短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:10/9(土)◆読者への返信:岡倉天心は、当時の「近代化、西欧化」には限界があると見抜いていました。ぜひいま…

 


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ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★


2021年10月9日(土)号                                 
No.4146

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、無関係ですのでご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。

 

 


(本日は、「完全版」と「短縮版」の内容
は同じです。どうぞ、お役立て下さい)

 

 


やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
                              
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めなが
ら、ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度
変え、家族を変え、文明を変え、歴史を
変えてきた重い事実を、知ってほしい。

 

 


◆よかったら、「いいね!」をお願いし
ます

下記は、「フェイスブック」です。
もしよろしければ、「シェア」や「いい
ね!」をポチッして下さい。

そのあなたの小さな行動が、人類を
大きく救います。
いまあなたの足元にあるその大地は、
世界中の人たちにつながっています。

→ http://www.facebook.com/yamada.inochi
(毎回、内容に即した写真も掲載中) 

 

 


▼本日の目次▼

【1】

読者への「おとぼけ返信!」:

読者からの声を「ダシ」にして、山田の
思いを、貴重な資料も含めて自由奔放に
お話ししています(毎週土曜日に掲載)。


■No.1728

人生の指針とさせていただいてます。今後
もよろしくお願いします……

(Y.T、滋賀県草津市、男性、56歳、アル
バイト)

 

【2】

あなたやあなたの家族を命懸けで救う、
山田博士作品集!:

◆「社会の裏側!」81……「在宅介護
殺人事件」の裏側!

 

 

 

 


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【1】

▼読者への「おとぼけ返信!」▼

毎週、この欄は「土曜日」に掲載して
います。
読者からの声をダシにして、山田の思い
を自由奔放にお話ししています。

毎回、どうぞお楽しみに!

==================

注:個人のお名前はイニシャルにし、
個人情報などは割愛しました。
文体はそのままですので、統一して
いません。読者の体温をそのまま
お楽しみ下さい。

年齢や職業などは、いただいたときの
ままです。

【なお、イニシャルは、姓と名の順】

(例)美空ひばり→M.H

 

__________________

■No.1728

人生の指針とさせていただいてます。今後
もよろしくお願いします……

__________________

(Y.T、滋賀県草津市、男性、56歳、アル
バイト)

 

毎日ありがとうございます。

人生の指針とさせていただいてます。
今後もよろしくお願いします。


■山田からのお返事■

 

Yさん、こんにちは。
山田博士です。

もう、このメルマガを、ずいぶん長く読ま
れていますよね。

ぼくは、本当に記憶が悪くて、昨日の行動
など、もうとっくに、遠い過去の歴史の流
れの中に埋没しているのですが、不思議な
ことに、読者の皆さんの名前だけは、よく
覚えております。

そうだったなあ。

この人は、確か、ぼくのように超おっちょ
こちょいだったよなあ。
あの人は、確か、趣味がワン君のことで…
…。

などなど、いろいろな思い出があります。

★★★

まあ、記憶と言えば、このメルマガ「暮し
の赤信号」も、いつの間にか、この10月
で、創刊から17年目です。

記憶の悪いぼくは、まったく忘れていまし
た。

17年目です。
17年目です(2度も言ってしもた)。

上記のヘッドの中に記載していますよう
に、創刊日は2004/10/5……でした。

今月の10月が、オメデタイ誕生月なんで
すね(笑)。

人間で言えば、産声(うぶごえ)をあげ
ながらこの世に生まれてきた赤ん坊も、
すでに高校生。

それにしてはねえ。

なかなか、このメルマガは、いつまで経
っても、赤ん坊から成長などしていない
ように思うのは、ぼくだけかなあ(笑)。

★★★

メルマガの号数も、上記のヘッドの記載で
は、「No.4146」……だとのことで、いつの
まにやら、4000号も過ぎているんですね。

驚きましたなあ(何を言っちょるか。笑)。

メルマガというのは、1000号を出すのさえ
大変だと言われているのに、それを4000号
だなんて、もうそんな話を聞くだけで、目
が回りそうです。

まあ、それだけ、ぼくの年齢も増えてしま
いましたが、逆に若い人たちもどんどん読
者として参加して下さり、本当に嬉しく
思っております。

そういうことですので、今後も、どうぞ、
このメルマガの文章に「めげず」に、ごい
っしょにお歩き下さい(笑)。

★★★

ところで、このメルマガを「人生の指針」
……とされているとか。

周囲に穴が無くても、スコップで思いっ切
り大きな穴を掘って、その中に隠れたい。   

でも、そういうときに限って、ワン君のよ
うに、どこかで、ぼくの本性(ほんしょ
う)……つまり、シッポが見えてしまうも
のなんですよね(笑)。

以前、このメルマガでも、少し述べたこと
があるのですが、ぼくの本性は……。

ま、本性とは言えないかもしれませんが、
影響を受けた人物や思想はあります。

その一人に、明治時代に生きていた岡倉
天心サンが挙げられるでしょうね。

彼には、本当に心が動かされました。

★★★

彼は、戦後、かなり曲解されて扱われて
いました。

と言うのは、戦後、日本は戦争に負けて、
何でもかでもアメリカナイズされようと
されていたわけですね。

なにしろ、いままでの日本だから、戦争
に負けたんだ。

古い慣習だから、戦争に負けたんだ。

とくに「進歩的」だと言われている人たち
が、日本の慣習を否定したわけです。

アジアは一つだ……という岡倉天心の考え
を、軍部が自分に都合のいいように利用し
たため、天心は、戦後、このような人たち
から、猛攻撃を食らったわけですね。

でも、彼が叫んでいたのは、軍部の考えと
はまったく異なり、自然を破壊するような
西洋の文化じゃなく、その反対にあるアジ
アの文化をもっと尊重しようよ……とい
うものだったわけですね。

★★★

彼は明治時代に、当時の「近代化、西欧化」
には限界があることを見抜いていました。

凄(すご)いものでしょ。

まだ江戸時代からあまり時間も経っていな
い、当時ですよ。

そして、そのような限界を超えるには、
日本などのアジアの文明に戻ることが必要
だと主張していたわけです。

もちろん、これは単なる復古主義などでは
なく、逆に未来を見据(みす)えた考えだ
ったのですね。

★★★

でも明治時代では、彼の考えはまったく受
け入れられませんでした。

仕方なく彼はアメリカにわたり、外国から
日本や世界に向けて、さまざまな発信を
するわけです。

その彼の考えの基礎には「自然との共生」と
いうテーマがありました。

いまでは、当たり前のことでしょうが、当
時としては、「トンデモナイ思想」だった
わけですね。

彼は、老荘思想を元にして、人間というもの
も、自然の一部に過ぎないのだとし、その自
然の摂理(せつり)に組み込まれて生きる
しか、未来はないのだと主張したわけです。

★★★

いやあ、立派なものじゃありませんか。

明治時代ですよ。

そんなことを考えている人など、きっと少
なかったのだと思います。

でも、日本国内での仕事もできず、当時、
外国に渡ることなんて大変な時代に、アメ
リカで暮らすことになるわけですね。

そして「生の術」を説く「茶道(さどう)」
について、彼は、英語で本を出版します。

それが「茶の本」でした。

これは、彼がアメリカのボストン美術館
おこなった、一連の東洋文化紹介の講演が
元になっているんですね。

これは書名はお茶になっていますが、けっ
してお茶の本ではない。

日本茶を「中心軸」にして、さまざまな話
を展開させています。

★★★

そして、日本文明の根底に流れる世界観を
蕩々(とうとう)と、説いているんですね。

いやあ、立派なものです。

戦後70数年経ったいまになって、やっと、
この天心の考えが、多くの人たちに共感さ
れることになりました。

でも、いまから70年ほど前の戦後当時
は、日本の昔の精神や東洋思想などを口
にするのもはばかれる社会でした。

先述したように、彼は、老荘思想を元にし
て、人間というものも、自然の一部に過ぎ
ないのだとしました。

でも、いまに生きるぼくたちは、まだまだ
自然に対して、驕(おご)っているのじゃ
ありませんか。

ぼくは、一杯のお茶という、こんな小さな
ものの中に、「本当の真理」が宿っているの
じゃないかなと思っています。

茶道などのお茶の文化を調べられると、本
当に面白いと思いますよ。

★★★

まあ、それが、そのほかの食べもの一般へ
の考えに波及するのですが、たかが食べも
の、されど食べもの。

そう考えて、いまの混沌とした社会を眺め
たいなと思っているんです。

まあまあ、くどくど言っていますが、いかが
です、はい、熱いお茶を一杯……(笑)。

★★★

Yさん、今後とも、どうぞ、メルマガを
お楽しみ下さい。

お元気でね。

 

 

 

 


==================

【2】

あなたやあなたの家族を命懸けで救う、
山田博士作品集!
ぜひどうぞ。

==================

 

◆「社会の裏側!」81……「在宅介護
殺人事件」の裏側!

~加害者家族の約50%は、不眠・鬱
(うつ)状態だった。政府の言う拷問的
「在宅介護」は、国民を幸せにするのだろ
うか~

 


★本書の概要

ぼくは思います。

ただ、衣服の着脱やトイレの世話などの身
体的サービスというのは、そんなもの、介
護のほんの一部なんですね。

どうも政府は、これを「在宅介護」だと
思っているようですが、そうじゃない。

本当の「在宅介護」とは、「精神的におち
ついた家族がいつも見守ってくれる安心感
があってのこと」なのじゃないかなと、
思っております。

★★★

経済的にも健康的にも何の心配もない中で
「在宅介護」を受ける。

そして、家族に負担をかけないで、しかも、
時々、「施設介護」にもお願いする。

つまり、「在宅介護」と「施設介護」の両方
をうまく有機的に結びつけた施策こそが、
いま一番必要なのじゃないでしょうか。

お金にゆとりのある人だけがサービスを受
けるなんて、そんな「貧しい発想」は、の
しを付けてお返ししたい(笑)。

老後は、みんな平等です。

★★★

いままで、一所懸命になって、この日本と
いう国を支えてきた人たちが安心して過ご
せるような国。

そんな国を、ぼくたちは子孫に残したい
ものですよね。

政府の言う「在宅介護」がうまく行かない
のは、こういうことがいつも忘れられて
いるからじゃないのか。

役人たちの机上(きじょう)の考えだけ
では、いつまで経(た)ってもラチがあき
ません。

★★★

そう言えば、この「在宅介護」も含めた日
本の福祉制度全体は、まるで建て増しを繰
り返している「温泉旅館」のようですね。

建物の中を歩けば、どこに自分がいるのか
分からず、迷子になってしまう(笑)。

そう、この「介護保険制度」。

これを作った人たちは、きっと本当の「在
宅介護」の実態を知らなかったのじゃな
いかと思います。

いまの「介護保険制度」には、要介護度
認定が導入されました。

そのため、サービスの量が制限されるよう
になったんですね。

★★★

以前の「措置制度」では、痴呆や精神障害
の老人たちが、在宅でゆっくり過ごせる
ためのさまざまなサービスが利用できま
した。

でも、いまではそうではないんです。

「あなた、要介護いくつ?」なんていう
言葉が飛び交っています。

それによって、サービス量が変わって
くる。

でもいまは、認知症の人も、要介護度は
低くなっています。

そのため、認知症の人を家族で介護して
いる側には、大変な負担がかかるわけ
ですね。

★★★

必要なサービスが、比較的安心して十分に
受けられない。

ぼくの母は、いま93歳。

すぐそばで現状を見ていますと、いまの
日本の貧しい「介護体制」が非常によく
分かります。

本書が、皆さんの今後のお役に立てば、
幸いです。

ささささ、どうぞ、この「社会の裏側!」
81巻を紐解(ひもと)いてみて下さい。

 


■■お求め方法■■

第81巻の「案内頁」(585円)
→  https://bit.ly/3gOHiXy
(目次も載せています)

山田博士・著

もし、PDF版を希望されるかたは、事務
局まで、その旨をご連絡下さい。
PDF版→ 885円~995円

ただ、人手の関係で、なるべく、上記の
アマゾンで「電子版」をお求め下さい。

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★★★
★★★
★★★

 

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に、作品がズラリと並んでいますので、
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ました。