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ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!
★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★
2020年02月21日(金)号
No.3652
毎朝、早朝5時、全世界に向けて2配信スタンドから合計
約5200部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。
【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。
〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
お役立て下さい。
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。
空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
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(内容に即した写真を載せています。どうぞご覧下さい)
▼本日の目次▼
【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
があれば、それでいい!……連載:875回:
1990年度以降、日本の漁業は、沿岸や沖合や
遠洋問わず、すべての場所で縮小しているわけで
すね。ところが目を転じて外国を見てみますと、
世界の漁獲高は、増え続けております。
何かがおかしい……
【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:
■「社会の裏側!」第53巻
『青色「LED」のために、世界から日本が糾弾され
る日!』
___________________________
【1】
人生には少しのお金と歌と夢、
それにでっかい健康があれば、それでいい!
連載:875回
___________________________
この欄は、毎週「金曜」に連載。
前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。
★タイトル:
1990年度以降、日本の漁業は、沿岸や沖合や遠洋問わず、
すべての場所で縮小しているわけですね。ところが目を転じ
て外国を見てみますと、世界の漁業高は、増え続けておりま
す。何かがおかしい……
今回は、魚について、です。
最近は、日本の若い人たちが魚離れをしている……と、よく
言われます。
でも、そんなことを言う以前に、その「魚たち自身がこの日
本から離れていっている」のじゃありませんか。
違いますか。
本当の意味の、魚離れ……(笑)。
沿岸を埋め立てられて産卵場所が無くなり、泣きながら日本
の沿岸から去って行く魚クンたち。
魚クンよ。どうか、この日本人たちの行為を許せ!
ぼくなど、そう叫びたくなります。
★★★
ましてや、沖縄のあの美しい海を埋め立てて、外国の基地を
作るなんて。
とても正気の沙汰(さた)だとは思えません。
もっと、ほかの方法があるのじゃないですか。
東京のど真ん中にある「議員宿舎」の隣に、特別広い基地を
作るとか(笑)。
そうすれば、沖縄の人たちの労苦が少しは分かるかもしれま
せん。
自分で体験しなければ、誰も、現状が分かりませんからね。
まあ、それは半分冗談なのかもしれませんが、でも、いくら
政治的事情があるにしても、こうした魚クンたちの存在をあ
まりにも無視している事態はおかしい。
そう思いませんか。
★★★
まあ、いずれにしろ、いまの日本漁業の縮小が、なぜ起こっ
たのでしょう。
いまこそ、ほかの農業なども含めて、産業構造の変化を考え
る必要があるのでしょうね。
だって、これは漁業だけの問題ではないから。
振り返ってみれば、1990年以降、農業、工業、漁業など
の、いわゆる第1次産業と第2次産業といわれる分野が、ず
っとおろそかにされてきました。
工場などは、どんどん海外にその足場を移し、日本国内は空
洞化してしまったわけですね。
その中で、第1次産業であるこの漁業も、まったく例外では
なかったわけです……。
★★★
そう、戦後の日本は、いまになって、なんと「もの作りの国」
を放棄してしまったのでした。
それこそが、いまの漁業の衰退を招いた結果だったと言える
でしょうね。
そしてそれとともに、若者たちを中心にして「魚離れ」が進
む。
肉類の供給量だけが伸びたわけですね。
もっとも、その肉類も、飼料は外国からの輸入です。
つまり、日本人は、自分の胃袋を外国に預けるようになった
わけです。
こんな「先進国」が、世界にありますか。
ほかの国たちは、一所懸命に、自分たちの国民の胃袋を守っ
ているのに。
★★★
安保論議が全国で広がったことがありますが、国民の胃袋さ
え守らなくて、いったい「何を」守ろうとするわけです?(笑)
先ほど述べたように、1990年度以降、日本の漁業は、沿
岸や沖合や遠洋問わず、すべての場所で縮小しているわけで
すね。
ところが目を転じて外国を見てみますと、世界の漁獲高は、
増え続けております。
平均増加率は、年3.2%(近年の50年間。2015年段
階)。
これは、人口増加率の2倍ほどにもなっているんですね。
多くの国では、農業も、漁業も、一所懸命になって育ててい
る。
いわば、当然のことでしょう、こんなこと。
★★★
ぼくたちは、食べなければ生きて行けません。
ブランドものなど無くても、食べるものさえちゃんとあれば、
なんとか生きてゆけます。
でも、その逆は考えられません。
そうですよね。
食糧が何も無くて、ブランドものだけに囲まれている(笑)。
それじゃ、1日でさえ、生きて行けません。
まあとにかく、一番問題なのは、「沿岸漁業」を壊(こわ)
す動きです。
それらの一つひとつが、日本漁業を壊す結果になっているわ
けですね。
魚クンたちは、まるで人間に寄り添うように、沿岸に棲(す)
んでいます。
けっして遠い遠い遠洋にいるわけじゃないんですね。
沿岸で卵を産み、小魚たちは、ここが故郷として親しんでい
るわけ。
★★★
なのにぼくたちは、そういう魚たちを、自然破壊などをどん
どん進めて魚たちを苦しめている。
今回は、もちろん、そういうことだけじゃなく、もっと構造
的なことも含めて、少し考えてみたいなと思っています。
日本人は、ほかならぬ、世界でも一番の「魚食民族」です
からね。
さて、下記ではどうなっていますやら。
★★★
↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
〜さらに、加筆しています〜
日本の漁獲高が激減!
~格安回転寿司の魚の正体は?~
周囲を海に囲まれた日本で、漁師が自殺しなければならな
い現実をご存じだろうか。しかも輸入魚ラッシュの結果、
魚の安全性はどうなっているのか?
●世界の漁業生産量(1億7千万トン)のじつに38%が中
国で占める
ぼくの故郷(ふるさと)は港町なんです。
そのせいか、子どものころは実家で飼っていた犬の訓練士さ
んが、漁港からイワシをバケツ一杯ほどもらって来て、よく
母に渡していたものでした。
もちろん、飼い犬に食べさせるためです。
でも、その前にしっかりと「人間様」が賞味をさせていただ
いて、その残りの骨などだけをワン君に……。
飼い犬は何も話せませんから、訓練士さんに訴えることもし
ません(笑)。
もし、言葉が話せたら、面白いでしょうね。
「訓練士さん、いつもイワシの骨ばかりいただいて、ありが
と。骨だけでも、けっこう美味しかったよ」……なんてね。
訓練士さんは、きっと目を白黒させるだろうなあ(笑)。
でも、そのころのイワシは本当に安かった。
そして旨(うま)かった。
いまでも当時の匂いや味を舌が覚えています。
★★★
しかし、これだけ周囲を海に囲まれた自然豊かな国であるニ
ッポンのはずが、いまや安い魚介類がもの凄(すご)い勢い
で輸入されています。
たとえば、九州の博多の港に行ってみると、中国からの鮮魚
運搬船がズラッと並んでいます。
ここはいったいどこの国?
などと言いたくもなりますが、事実、博多の漁港では、水揚
げのかなりの量が中国産だと言われています。
というのも、水産物に対する世界的な需要の高まりを背景に
して、「日本以外の多くの国」が漁業生産を伸ばしているわ
けですね。
★★★
1970年ごろまでは、年間1000万トン以上を生産する
漁業国は世界で十数カ国でしたが、現在は24カ国にまで増
えております(2010年現在)。
その中でも、中国の漁業生産の増強は目覚ましく、2004
年にはすでに5000万トンを超え、2010年にはなんと
世界の生産量(1億7000万トン)のじつに38%を、こ
の中国で占めるようになっています。
でも……(省略)。
(次回のこの欄に続く)
【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
(三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
どうぞお楽しみに!】
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【2】
★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★
〜電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜
各巻→ 585円〜695円
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★「社会の裏側!」第53巻★
『青色「LED」のために、世界から日本が糾弾さ
れる日!』
~日本人のノーベル賞受賞で浮かれている場合じゃない。
この青色光こそが、脳のメラトニンの分泌を抑え、目の
網膜損傷を起こす犯人だった。その対策とは~
第53巻の「案内頁」→ https://bit.ly/38JNyMX
山田博士・著
★本書の概要
2014年のノーベル物理学賞を、3人の日本人が受賞しました。
この3人とも、「青色発光ダイオード(LED)」に関連しての受賞
だとか。
でもこれ、はたして喜ぶべきことなのか。
多くの人たちは、この青色「LED」こそ日本人が発見したのだと
騒いでおりますが、じつは、この「青色光こそ」が一番心配なんです。
この青色「LED」や紫色「LED」の光は、紫外線と同じように、
高波長で高エネルギーであるにもかかわらず、ぼくたち人間の目に
はそれほど「まぶしいとは感じない」んですね。
★★★
物理学的には好都合なのかもしれませんが、可視的じゃない。
でもだからと言って、そこにこの青色「LED」が存在しないのか
と言えば、とんでもない、しっかりそこにあるわけですね。つまり、
お化けと同じで、見えないほど怖い(笑)。
そしてこれらの光は、不可逆的な(再びもとの状態に戻れないこと)
網膜損傷(もうまくそんしょう)を引き起こすことが知られています。
しかもこの「LED照明」は、この蛍光灯以上に青い光が強いもの
なんですね。
そのため、メーカー側もそれをよく知ってかどうかぼくは知りませ
んが、青色光の波長455nm(ナノメートル、10億分の1)前
後の波長を減らすようにはしてはいるようです(笑)。まあ、それだ
け危険だということなのでしょうか。
★★★
あと、この青色光の問題点としては、この青色光が脳にある松果体
(しょうかたい)のメラトニンの分泌(ぶんぴつ)を抑(おさ)え
ると言うのが、まず第一でしょう。
これは大変なことです。
この松果体は、じつは「概日(がいじつ)リズム」と言われるもの
を調節するホルモンであるメラトニンを分泌(ぶんぴつ)すること
で知られているんですね。
この概日リズムとは、約24時間周期で変動する生理現象のこと。
動物や植物や菌類などのほとんどの生物に備わっているものなん
です。分光光度計で、そのあたりを測定した結果があります。
その結果を見ますと、「LED」の青色光強度と、メラトニンの抑
制率がよく対応しています。
★★★
40W相当の白色「LED」電球(パナソニック製)の青色光強度と、
メラトニン抑制率は図によれば、まったく同じ形になっております。
本書では、これらへの対策も述べました。
(詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF版」
でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。ただ
複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きをします)
第53巻の「案内頁」→ https://bit.ly/38JNyMX
★★★
★★★
★★★
★山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
さい。右側に並んでおります。
メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!
「メルマガ専用ブログ」
→ https://inochimamorutameni.hateblo.jp/
★本誌「完全版」をご希望のかたへ。
世にも面白くてためになる、完全版メルマガ「暮しの赤信号」。
3大特典は、下記のとおりです。
1.毎回、メルマガ「暮しの赤信号」の100%が読めます。
とくに大切な後半部分を、ぜひご覧下さい!
2.山田の作品が、「公開価格よりかなりの割安」で、何度
でも手に入ります。これは貴重です!
3.アマゾンで、電子本「社会の裏側!」を発行するたび、
それを一足早くPDF版にして「プレゼント」します。
何度でも!
半年ごとの一斉課金です。ただ、途中入会の場合は、月割り
価格で請求します。1か月分は540円。入会当月は、月末
まで無料。
「完全版」申し込みフォーム→ https://goo.gl/c6S6EQ
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★発行/山田博士いのち研究所★
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