短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:1/13(月)◆「村一番の嫁」に、何が起こったのか! 心優しい人ほど「介護殺人」を起こしてしまう制度こそ……

 


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★短縮版:1/13(月)◆「村一番の嫁」に、何が起こったのか! 心優しい人ほど「介護殺人」を起こしてしまう制度こそ……

 

     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2020年01月13日(月)号

            No.3618

毎朝、早朝5時に、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜だけは休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。

 

 

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。

 

 

   ◆よかったら、「いいね!」をお願いします!◆

  下記は、「フェイスブック」です。もしよろしければ、
  「シェア」や「いいね!」をポチッしていただけませ
  んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
  いま足元にある大地は、世界中につながっております。
     → http://www.facebook.com/yamada.inochi
  (原稿に関連した写真を載せていますので、どうぞ)

 

 

             ▼目次▼

【1】山田の電子本「社会の裏側!」の本邦初原稿です。
   読者のかただけに、先に発表します。
   後日、概略などを付け、電子本として公開する予定:

    (毎週「月曜日」を、どうぞお楽しみに!)

    『「村一番の嫁」に、何が起こったのか!』


【2】あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集!ぜひどうぞ(先日の木曜日にご案内しました
   が、まだご覧になっていないかたのために、再度お
   載せします):

    ★コンビニの「おにぎり」や「パン」に、PH調
     整剤が多用される理由!
     (「即実践”マニュアル」第22話)

 

 

 


___________________________

【1】
    ▼山田の電子本「社会の裏側!」本邦初原稿▼

 (毎週「月曜日の早朝5時」を楽しみにしていて下さい)

後日、概略などを付けて、電子本として公開する予定ですが、
読者のかただけには、いち早く、こうしてご案内しています。
___________________________

 

【今回のタイトル】
           ↓ ↓ ↓

===========================

     「村一番の嫁」に、何が起こったのか!

~心優しい人ほど「介護殺人」を起こしてしまうような、い
 まの介護保険制度。老々介護、多重介護が、今後、全国民
 に降りかかりますが、いよいよ新制度がスタートします~

===========================


           【目次】


★(第1章)

2019年11月17日、福井県敦賀市道口(みちのくち)
の民家で、70代の会社役員男性と、その90代の両親の遺
体が見つかりましたが、その3人を殺害した「犯人」は、じ
つは、その70代の男性の妻でした。でも……

★(第2章)

この場合は、心中を考えるまで母子が追いつめられたのは、
長男の「介護離職」が生んだ……「経済的な困窮」が原因で
した。どうして、こういうことが「先進国」の日本で起こる
のか。その彼は、母が好きだったわけですね。なのに……

★(第3章)

大問題なのは、そうした「介護」が女性一人に、すべて押し
つけられていること。ぼくは、このことこそが、この「介
護」問題に欠けている根本的な部分だと思っています。とく
に、介護の相手が認知症の患者、それに寝たきり状態が長い
人は、真夜中にも介助が必要なため、睡眠もできない……

★(第4章)

本来の武士道とは、「闘わずして勝つ」こと、なんですね。
それと同じ。絶対に勝てる相手とだけ闘えば、いつも勝利
します。でも、不毛な闘いは止める。個人の介護の問題な
どは、まさにそう。不毛な闘いなんです。だから……


              ★
              ★
              ★

 

★(第1章)

2019年11月17日、福井県敦賀市道口(みちのくち)
の民家で、70代の会社役員男性と、その90代の両親の遺
体が見つかりましたが、その3人を殺害した「犯人」は、じ
つは、その70代の男性の妻でした。でも……

 

福井県敦賀(つるが)市という町があります。

日本海に面した大きな港町で、北海道行きのフェリー定期航
路や、外国行きのコンテナ船航路などがある町です。

じつは、ぼくは、1年に2回ほどは必ずこの町に立ち寄るん
です(往復ですから、正しくは4回)。

まあ、立ち寄ると言っても、敦賀駅の待合室に、わずか1時
間ほどだけ「ちょっぴりお邪魔するだけ」なんですが……(笑)。

年末年始やお盆の時期、ぼくは故郷の小浜(おばま)に戻る
のですが、「1時間に1本の小浜線」の列車を待つために、
この駅の待合室で、お茶を飲んだりして、少しの時間を過ご
します。

あるときは、窓の外は灼熱(しゃくねつ)の真っ白な光景。
あるときは、猛吹雪で埋(う)もれた、同じく真っ白な光景。

そのようなまったく正反対の季節しか、ぼくは体験しないの
ですが、その敦賀で、今度は、本当に心が「真っ白になる」
ほどの大事件が起こりました。

ぼくはこの一報を聞いたとき、この「犯人」の置かれた大き
な悲しみの重さに、押しつぶされるようになったほど。

2019年11月17日、福井県敦賀市道口(みちのくち)
の民家で、70代の会社役員男性と、その90代の両親の遺
体が見つかったのです。

3人を殺害した「犯人」は、じつは、その70代の男性の妻
でした。

ぼくは、数文字の見出しを見ただけで、その事件の背景がす
ぐに分かったほどです。

「介護殺人事件」……。

ニュースの結果だけしか知らない人は、殺人という言葉を聞
くだけで、その犯人を、何が何でも非難します。

もちろん、誰だって、どんなときでも、人を殺(あや)めて
いい理由はありません。

でも、人をそのような行動に駆り立ててしまうような「悪環
境」こそ、いつも考えるべきじゃないか。

ぼくは、そう思います。

そうでないと、同じような事件が次々と起こることになりま
すからね。

そして、今回のこのような事件も、今後、日本列島で続々と
起こるだろうな、ということが予想されるようになってきま
した。

悲しいことですが、これは事実です。

いまの状態のまま、国民が黙っていれば、必ずや、ぼくたち
の近辺、親しい人たちの周辺で、同様の事件が起こります。

そのために、いま、この問題を改めて、振り返ってみたい。

そして、いま、ぼくたちは何をしなければならないのか。
何が必要なのか。

ぜひ、ごいっしょに考えてみて下さい。

誰だって、親のいない人は…………いません。

だから、とくに「親子の介護問題」は、日本人、いや地球人
全員の問題です。

そのほかに、冒頭で述べたような、配偶者、そして配偶者の
親の介護の問題が存在するわけですね。

そして、とくに●●人ほど、いつの間にか、このような事件
の「主人公」になってしまっている、という悲しい現実(●
●は、下記の設問をご覧下さい)。

ぼくは、優しい人がそうなるような、そうした状況が許せな
いのです。

いや、「憎たらしい人」ならそれでもいい……というわけで
はけっしてないのですが(モゴモゴ……)、心優しい人は倒
れてはいけません。

それは、まだまだ素敵な行動ができるという意味で、あとに
続く人たちへの「義務」なんです(と、ぼくは思っています)。

そのためにこそ、ナントカ、こうした事件の主人公にならな
い方法を身につけてほしい。

そして、ナントカ、みんなが笑顔になれるような人生を送っ
てほしいなと心から思っています。

そのためにこそ、いままでぼくは、ナントカ、さまざまな作
品を書き上げてきたつもりです。

ところで、その敦賀の事件とは……。

先述しましたように、その当日、敦賀市道口の民家で、70
代の会社役員男性と90代の両親、合計3名の遺体が見つか
りました。

田園地帯の集落に立つ一軒家だということですが、その日、
殺害された会社役員男性の妻から、親族に電話があったとい
うことです。

「家族に手を掛けた……」

先述したように、いつもぼくが待合室で少しの時間を過ごし
ているそのJR敦賀駅から、南に約2キロほどのこの家で、
そのとき、いったい何が起きていたのか。

県警によれば、この妻(71歳)の夫(70歳)が2階の
寝室で、そして義父(93歳)と義母(95歳)の二人が、
1階寝室で倒れていました。

夫の近くには、凶器とみられるタオルが落ちていたと言いま
す。

そして、地元消防によりますと、この妻は、住宅の屋内で発
見されたあと病院に運ばれたのですが、薬を飲んでいたと見
られているんですね。

搬送(はんそう)時には意識があったと言いますが、彼女の
心の中では、いったいどのような悲しみが渦巻(うずま)い
ていたのでしょうか。

自分の夫と、夫の両親を殺してしまった……。

この妻は、一人で「3人の介護」をしていたわけですね。

当初は義父と義母だけの介護だけだったようですが、最近、
夫まで突然倒れてしまい、大人3人を、「女である、この妻
一人」が面倒を見ていたのです。

そして、そのような責任感のある心優しい妻だからこそ、こ
の家族は周囲に、この妻を「村一番の嫁」だと、自慢してい
たわけですね。

なんとも悲しい現実です。

面倒見がいいと、地元でも評判だったのですが、でも親しい
人には、ソッと「介護がしんどい」と……打ち明けていまし
た。

その段階で、周囲が何か動けば良かったと、あとになれば思
うのでしょうが、なかなか他人の家に踏み込むことはできま
せん。

しかも、日本の介護制度は形だけで、その中身が現実に追い
ついていない。
いや、形さえ、こうした人たちを本当に救うようになってい
ないんですね。

この事件の背景には、よく言われる「老々介護」や「多重介
護」の問題が浮かび上がるようです。

そして、こういう事件が今後も、各地で起こる気配(けはい)
がかなり濃厚になっています。

同様の事件が、あなた自身や、身近の人に近未来に起こらな
いとはとても言えません。

なぜなら、先述した事件は、「介護殺人」のほんの氷山の一
角だからです。

たとえば……。

 

★(第2章)

この場合は、心中を考えるまで母子が追いつめられたのは、
長男の「介護離職」が生んだ……「経済的な困窮」が原因で
した。どうして、こういうことが「先進国」の日本で起こる
のか。その彼は、母が好きだったわけですね。なのに……

 

こうした「介護殺人」は、すでに2010年から2016年
までの間のわずか6年だけで、日本全国で138件も起きて
おります(NHK放送、2016年7月12日

下記については、ほかの「社会の裏側!」でも詳しく述べた
ことなのですが、大切なことなので、その後の変化なども含
めて、再度、お知らせしておくことにします。

けっして他人事ではないことが、よく分かるじゃありませんか。

しかも、将来での話でもないんですね。

そう、いまのこの時代に、介護殺人」が、この6年で138
件!

これは、違う言い方をすれば、1年で23件。
1か月で2件。

つまり、14日ごとに、この「介護殺人」が全国のどこかで
起こっている……ということですよね。

2週間ごとに「介護殺人」が起こっている。
そして、重くて悲しい涙が、ドクドクと、大地にこぼれ落ち
ている……。

あなた、こんなこと、信じられますか。

周囲を見れば、デパ地下やショッピングセンターなどには、
着飾った人たちや子連れの家族で賑(にぎ)わっています。

いかにも平和な日本の光景が広がっているように見えますよ
ね。

でも、ほんのちょっとでも考えていただきたい。

介護や病気や障害や経済的環境などで苦しんでいる人たちは、
家から一歩も出られないということ。

そして、そのような人たちは、誰の目にも触れないというこ
と。
ひっそりと、自分の環境に耐えているわけですね。

だからと言って、そのような人たちが、いまの社会に存在し
ていないということでは、けっしてありません。

そのような人たちの存在を「想像する心」だけは、どんなこ
とがあっても、いつも持っていてほしい。

自分自身が目が回るほど忙しくても、目が回るほど貧しくて
も(?)、ぜひ、そのような気持ちだけは心に抱くようにし
て下さい。

けっして遠い世界のことじゃない。

すぐ隣や近所で、こうした「介護殺人」は頻繁に起こってい
るわけなんですね。

そして、それが、自分の家庭でも、いつでも起こりえる。

そのような社会で、いまぼくたちは生きているんだというこ
とを、改めて思ってほしいなと、願っています。

そういう意味では、高齢者が増え、少子化が進んでいるぼく
たちの国は、「介護受難時代」に突入したと言っていいのか
もしれません(もちろん、政府の言うとおりの話ですが)。

昔はバラ色に見えた21世紀ですが、世界情勢の混沌(こん
とん)さと同時に、いまや、ぼくたちは「介護受難時代」に、
すっぽりと入り込んでしまいました。

でも、親や子どもに手を掛けるほど、悲しいことはありませ
ん。

考えてみて下さい。

自分が生まれたときに、我が身のように喜んでくれただろう
親たち。

そして、自分自身の時間を削って、大人になるまで、その一
挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)を見守ってくれた
親たち。

誰よりも、自分を愛してくれた親たち。

そして、社会に少しでも貢献してくれることを日々願って、
毎日、必死になって自分を育ててくれた親たち。

そうした親を、子どもの自分が、殺(あや)める。

あるいは、いっしょに長い間、同じ方向を見ながら歩いてき
た配偶者を殺めてしまう。

いっしょに暮らした「楽しい思い出」がアルバムに溢(あ
ふ)れているはずなのに、「介護殺人」をせざるを得ない自
分がいる。

いったい、何が問題で、どのようにすればいいのでしょうか。

もちろん、社会のさまざまな制度の問題ではあるのですが、
ぼくたち自身の力で解決する方法は一つもないのでしょうか。

ほかの「社会の裏側!」でも述べたのですが、下記のように、
社会に大きな衝撃を与えた、一つの大きな「介護殺人事件」
があります。

ちょっと、ご覧下さい。

これは少し前のことになってしまいますが、現在も、同様の
事件が頻発(ひんぱつ)していますので、その意味では、冒
頭の事件の「走り」……だと言っていいのかもしれません。

それは、2006年2月のこと。

京都府で起きた「認知症母殺人事件」のことです。

この事件は、きっと、多くのかたの心を痛めたことだと思い
ます。

認知症の母親(当時86歳)を介護していた長男(当時54
歳)が、京都市伏見区桂川(かつらがわ)の遊歩道で、母
親の首を絞めて殺害した事件なんですね。

その直後に自(みずか)らも命を絶とうとしたのですが、そ
のときは未遂(みすい)に終わりました。

でも、逮捕されて有罪判決を受けたその長男が、2014年
8月、琵琶湖(びわこ)で遺体で見つかったと……。

心中を考えるまで母子が追いつめられたのは、長男の「介護
離職」が生んだ……「経済的な困窮(こんきゅう)」が原因
だったわけです。

どうして、こういうことが「先進国」の日本で起こるのか。
ぼくには、どう考えても、理解不可能です。

その彼は、母が好きだったわけですね。

そのことは、この事件後に語ったという、「母の命を奪った
けれど、もう一度母の子に生まれたかった」……という言葉
からも、親子の絆(きずな)の強さが垣間見(かいまみ)ら
れるようですよね。

ぼくなど、彼のこの言葉を聞いて、もう言葉がありません。

心優しい彼の心境を思うと、もう、うううう……(言葉にな
らない)。

彼は、役所に、生活保護の受給を相談したものの、「まだ働
けるじゃないか」と言われて断られたとも報じられています。

行政がもっと細かく、彼の事態を調査をしていれば、この事
件は防げたのかもしれません。

でも、その自治体だけの問題じゃないでしょう。

これは日本全体の介護についての根本的な姿勢の問題なんで
すね。

その基本が変化しなければ、今後も同様の事件が続くはずで
す。

2006年7月の判決のとき、彼には猶予(ゆうよ)刑がお
りたのですが、その「温情判決」に、法廷には涙が溢(あふ)
れたと言います。

みんな、分かっているんです。

誰が悪くて、何がまともなのか。

でも、「制度」が間違っているわけですね。

……「心優しい人」を救うようになっていない。

その一方で、生活保護を受けている外国人が、2016年度
平成28年度)に、月平均で4万7058世帯に上り、過
去最多に達したとみられることも、ほかならない政府の調べ
で分かっております。

もちろん、ぼくは外国人であっても、どうしても……という場
合なら、例外措置として、それもやむを得ないのかもしれな
いとは思います。

でも、在日外国人の不正受給の広がりや、本当に必要として
いる日本人にそれが適用されないのでは、いったい、何のた
めの生活保護制度なのか、まったく納得できません。

日本人を救うための制度になっていないわけですね。

なのに、声が大きければ、なんでも通る。

そのような現実があってはならないんです。

そして、そのための経済的困窮によって、いま述べているよ
うな「介護殺人」が各地で頻繁に起こっている。

ぼくは、この生活保護制度こそ、いま、国民みんなの声で見
つめ直す必要があるように思っています。

本当に必要で、社会的に貢献している心優しい人に支給でき
るようにしたいですよね。

ぼくは、「心優しい人」が大好きですから(笑)。

 

★(第3章)

大問題なのは、そうした「介護」が女性一人に、すべて押し
つけられていること。ぼくは、このことこそが、この「介
護」問題に欠けている根本的な部分だと思っています。とく
に、介護の相手が認知症の患者、それに寝たきり状態が長い
人は、真夜中にも介助が必要なため、睡眠もできない……

 

じつは、「介護殺人」の加害者家族の50%近くは、下記の
調査によりますと、ふだんから不眠や鬱(うつ)状態なんで
す。

まあ、その数値については、誰でも想像することはできます。

でもぼくは、絶対に、そんな割合どころじゃないと思ってい
ます。

むしろ、100%近くで、ほとんど全員がそのような症状に
なっているのじゃないかと。

だって、誰が、喜んで介護をしますか。

介護が大好きな人、ちょっと手を挙げて下さい。

シーン(笑)。

……ですよね。
誰でも、できることなら、人の介護などしたくはないし、逆
に自分自身が介護されるようになることも、イヤなものなん
です。

だって、人間ですから。

最後まで、自分の力で、誇りを抱きながら、生き続けたい。

もちろん、例外はあります。

自分の力ではどうしようもない難病にかかっていたり、ある
いは障害や事故や災害などがありますから、そういう例外は
あります。

でも、自分のふだんの暮らしの間違いで、自分が介護される
ようになることだけは避けたい。

介護する側の辛(つら)さは、とても言葉には表せませんか
ら。

いま述べましたように、2010年から2015年の5年間、
毎日新聞が「介護殺人」について調査した結果があります。

そこでは、首都圏と関西圏で起こった「介護殺人事件」の裁
判記録を確認したりして調べたわけなんですが、 44件の
うち20件の加害者(45%)は、昼間だけではなく真夜中
も介護したり悩んだりしていて、深刻な寝不足に陥(おちい)
っていた……と言うわけですね。

とくに認知症や痛みを伴(ともな)う病気の患者の介護は、
睡眠障害や妄想(もうそう)のため眠らず、夜中に介助を求
めて大声を出すことも少なくないと言います。

実際はもっと多いとみられるようですが、中でも、9件につ
いては、「貧困による将来の悲観」なども背景にあったよう
です。

ぼくは思います。

先ほども言いましたが、実際は……(省略)。

 

 


             ★★★
             ★★★
             ★★★

(「短縮版」のメルマガでは、このあたりを省略しています。
 でも少しでも皆さんにお役に立てば嬉しく思います)

             ★★★
             ★★★
             ★★★

 

 


だから、「村一番の嫁」でいることは、どうぞ、お止め下さ
い。
社会に、助けを求めて下さい。

そして、今後の「介護保険制度」の行方(ゆくえ)を、いつ
も見守りながら、声を挙げて積極的に行動してほしいなと、
思っています。

ほかならぬ、あとに続く若い人たちのためにも、ね。

さてっと、それにしても、故郷の母はいまごろどうしている
かな。

きっと、「ウチの息子はまた羽目を外しているんやろな。人
様に迷惑をかけたりしてへんやろか」……なんて、窓の外を
眺めながら、案じているのかしらん。

いくつになっても、子どもを思う親は、一番大切にしたいも
のですなあ、ご同輩。

ハハハ……。それじゃまた次回ね。ご機嫌よう。(山田博士

 


           ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らな
    い。

 「そして、とくに●●人ほど、いつの間にか、このような
  事件の『主人公』になってしまっている、という悲しい
  現実」

    【選択語句→ 心優しい、憎たらしい、陰気な】

 
            ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。その繰り返しが、あなたの明日を輝かせることになる
 と思っています。
           答え→ 心優しい


★★「短縮版」読者のかたで、その日だけの「完全版」をご
  希望のかたは、下記からお申し込み下さい(1回分500
  円)。ただし、頻繁な場合は、人手の関係でお送りでき
  ないこともありますので、その点は、ご了承下さい。
      → https://ws.formzu.net/fgen/S75876861/

 

 

 


___________________________

【2】
   あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士
   品集! ぜひどうぞ。

 ~先日の木曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
    いないかたのために、再度お載せしました~

___________________________

 

  先日の「木曜日」に案内したのは、下記の作品です。
          ↓  ↓  ↓
=======================

      ★コンビニの「おにぎり」や「パン」に、
        PH調整剤が多用される理由!★

~最近は、合成保存料の替わりにこの物質が使われているが、学習
 能力を落としたり、その凄い中身があなたの未来を食べている~

   ~「いのち運転“即実践”マニュアル」第22話~

=======================


             ★目次★


【はじめに】

業者の言葉。「だってねえ、あなた。コンビニチェーンからの要求
がもの凄(すご)いんですよ。だから、コンビニのサンドイッチに
添加するそのPH調整剤の量は、ほかより多めにしているんです」 ……

【第1章】

最近は、コンビニで販売されている食べものの中にも、「保存料や
合成着色料未使用」というものが増えました。良かったわ……と、
お思いでしょう? ところがじつは……

【第2章】

なぜ、こうした「リン酸塩」などを使うのかと言えば、食べものが
弱酸性に傾くと、腐敗を抑えられるからなんです。企業たちは、 お、
しめた……と思ったのでしょうね。ところがこの「リン酸塩」、あ
なたの人生をこうして壊(こわ)すことになります。そこで、「お
にぎり」や「サンドイッチ」を実名で少し挙げてみましょうか……

【第3章】

さらに、この「PH調整剤」が使われている食べものを、もう少し
商品名でリストしておきます。こんなものに、いま盛んに使われて
いるんですね。以前はこんなもの、ほんの少しの食べものにしか使
われていませんでしたが、「健康志向」とやらで、なにやら目立た
ない物質が受けているようですぞ(笑)。なんともはやですが……

【第4章】

あるコンビニのオーナーが、やはり自分の店で販売されているもの
は「自分で食べて研究しなくてはならぬ」と、 思ったそうなんです。
立派ですよね。ところがある日、突然……

【あとがき】

 

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   メッセージ欄に……1/9号を見ました。即22話
   を希望します……とご記入下さい。
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   否設定をいますぐに解除しておいて下さい。でないと、
   いつまでお待ちいただいても、メールが届きません。

   割引期間以外は、上記の「専用ブログ」から、お願い
   します。

   ご連絡、お待ちしています。

   お元気で。

 

 

 


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ます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が今後も皆
さんのために活動したいため、ぜひその点、よろしくお願い
します。本日も、お読み下さり、ありがとうございました。