短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:9/6(金)◆もしぼくが外食企業の経営者だったら、こんな状態では良心の呵責に耐えられず、とても夜、一睡も……

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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年09月06日(金)号

            No.3517

毎朝、早朝5時、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





 〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
    お役立て下さい。





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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           ▼本日の目次▼


【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:853回:

     でも、もしぼくが外食企業の経営者だったら、こ
     んな状態では良心の呵責(かしゃく)に耐えられ
     ず、とても夜、一睡(いっすい)もできませんけ
     ど(笑)……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第31巻

   『「夢のリニア新幹線計画」が、日本人を壊す4大理
   由!』








___________________________

【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:853回
___________________________

      この欄は、毎週「金曜」に連載。
   前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。



★タイトル:

でも、もしぼくが外食企業の経営者だったら、こんな状態で
は良心の呵責(かしゃく)に耐えられず、とても夜、一睡
(いっすい)もできませんけど(笑)……




いまさら、ねえ。

前回にも述べましたように、いまさら、輸入された中国産の
冷凍食品から「有機リン系農薬のホレート」が、健康に被害
が出ると言われる1.2ppmほど検出されたなんて聞いて
も、誰も何も思いませんよね。

なんとも怖(こわ)い時代になったモンです。

まるで狼(おおかみ)と少年……みたいなもの。

ああまたね……なんて思いながら、今日も昨日と同じ店で、
いつもと同じ内容の外食や中食(なかしょく)を口にし、皆
さん、平然として生きているわけですね。

そして、いつの日か、「必ず」倒れる……。

でも、食べものの因果関係は、事故や事件のように、すぐに
分かるものじゃないんです。

             ★★★

それをいいことに、外食企業たちは、今日も昨日と同じ疑惑
いっぱいの食材を仕入れて、客たちに提供するわけです。

いやあ、うまく出来ていますなあ。

でも、もしぼくが外食企業の経営者だったら、こんな状態で
は良心の呵責(かしゃく)に耐えられず、とても夜、一睡
(いっすい)もできませんけど(笑)。

ただ、つい数年前であれば、「やはりねえ。だから中国産は
……」なんて言っておれば良かったのです。

でもいまや、それができなくなった……。

             ★★★

もう本当に、笑ってしまうほど、そして呆(あき)れるほど、
また悲しいほど、日本の農産物や加工食品に、さまざまな事
態が次々と起こってきました。

そう、日本国産の農産物が、けっして「いままで信じられて
いたように」安全なものだとは言えなくなってしまっていた
わけですね。

その流れの変化は凄(すさ)まじかった。

まあ、実際は、ぼくなど、この数十年、各地を走り回って取
材をしたり、調べたり、専門家たちにお会いしたりしてきま
したので、日本の食べものの実態は、ある程度知ってはいま
した。

でも、それでも……まさか「外国産農産物よりはまだマシだ
ろうな」という思いが、頭のどこか隅(すみ)っこにあった
のは、確かです。

             ★★★

そのため、なおさら、現在のような日本の農産物や加工食品
の疑惑問題が出てきますと、突然、ぼくは、うつむいてしま
います。

そして、悲しく思ってしまいます。

先日もお話ししたように、ある農産物に対して、ある農薬の
散布量が、台湾の規制値より200倍も緩(ゆる)いなどと
いう話を聞くと、もういたたまれないわけですね。

そのため、台湾では、日本から輸入されている農産物を廃棄
している(まあ当然でしょう。農薬が台湾の規制値よりたく
さん検出されるわけですから)。

でも、そんなこと、許されますか。

なぜ、日本ではそれだけも農薬の残留規制値が緩いわけなん
です?

日本の●●さんが、一所懸命に汗水流して育てた農産物が、
外国で廃棄されている(●●は、下記の設問をご覧下さい)。

ぼくはその光景を想像するだけで気が狂いそうになります。

いや、本当ですって……。

             ★★★

まあ、それについては、以前、ぼくの電子本「社会の裏側!」
の第100巻でも述べましたが、日本の「イチゴ」の残留農
薬基準値(成分ピメトロジン)は2ppmなんですね。

ところが隣の台湾は……0.01ppm

ちょっと計算してみて下さい。

つまり、日本は、台湾より「200倍も農薬を多く使ってい
いよ」というわけですよね。

気温が暑くて、農薬をたくさん使う必要があるというのなら、
確か、台湾のほうが日本よりはずっと温度が高いような(笑)。

             ★★★

そうした事態が増えてきたため、今回のこの原稿をご覧にな
って、ぜひ、今後の日本の未来を思ってほしいなと考えてお
ります。

ほかならぬ、日本の農業を守るために。

そして、あなたが動かなければ、誰も動かないし、何も変化
しないこと。

あなた以外の、誰が動いたりしますか。

誰かがナントカしてくれる……なんて思っている人ばかりだ
と、社会はまだ「原始時代のまま」でしょうね。

何も変わらない。

いまも、毛皮をまとい、石槍(いしやり)と、石斧(いしお
の)を持った人たちが、叫びながらあなたの周囲を跋扈(ば
っこ)したりして……(笑)。

さ、今週も、そろそろ終わりそうです。

夜など、そろそろ秋風が心地よくなってきましたが、来週も、
何か良いことがあなたの身の上に起こることを、心から願っ
ております。


             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
       〜さらに、加筆しています〜




その意味では、中国を責める前にぼくたち自身が自国の農業
を大切にしてこなかったツケを恥じるべきなのではありませ
んか。

そうでないと、もし中国の問題が将来解決しても、またほか
の国からの事件が起こることになります。

ただ、中国に関して言えば、中国内のあの企業がどうのとい
う前に、このような事件は、中国という国全体の「組織的な
行動の結果」だと言っていいでしょうね。

先進国なら、二度と同様の過(あやま)ちを繰り返さないよ
うな処置をするのが普通です。

でも、それをしないで、役人たちが賄賂(わいろ)などを要
求しながらそれらを平然と許しているわけですから。

そのような国が近くにあることを、ぼくたちは悲しく思うと
同時に、日本が外国に食べものを頼らないで済む国にするし
か対策はないと思っております。

そうそう、そう言えば、面白い試(こころ)みがありました
……(省略)。


(次回のこの欄に続く)


           ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らな
    い。

 「日本の●●さんが、一所懸命に汗水流して育てた農産物
  が、外国で廃棄されている」


      【選択語句→ 大工、警察官、お百姓】

        ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせること
 になると思っています。

             答え→ お百姓

【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】








___________________________

【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

         1冊→ 585円
___________________________



        ★「社会の裏側!」第31巻★

『「夢のリニア新幹線計画」が、日本人を壊す4大理由!』

 ~なぜJRは、とくに「電磁波」が車内で乗客たちに与え
  る深刻な影響を語らないのだろう~

   第31巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2Eo8HQl

    山田博士・著


★本書の概要

ご存じの「リニア新幹線計画」が、いま、大きな転換期に来ており
ます。夢の新幹線と喧伝(けんでん)されていますが……。

いったい、この「リニア新幹線計画」とは、過去の技術進歩のように、
電車の速度が、単なる「何km程度速くなるだけ」……という問題
なのかどうか。

2027年に、東京と名古屋の間を先行開業させ、東京の品川と名
古屋の間を、最速で40分で結ぶのだとか。40分!いやあ、凄い
ですね。でも、この「リニア新幹線計画」は、いったい何が問題な
のか。

いくつかあるとは思いますが、ぼくは、とりあえず下記の4つが大
きな争点になるべきかなと思っております。これらを抜きにして、
推進はあり得ない。

一つ、生きものを殺し地下水を涸れさせる凄まじい……環境破壊。
二つ、原発を推進する強い理由ともなる膨大な……電力の消費量。
三つ、子々孫々まで人体を壊す未知の……電磁波による健康破壊。
四つ、国民の肩に今後ずっと負うべき天文学的数字の……負債額。

すでに現在、山梨実験線の工事では、上野原市笛吹市などのトン
ネル工事で、水漏れが発生しております。沢水や井戸水が消えてし
まっているわけですね。これ、まだ実験段階で、ですぞ。

そして、車窓を楽しむなんてことはもちろん不可能。トンネルと、
地上はフードで覆われているわけですからね。なぜそんなフードで
覆われているかと言えば、騒音対策と、あとで述べます電磁波を周
囲に出さないためなんですね。

つまり、乗客の体への電磁波は……。
車内の電磁石には直流の電流が流されていますから、車内の乗客が
超伝導電磁石から被曝(ひばく)する電磁波は、静磁界(せいじかい)
となります。

だけど、最近になって、たとえ10mT以下でも細胞に変化を与えて
いるという論文が幾つも発表されていますので、JR東海はもちろ
んそれらの事実は知っているとは思うのですが、いまのところ、彼
らはそれを「知らんぷり」しているようですね(笑)。

そして、この「リニア新幹線計画」だけは突進している。いやあ、
お見事です(何が?)。
いままでに発刊したほかの「社会の裏側!」シリーズも、どうぞお
楽しみ下さい。楽しい文体が人気のようですよ。お楽しみに!


 (詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF版」
  でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。ただ
  複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きをします)

   第31巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2Eo8HQl





             ★★★
             ★★★
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(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。
 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)

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2.山田の作品が、「公開価格よりかなりの割安」で、何度
  でも手に入ります。これは貴重です!

3.アマゾンで、電子本「社会の裏側!」を発行するたび、
  それを一足早くPDF版にして「プレゼント」します。
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