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【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。
ニッポン人の心と体を救う!
★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★
2019年03月22日(金)号
No.3383
毎回、まぐまぐ!、メルマ、EMの合計、約7000部発行
創刊日は2004/10/5。毎日早朝5:00に配信(日曜は休刊)
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。
〜本日は、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
少々、長くなりましたが、ぜひご覧下さい。
きっと、お役に立つと思っています。
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。
空にのんびりと流れる雲を眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
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んか。あなたの小さな行動が、人類を大きく救います。
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▼目次▼
〜本日は、「完全版」と「短縮版」の内容は同じです~
【1】読者への「おとぼけ返信!」
(毎週、この欄は「金曜日」に掲載しています。読者から
の声をダシにして、山田の思いを自由奔放にお話ししてい
ます(笑)。毎回、どうぞお楽しみに!:
■No.1599
玄米の発芽毒は、知りませんでした……
【2】あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士作
品集!ぜひどうぞ(先日の月曜日にご案内しました
が、まだご覧になっていないかたのために、再度お
載せします。本日が「大幅割引きの最終日」です):
★ハッピーシート「笑え!暴走食」★
~保健室のドアや、トイレの扉などに貼られて
活躍中です! わずかA3判1枚ですが、こ
んな効果があります~
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【1】
▼読者への「おとぼけ返信」▼
毎週、この欄は「金曜日」に掲載しています。読者から
の声をダシにして、山田の思いを自由奔放にお話しして
います(笑)。毎回、どうぞお楽しみに!
___________________________
注:個人のお名前はイニシャルにし、個人情報などは割
愛しました。
誤字脱字の訂正や、分かりにくい文章はいくつか
に分けたり、短縮したりしていますが、送り仮名や
漢字、文体などは基本的にそのままですので、全体
での統一はわざとしておりません。
そのため、読者の体温をそのままお楽しみ下さい。
年齢やご職業などは連絡を受けた当時のものです。
【イニシャルは、姓と名の順です】
(例)美空ひばり→M.H
……………………………………………………………………
■No.1599
玄米の発芽毒(はつがどく)は、知りませんでした……
……………………………………………………………………
(N.Kさん、奈良県東吉野村、女性、55歳、パート)
玄米の発芽毒は、知りませんでした。
今まで、圧力鍋で、結構浸水時間なしで炊いていたのですが、
浸水時間を増やします。
夏場でも、常温で一日おいて大丈夫でしょうか?
圧力鍋は、時間短縮で便利ですが、使わないほうが、ベター
なんですね。
■山田からのお返事■
Nさん、こんにちは。
山田博士です。
いつも、メルマガをご覧いただき、喜んでおります。
お元気でしょうか。
奈良の吉野の里も、すっかり春爛漫(はるらんまん)なので
しょうね。
まあ、風はまだまだ冷たいですし、朝晩は、コートがまだ離
せませんが、でも道を歩いていると、「あ、これも、それも、
あれも、やっぱりみんな春なんだなあ……」と思われるもの
がしばしばです。
そんな「春」を、発見しては、一人喜んでいます。
でも、ぼくといっしょに喜んでいる小鳥や虫たちの顔を見て
いますと、やはりぼくたち人間も、この地球という小さな星
で、彼らと肩を寄り添いながら棲(す)んでいる住人なんだ
なあと、痛感します。
まだまだ寒い日が続きますが、どうぞ、お体には、十分、ご
留意下さい。
★★★
玄米の発芽毒(はつがどく)の件。
そうですね。
先日、このメルマガで、そのことについて少しだけ述べてみ
ましたが、この事実は、案外、多くのかたはまだ気づいてい
ないかもしれませんね。
かく言うぼくだって、そうです(笑)。
若いころは、そんなことなどまったく知らず、平気で「自分
好みの玄米」を炊いて、喜んで口にしていましたから。
と言いますのは、当時は、そんなことに誰も関心を払わず、
とにかく、白米と玄米の違いとか、パン食とコメ食との違い
などに、注意を払っていたわけです。
しかも、戦後しばらく経った時代ですから、身近に消費者問
題などさまざまな事件が起こり、テンヤワンヤでした。
★★★
まあ、もちろんいまも、そのテンヤワンヤは「相変わらず」
続いてはおりますが(笑)、ただ、ぼくたち日本人にとって
一番大切な主食。
これをどのように安全に、簡単に、安価に体に取り入れるか。
そのようなことを考えているとき、もうかなり以前になりま
すが、この玄米の発芽毒について、調べたことがあるんです。
そのため、以前にぼくの作品である「月1万~」をご覧にな
っているかたは、その部分が記載されていません。
どうぞ、改めて、下記で述べていることを付け加えていただ
き、ご家族みんなが元気でお過ごしになられることを強く願
っています。
★★★
さて、先日のメルマガでも述べましたが、再度、おさらいも
含めて述べてみますと……。
これは玄米だけじゃないのですが、一般に種子(しゅし)と
いうものには……「発芽抑制因子(はつがよくせいいんし)」
というものがあるんですね。
まあ、漢字ばかりの難しそうな名前ですが(笑)……、なに、
別に難しくもなんでもありません。
ただ、種(たね)の発芽(はつが)を抑(おさ)える働き
……とでも言えばいいでしょうか。
これは、植物自身が、自分の子孫を残すために備えているも
ので、自然界とは、凄(すご)いなあ……と、改めて痛感し
ます。
★★★
と言うのは、いま述べている玄米や大豆、ひえ、あわなどの
種たちは、動物に食べ過ぎられないようにしているんですね。
そして土の上にこぼれても、腐ることもせず、時期を見て
「エイッと生き抜いてやろう」……という思いがあるんです
ね。
なんとしても、自分の子孫を遺(のこ)す……。
いやあ、偉(えら)い!
ぼくなどのように、いつもぐうたらな人間より、よく未来を
考えていて、ずっとずっと賢(かしこ)いんですね(笑)。
そして、自分の発芽にちょうどいい季節になれば、サッと芽
を出す。
自分の体の中に、そのための栄養分を貯蔵しておくわけ。
そのため、栄養成分を貯蔵して、決して外に出さないという
メカニズムが働いているわけです。
それが、発芽抑制因子としての……「アブシジン酸」や「フ
ィチン酸」というわけ。
★★★
このアブシジン酸(以下「ABA」と言います)という物質
は、植物ホルモンなんですね。
種の発芽を抑制する因子として働くわけです。
そして、植物の発芽を調節して、ちょうど良い加減で、生き
残るようになっています。
ところが、困ったことに、この「ABA」は人体に対して毒
作用があるんですね。
そのため、玄米だけじゃなくほかの「種もの」を食べるとき
には、十分にそのあたりを考えなくてはいけません。
つまり、こうした毒を無毒化したあとに食べること。
昔の名前で……あ、違った、これは歌詞です……昔の知識だ
けじゃ、かえって危ないとなるわけですね。
しかも、この「ABA」は、なんと「ミトコンドリア」に悪
影響を及ぼす毒」でもあるんです。
★★★
この「ミトコンドリア」は、ときどきお名前をお聞きになっ
たこともあるかもしれませんが、エネルギー代謝(たいし
ゃ。新陳代謝の略称です)に関わる大変重要な細胞小器官で
す。
そのため、この活性が低下すると死に至ることもあるくらい
なんですね。
大変なものです。
その「ミトコンドリア」に悪影響を与える。
これは由々しい問題じゃございませんか(笑)。
いや、冗談じゃなく、玄米の炊きかた一つで、こういう問題
が生じるわけですね。
★★★
それじゃ、どうするか。
玄米に限って言いますと、嬉しいことに、十分な浸水によっ
て、柔らかくなるだけでなく、いま述べたように、「前発芽
状態」になって発芽抑制因子という毒成分が消えてしまうん
ですね。
そのため、ただ美味しいというだけじゃなく、健康を害さな
くなりますので、ぜひ十分な浸水をお試(ため)し下さい。
「発芽抑制因子」には、先述しましたように、主に「アブシ
ジン酸」と「フィチン酸」というものがありますが、その両
方とも、そうすればOKです。
まあ、多くのかたは直接玄米を炊飯することはないと思いま
すので、いままでどおり、浸水しておけば大丈夫でしょう。
★★★
ただ、浸水時間が……問題……です(笑)。
それらの毒性成分を不活化して、安全においしく食べるため
の浸水時間の目安ですが、常温の水で、だいたい夏12時間
程度、冬24時間程度。
水温などは、どの家庭でも異なりますから、まあ、あくまで
目安です。
ただ、ぬるま湯であれば、その半分ほどの時間で前発芽状態
にすることができますので、非常に便利です。
ちなみにぼくは、いつもそうしています(笑)。
たとえば、洗ったあとに水を入れる場合、9カップの水であ
れば、そのうち1カップはお湯にするとか(まあ目安です)。
★★★
ただ、Nさんもご心配なように、夏場は、レンジにそのまま
置いておきますとダメです。
日本のような猛暑の中では、夜の間に傷(いた)んでしまい
ますしね。
冬場はレンジの上でもいいでしょうが。
ぼくは、暑い季節だえは、鍋のまま、冷蔵庫にしまっておく
ようにしています。
そのため、夏だけはお湯に浸すことができません。
少し長く浸水するしかないでしょうね。
でも、こんなこと、慣れてしまえば、口笛を吹きながらでも
簡単にできます(口笛が苦手なかたは、鼻歌でも……笑)。
まあ、このような方法が、ちょっと頭の隅にあるだけでかな
り美味しく、かなり安全に、ご飯が炊けますので、ぜひ参考
になさって下さいな。
★★★
ちなみに、ぼくはいまは圧力鍋は使っていません
若いころは使っていましたが、この圧力鍋は130度ほどの
高温になるため、発ガン物質である「アクリルアミド」が作
られることも分かってきました。
そしてビタミンB群の一部も、このことで失われ、せっかく
の栄養も低下してしまいますしね。
もともと、昔の人がこの圧力鍋を使っていたわけじゃありま
せんし(笑)、できれば、なるべく自然に近い方法で調理し
たほうがいいように思います。
さてっと、玄米のお話をしていたら、なんとなく玄米おにぎ
りを食べたくなりました。
ぼくはいつも小豆(あずき)や大豆、金時豆などを好みにあ
わせていっしょに炊いているのですが、これがまた旨(う
ま)いんですね(笑)。
ぜひお試(ため)しを。
Nさん、今後とも、どうぞ、メルマガをお楽しみ下さい。
お元気でね。
___________________________
【2】
あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士作
品集! ぜひどうぞ。
~先日の月曜日にご案内しましたが、まだご覧になって
いないかたのために、再度お載せしました~
本日が、「大幅割引きの最終日」です。
___________________________
先日案内したのは、下記の作品です。
↓ ↓ ↓
=======================
★ハッピーシート「笑え!暴走食」★
(具体的な「商品実名」入り)
絵入りです。冷蔵庫の扉や、保健室のドアに貼られて暴走中(笑)
=======================
たったA3判1枚ですが驚かれます。同じものを3枚同封します。
今回、ご案内するのは……たった1枚の「A3判用紙」です(笑)。
PDF作品でも、単行本でも、音声CDでも、ありません。
え?
たったの1枚?
ンなこと、言わないで下さいな。
非常に安価でシンプルなものですが、たった、こんな「A3判1枚」
のハッピーシートが、いったい、どういう凄(すご)い結果を生む
のか。
どうぞ、お知り下さい。
学校では保健室の壁に、自宅ではトイレのドアに、そして、ある薬
剤師さんは、ご自分の薬局にこれを貼っておられるようですよ。
これらが、生徒や家族、そして訪ねて来られるお客さんとのコミュ
ニケーションを深めることに一役買っているそうです。
ぼくの知らない間に、皆さん、結構、重宝されているんですね(笑)。
外国でも使われています。
ぜひ、皆さんも、ご活用下さい。
ささささ、早速、下記をどうぞ。
ハッピーシート「笑え!暴走食」案内頁
→ http://yamadainochi.com/happy.html
★★★
★★★
★★★
(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
さい。右側に並んでおります。
メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)
「メルマガ専用ブログ」
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世にも面白くてためになる、完全版メルマガ「暮しの赤信号」。
3大特典は、下記のとおりです。
1.毎回、メルマガ「暮しの赤信号」の100%が読めます。
とくに大切な後半部分を、ぜひご覧下さい!
2.山田の作品が、「公開価格よりかなりの割安」で、何度
でも手に入ります。これは貴重です!
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