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





           ▼お知らせ▼

~先週土曜日を休刊したため、本日は、その代替号となります~





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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  んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
  いま足元にある大地は、世界中につながっております。
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             ▼目次▼

【1】山田の電子本「社会の裏側!」の本邦初原稿。後日、
   概略などを付け、電子本として公開する予定です:

     (毎週「土曜日」を、どうぞお楽しみに!)
   ~本日は、先週土曜日に休刊した内容となります~

   スタバの「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」
   に、長い行列をして並ぶ女子高生たちよ!


【2】あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集!ぜひどうぞ(先日の水曜日にご案内しました
   が、まだご覧になっていないかたのために、再度お
   載せします):

   ★マーガリンを、なぜ虫たちは避けるのだろう!
    トランス脂肪酸の少ない植物油はこれだ
       (「即実践”マニュアル」第21話)








___________________________

【1】
    ▼山田の電子本「社会の裏側!」本邦初原稿▼

 (毎週「土曜日の早朝5時」を楽しみにしていて下さい)

___________________________


  後日、概略などを付けて、電子本として公開する
  予定です(まだ、未定です)。

  ただ、読者のかただけには、公開前にいち早く
  こうして、ご案内しています。



  【タイトル】
===========================


 スタバの「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」に、
      長い行列をして並ぶ女子高生たちよ!

~他国より200倍も多い「衝撃ネオニコチノイド系農薬」で
 染まったイチゴを使い、1杯に小さじ25杯もの砂糖を使
 うドリンク類。スタバに問う、日本人を壊したいのですか~


===========================


           【目次】


★(第1章)

店員さんが話してくれた結果によりますと、「ストロベリー
ベリーマッチフラペチーノ」というのが発売されたようで、
それを求めて女子高生たちがレジに並んでいたんですね。ぼ
くは「へえ、イチゴの……」と驚いた顔をしながらも、じつ
は頭の中では、もう「ショック状態」でした……

★(第2章)

先述しましたように、このイチゴは、農薬の使用回数が多い
ことについては、いわば業界(農家)では常識なんですね。
たとえば、生産量第1位の栃木県の年間平均農薬使用回数は、
なんと52回!第2位の福岡県では、63回……

★(第3章)

それに、この「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」の
カロリーも、並大抵ではない。なんと「442kcal」……も
あります! これ1杯で、おむすび2個半~3個ほどのカロ
リーなんですね。そこの女性サン、えっと……いつも確か、
ダイエットトカナントカ騒いでいらっしゃるようですが……

★(第4章)

スタバの「Grape Mulled Fruits」というスパイス入りのホット
ドリンクが、「最悪の違反者」……だったんです。つまり、
この中には、なんと小さじ25杯分に相当する砂糖が入って
いた。これ、コカ・コーラの約3倍となります……


              ★
              ★
              ★



★(第1章)

店員さんが話してくれた結果によりますと、「ストロベリー
ベリーマッチフラペチーノ」というのが発売されたようで、
それを求めて女子高生たちがレジに並んでいたんですね。ぼ
くは「へえ、イチゴの……」と驚いた顔をしながらも、じつ
は頭の中では、もう「ショック状態」でした……



東京・お茶の水

駅から5分ほど歩いた場所に、日本上陸2番目にできたとい
スターバックス(以下、スタバと略)というカフェがあり
ます。

予備校や美術学校などが近いためか、いつも若者たちで混ん
でいて、ぼくが、昔々学生時代だった当時の「喫茶店」のよ
うな雰囲気です。

そう言えば、学生のころ。

仲間たちと授業にも出ず、「喫茶店」(この言葉、いまでは
言われなくなりましたね。当時、ぼくたちはサテン……と言
っていたのですが)で、1杯のコーヒーを飲み干さず、ネチ
ネチとよく粘(ねば)ったものでした。

当時のお店のかた、ご免なさい!

そして、社会がどうの、政府がどうの、哲学がどうの、女性
がどうの……なんて、まだまだ社会も何もよく分からないま
ま、口角泡(こうかくあわ)を飛ばしていたものです。

そう言えば、あのころのみんな、いまどうしているかなあ
(ふと、両ひじを突いて、窓から遠い空を見上げ、ゆっくり
流れて行く雲をうっとりと眺める仕草)。

まあ、いずれにしても、このスタバ。

日本に上陸した当時は完全禁煙も珍しく、BGMなども静か
なため、ぼくも、時々、ここで原稿を書いたりしていたこと
がありました。

ただ、もし本当に客の健康を考えて完全禁煙などにしていた
のだとしたら、今回の「この企画」は、何なのでしょう。

もしかすると、この企業は、本当に客の健康など1ミリも考
えていなかったのじゃないか……。
完全禁煙も、飲食物を多く売るためだったのじゃないか。

そう思ってしまうような出来事に、ぼくはア然としました。

まあ、利潤を追求する企業なんていうものは、どこも多かれ
少なかれ、そうかもしれませんが、ぼくなど、それが分かっ
ていながら、でも……と、一縷(いちる)の望みを持ってし
まうのです。

「この企画」が何なのかと言いますと、つい先日、たまたま、
ぼくの最寄り駅近くのSC(ショッピングセンター)の中に
あるスタバに立ち寄ったことがありました。

さあ、ここで、もう一踏ん張りをして原稿を……と、腕まく
りをしながら勇んで店に入ったのですが、レジの前はズラリ
と女子高生や若い女性たちばかりが並んでいます。

はて……なんだろう?

ぼくは席を確保するほうが大事なので、不思議に思いながら
も、とりあえず席を確保して、パソコンを取り出しました。

でも、奥は結構、空席があるんですね。

そうすると、いったい、あそこで並んでいる人たちは、いっ
たい何のために並んでいるのか。
席も確保せずに……。

なんて漠然(ばくぜん)と思いながら、ぼくはパソコンを取
り出して夢中になって原稿を書いていました。

しばらく忘れていたのですが、「あ、そうか。何か注文をし
ないと店員さんに叱られるしなあ……」なんて思ってレジを
見たのですが、まだ長く並んでいます。

もう40分ほど経っています……(笑)。

仕方なく、ぼくは飲まず食わずで、その席でパソコンに向か
っていました。

まあ、別に食べることなどあまりしないのですが、ただ、こ
の店は不思議なことに、ほかの店には置いてある「お冷や(水
のこと)」が置いてないんですね。

外国とは異なり、日本国内は水が豊かなのですから、なぜ郷
(ごう)には入れば郷に従わないのでしょうね。
無料で出せばいいのに。

でも、無料の水なんか出さないほうが、新たにドリンクを注
文してくれるかもしれん……という魂胆(こんたん)がある
のかもしれません。

もしそうだとすれば、あまり客思いではない店ということに
なります。

途中で退席をしようかと思ったのですが、せっかくだから、
何も注文しないで仕事をすればタダだしなあ、しめしめ、こ
のままで……と、心を決めました(笑)。

ところがふと見ますと、列が短くなっているじゃありません
か。

こうなれば、やはりレジに行かないと、ぼくは不法侵入にな
ってしまいます。
やれやれ、仕方ないわい……と思いながら立ち上がり、レジ
に並んだのです。

そして番がやってきたとき、レジの女性店員さんに「さっき
の長い列、いったい、あれは何なの? いつもこうだっけ?」
……と尋ねてみました。

店員さんは「すみません。お待たせして。じつは……」

と、話してくれた結果によりますと、なんか、「ストロベリ
ーベリーマッチフラペチーノ」というのが発売されたようで、
それを求めて客が並んでいたんだというわけですね。

昨年も、いまごろの時期(4月ごろ)、そうだったようです。
持ち帰りのテイクアウトが多いようですね。
だから、席は空いていたのです。

ぼくは「へえ、●●の……」と言葉では驚いたような顔をし
ながらも、じつは頭の中では、もう「ショック状態」でした。

このイチゴについては、以前、ぼくの電子書籍「社会の裏
側!」第100巻でも詳しく述べました。

そのため、もう皆さんはぼくの気持ちを少しは汲(く)んで
いただけるとは思うのですが、このイチゴに使われている、
いま世界的に一番深刻な問題になっている「ネオニコチノイ
ド系農薬」の顔を……思い浮かべていたのです。

そう、「ネオニコチノイド系農薬」……。

こんなものでぞんぶんに染まったイチゴを、女子高生たちが
嬉々(きき)として、わざわざ長い列まで作って買い求めて
いる。

いったい、この現実を、ぼくはどうしたらいいのだろう。

そのため、今回、この欄を借りて、皆さんにお伝えしたいと
思ったのです。

そして、スタバに、真剣に問いたい。
いったい、キミたちは、日本人を壊(こわ)したいのか。

キミたちが日本に上陸したあと、これだけ多くの日本人が、
まがりなりにも貴店を利用しているというのに、そうした行
為をまったく顧(かえり)みずに、 ただただ「恩を仇(あ
だ)で返す」とでも言うのかどうか。

ぼくは、スタバに、強くそう問いかけたいと、思っておりま
す。

ところで、次の章で、日本での「イチゴの深刻な農薬汚染」
について、改めて、「軽~く」述べておきます。

もし、イチゴの衝撃的な問題について詳しくお知りになりた
いかたは、先述した「社会の裏側!」第100巻を、どうぞ、
ご覧下さい。詳しく述べてあります。

  「社会の裏側!」100→ https://bit.ly/2QALbTK

このイチゴは、農林省(当時)の役人でさえ、自分の身内に
は絶対に食べさせなかったものなんですね。

なぜかと言いますと、つまり……。



★(第2章)

先述しましたように、このイチゴは、農薬の使用回数が多い
ことについては、いわば業界(農家)では常識なんですね。
たとえば、生産量第1位の栃木県の年間平均農薬使用回数は、
なんと52回!第2位の福岡県では、63回……



じつは、農作物の中で、「無農薬栽培」が一番難(むずか)
しいと言われているものが、この「イチゴ」なんですね。

そのため、農薬の使用回数が多いことについては、いわば業
界(農家)では……「常識」なんです。

なのに、そうした農薬でドップリ染まったイチゴのドリンク
を、若者たちに平気で提供する。

しかも毎年、4月ごろに定期的に……。

これって、未来の日本人を壊すことにつながりませんか。
日本の将来が消えてしまうことになりませんか。

とくに、女子高生たちが好んでこのドリンクなるものを体に
取り込むとすれば、将来の日本はどうなります?

溌剌(はつらつ)とした女子中学生や女子高校生たちが大好
きなぼくは、とくにそのあたりが心配なんです。

そのため、今回、緊急にこの原稿をまとめました。

スタバは、今回のこの問いに、ぜひ答えて下さい。
なぜ、毎年のように、このイチゴという農産物をわざわざ使
って、若い女性たちの未来を壊すのか。

何か、別に意図があるのかどうか。

スタバが、イチゴにこうした衝撃的な農薬が使われているこ
となど、まったく知らなかった……とは言わせません。

欧州あたりでは多くの研究結果があり、多くの人たちがその
ために反対運動をしております。
よもや、貴社の誰もがこうした現実に気づかないはずがあり
ますまい。

ましてや食べものを扱う貴社です。

ただ単に儲けるためだけじゃなく、それを利用する客の健康
を、まず一番に考えてほしい。
それこそが、貴社の存続のためにもなるわけですね。
客がいなければ、店も続かない。

先述しましたように、このイチゴは、農薬の使用回数が多い
ことについては、いわば業界(農家)では常識なんですね。

たとえば、生産量第1位の栃木県の年間平均農薬使用回数は、
なんと52回!

第2位の福岡県では、63回。

長崎県では、65回……となっています。

いやあ、凄(すご)い回数ですよね。

日本国内では、南のほうへ行くほど、農薬の使用回数が多く
なる傾向があるようですが、温度が温かい分、傷(いた)み
やすいからなのでしょうか。

それにしても、凄い回数(もちろん量も)です。

そこで、ちょっと、隣の国、台湾と比べてみましょうか。
もっと南の国です。
さぞや、日本より農薬の使用量は多いのでしょうね。

日本の「イチゴ」の残留農薬基準値(成分ピメトロジン)は
ppmでした。

ところが台湾は……0.01ppm

ん?
台湾のほうが、規制がきつい?

ちょっと計算してみて下さい。
つまり、日本は、台湾より「200倍も農薬を多く使ってい
い」というわけですよね。

気温が暑ければたくさん使うというのなら、確か、台湾のほ
うが……日本よりはずっと温度が高いような……(笑)。

これは、いったいどういうことなのでしょう。

これを見ますと、ただ単に気温だけじゃないのかもしれませ
んね。
日本政府の農薬姿勢によるわけです。

これを見ますと、台湾では、日本とはもう比べようがないほ
どの農薬量の少なさですが、そのためもあり、いま台湾では、
日本からの農産物が「大量破棄」されていると言います。

どれもこれも、向こうの農薬残留基準に達していないという
わけなんですね。

日本は、先進国でござい……なんて、世界に向けて発信して
います。
なのに、この現実。
これって、いったい何なのですか。

台湾のほうが、自国民の健康を守っていて、ずっと「先進」
している……じゃありませんか。

こんな恥ずかしいことって、ありますか。

日本の政府は、日本の国民の将来を本当に考えているのかど
うか。

現在、日本でよく使われている農薬は、下記の3種です。

つまり、「グリホサート系」、「ネオニコチノイド系」、
有機リン系」の3種類。

この「グリホサート系」は、草が育つのに必要なアミノ酸
成を止めてしまって、枯らせる農薬。

2015年の3月、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん
研究機関(IARC)が、世界中で広く使われている除草剤
「グリホサート」(商品名ラウンドアップ)を、発ガン性評
価基準のグループ2A(人に対しておそらく発ガン性がある)
と発表しています。

これは、言わずもがな、「遺組み」(遺伝子組み換え)の農
産物に使われる除草剤ですよね。

もちろん……あのモンサント社の製品(笑……あ、笑う場所
じゃありませんでした)。

そして、「ネオニコチノイド系」は、それを食べた虫の脳に
作用して神経を興奮させて、虫を殺す農薬。

有機リン系」は、神経系や呼吸器系に作用して虫を殺す農
薬。

これらの3種類が、いまの日本では多く使われているのです
が、中でも、いま一番注目を浴びているのが、この「ネオニ
コチノイド系農薬」。

これらが、日本の国産農産物に、ジャブジャブ使われている
……。

もう、想像以上です。

EU諸国は、この「ネオニコチノイド系農薬」を、「予防原
則」に基づいて、かなり早期から、ハチへなどのリスクを考
えて取り組んできました。

日本とは、その点で、かなり異なっているんですね。

欧州では、ミツバチのために、3種類のネオニコチノイド
農薬を、突然禁止することになりました。
2013年の、12月1日からです。

この素早い動きは、いったい何なのでしょう。

この3つとは、イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメ
トキサム……のこと(おっととと、舌を噛まないで下さい)。

まあ、すべてがカタカナ名ですので(笑)、別に覚えていた
だく必要はありませんが、だけど、この「ネオニコチノイド
系農薬」という名前だけは、ぜひ覚えておいて下さい。

この「ネオニコチノイド系農薬」は、今後、必ず、頻繁に出
て来るキーワードになります。

なぜなら、日本では、いままでの有機リン系農薬に替わって、
これがどんどん使われ始めているからなんですね。

ちなみに、この「ネオニコチノイド系農薬」が従来の殺虫剤
と大きく異なるのは、「ニコチン性アセチルコリン受容体」
というタンパク質に作用する点でしょう。

この受容体は、昆虫では中枢神経(ちゅうすうしんけい)系
にあり、人間を含めた哺乳(ほにゅう)類では中枢神経系や
自律神経節(じりつしんけいせつ)、白血球などに存在して
います。

そのため、昆虫の神経を壊す「ネオニコチノイド系農薬」が
人間の健康に影響するのは当然だと考えるのは、いわば自然
でしょう。

まさか、特定の人間を、この「ネオニコチノイド系農薬」漬
けにして人体実験をするわけにはいきませんしね。

そのためもあり、欧州の先進国では、この「ネオニコチノイ
ド系農薬」への猛反対の動きが盛り上がったわけです。

そして、その対策が行われた。

それほど、すさまじい影響を自然界に与えるものなんですが、
日本の行政は、上記でも述べましたように、なんとも呑気
(のんき)。

ところで、下記は福岡県の資料です。

でも、日本の農産物全体の農薬使用の現状を、垣間(かい
ま)見ることができるじゃありませんか。

それによりますと……。

2016年6月現在の、農産物別の1年間での農薬使用回数
は、下記のとおり。

イチゴが、63回、
パプリカが、62回、
ナスが、59回、
キュウリが56回、
トマトが、54回、
ミニトマトが、53回、
ニラが、36回……。
ちなみに、「米」は18回です。

まあ、これを見ますと、今回のスタバの「ストロベリーベリ
ーマッチフラペチーノ」のイチゴ。

このイチゴの農薬回数の多さが目立ちますよね。

以前にもメルマガで述べましたが、20代のころ、取材で会
った農林省(当時)の役人が、雑談の中で、いみじくも言っ
たこと。

「ハハハ……山田サンねえ。私はねえ。家族や知人たちに
は、絶対にイチゴだけは食べるんじゃないよと、伝えてある
んですよ。だってねえ……」

当時も、もちろんいまと同様に強い農薬が農産物には使われ
ていたのですが、とくにイチゴは凄(すご)かった。

だって、そのイチゴ、誰が皮をむいて食べますか。
そのまま口に放り込むわけですよね。

しかも、あのイチゴには、ツブツブの種が一杯あり、その種
のくぼみに農薬が溜(た)まりやすい。

そして、イチゴは、とくに、洗うと傷(いた)みが早いため、
鮮度を落とさないためにも「洗わないでそのまま使用されて
いる」……という裏事情もありました(あくまで裏事情で
す。笑)。

まあ、すべてがそうと言えないかもしれませんが、そういう
イチゴが使われているかもしれないというわけですね。

そして、そのような農薬まみれのイチゴを使った、スタバの
「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」に、冒頭に挙げ
たように女子高生たちが群がっている。

この現実を、あなたなら、どう思います?



★(第3章)

それに、この「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」の
カロリーも、並大抵ではない。なんと「442kcal」……も
あります! これ1杯で、おむすび2個半~3個ほどのカロ
リーなんですね。そこの女性サン、えっと……いつも確か、
ダイエットトカナントカ騒いでいらっしゃるようですが……



ところで、問題の、スタバの「ストロベリーベリーマッチフ
ラペチーノ」とは……なんぞや(笑)。

ベリーマッチ……らしいので、きっと素敵なものなんでしょ
うね(笑)。

いや、ぼくもこんな商品には当初、関心も無かったのです。

でも冒頭で述べましたように、その店で、飲まず食わずにさ
せられたため、仕方なく、その存在を知ったわけなんですね。

2018年に「イチゴ過ぎるイチゴ感」だとして反響を呼ん
だと言われるこの「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」。

今回、いわゆるマイナーチェンジをして販売されたようです。

2019年の4月11日より、2種類が販売されました。
ぼくがたまたま立ち寄ったのが、4月12日。

今回は、レッドとホワイト……という2種類だったようです
よ。

価格は640円(税別)。
う~むむむ、少し高いなあ。
こんな高いものを高校生たち、よく買えるねえ。

「税別」だし……。

それに、この「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」の
カロリーも、並大抵ではない。

公式サイトによっても、なんと「442kcal」……もありま
すから!

おむすび1個が、200kcal弱ぐらいでしょうから、これ1
杯で……2個半もあります。

こんなものをご飯替わりに飲む人はいないでしょうから、こ
れをしっかり体に入れたあと、きっと3食をしっかり食べる
のでしょうね。

すると、そこの女性サン……(省略)。






             ★★★
             ★★★
             ★★★

(「短縮版」のメルマガでは、このあたりを省略して、約半
 分の量にしています。少しでもお役に立てば嬉しく思います)

             ★★★
             ★★★
             ★★★






それしか解決方法はありません。

そしてイチゴが農薬にまみれていることとか、「ネオニコチ
ノイド系農薬」がどういうものなのかとか、日本の農薬基準
が外国と比べてどうなのかとか、お米の問題、パンの問題
……。

さまざまなことを、子どもがまだ小さなときに、話すことで
す。

そして、親自身がそういう行動をして、自分の背中を子ども
に見せつけること。

それしか、その対策はありません。

ん?

あそこのスタバのレジに、「ストロベリーベリーマッチフラ
ペチーノ」を買うための行列ができているようだぞ。

そして、その中には、若い母親と子どもがいっしょに笑顔で
仲良く並んでいる光景が……。

う~むむむ。

もう、このあたりでぼくは引っ込みます(き、気力が……)。

ハハハ……。それじゃまた次回ね。ご機嫌よう。(山田博士




           ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らな
    い。

 「ぼくは『へえ、●●の……』と言葉では驚いたような顔
  をしながらも、じつは頭の中では、もう『ショック状態』
  でした」

     【選択語句→ ダンゴ、イチゴ、サンゴ】

 
            ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。その繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになる
 と思っています。
           答え→ イチゴ


★★「短縮版」読者のかたで、その日だけの「完全版」をご
  希望のかたは、下記からお申し込み下さい(1回分500
  円)。ただし、頻繁な場合は、「完全版」読者になられ
  たほうが、ずっと安価になります。下記からどうぞ。
      → https://ws.formzu.net/fgen/S75876861/








___________________________

【2】
   あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集! ぜひどうぞ。

 ~先日の水曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
    いないかたのために、再度お載せしました~

___________________________



      先日案内したのは、下記の作品です。
          ↓  ↓  ↓
=======================

    ★「いのち運転“即実践”マニュアル」第21話

  マーガリンを、なぜ虫たちは避けるのだろう!トランス脂肪酸
           の少ない植物油はこれだ

 ~アメリカのFDAが、毎年数千件の心臓病発作を防ぐとして、
  トランス脂肪酸を全面的に禁止した。はて、日本では?~

=======================


              ★目次★


【はじめに】 

なるほどねえ。便利な食べものは、じつは「不便なものだったんだ」
ということが、よく分かりました。でも、日本の政府はいかにも
呑気(のんき)なもので……

【第1章】

でも、これらの匂いの物質が、アトピー性症状を強めたり、年間で
数千人もの心臓病を引き起こしていると知ると、「息を止めて我慢
している」ヒロちゃん……なんて騒ぎじゃなくなります(笑)……

【第2章】

だから、ぼくたちの周囲に溢れているコンビニやスーパーで売られ
ている加工食品や外食のメニュなどは、みなこのトランス脂肪酸
使っているということになります……

【第3章】

これらのトランス脂肪酸は、先述したような心臓病へのリスクだけ
じゃなく、神経回路や脳にも直接なダメージを与えます。しかも、
うつ病や糖尿病や心臓発作や攻撃的な性格、そして不妊症など、さ
まざまな問題の原因になるわけですね。いやあ、本当に、凄いもの
です……

【第4章】

虫さえ避けるマーガリン。数年置いておいても、カビさえ生えない
プラスチックの塊(かたまり)のようなマーガリン。でもこの日本
では、学校給食にさえ、このマーガリンが今日も平気な顔をして出
されております……

【第5章】

しいて挙げれば、いまのところ、オリーブオイルやココナッツオイ
ルぐらいでしょうか。ただ、外食店などでは、これらは高価なこと
もあり、あるいはクセがあったりして、あまり使われておりません。
せめてご自宅で使うときぐらいは、このような油を少量だけ使うと
いいかもね……

【第6章】

タレントの山田まりやさんが、自分はクローン病の疑いがあったこ
とを告白していましたが、いまずいぶん広がっているこのクローン
病の原因の一つに、このトランス脂肪酸が挙げられています。だか
らドイツでは……

【第7章】

さてっと、それじゃ使うとすれば、どういう植物油がいいのでしょ
うか。少し考えてみましょう。ただ、いいと思われているこの油も、
ここだけは注意なさって下さい。じつはいま、トランス脂肪酸が添
加された油が出回っております。なんと、ニセモノ油が……



           ★お求め方法★

   下記の専用ブログの中にあるASPからお求め下さい。
              ↓ ↓ ↓
=======================

    ★「いのち運転“即実践”マニュアル」第21話★

  マーガリンを、なぜ虫たちは避けるのだろう!トランス脂肪酸
           の少ない植物油はこれだ

 ~アメリカのFDAが、毎年数千件の心臓病発作を防ぐとして、
  トランス脂肪酸を全面的に禁止した。はて、日本では?~

=======================

        専用ブログ→ https://goo.gl/mHZNPi

           公開価格→ 2921円

  ★もし、当事務局から直接に送ってほしい……というかた
   は、事務局までご連絡下さい。

 (お手数ですが、「完全版」読者のかたは、「4/15号を見ま
  した。第21話を希望します」と明記して事務局までご連絡下
  さい。事務局へのアドレスは、最後部分にあります)


  連絡、お待ちしています。

  お元気で。





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