短縮版メルマガ「暮しの赤信号」公開ページは、現在、別のブログへ引越しております。文中の下記の右の欄をご覧下さい。つれづれに掲載)

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、元・大学名誉教授、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(HIROSHI YAMADA)が配信。日本人としての生きかたを考えます。(全号掲載ではありません)

★短縮版:8/30(金)◆人が体に入れる食べものを、なんとそれを製造する企業が、そこまで「汚してしまう」とはね……

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     ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

      ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★

       2019年08月30日(金)号

            No.3511

毎朝、早朝5時、全世界に向けて、3配信スタンドから合計
約7000部を発行(日曜は休刊です)。創刊日は2004/10/5。

【注】まぐまぐ!から受信されると、上記に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。ご留意下さい。

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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社
新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会
員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、
人としての生きかたを考えます。なんともユーモラスな文体
が人気のようで……。





 〜本日は「完全版」と「短縮版」の内容は同じです〜
    お役立て下さい。





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





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           ▼本日の目次▼


【1】人生には少しのお金と歌と夢、それにでっかい健康
   があれば、それでいい!……連載:852回:

     前回では、横浜市の安全管理局危機管理室が、
     横浜市政記者、横浜ラジオ・テレビ記者に対して、
     「中国産冷凍野菜」について緊急に発表していた
     ことをお知らせしました……


【2】本日ご案内する山田の「電子書籍」は、これっ!:

  ■「社会の裏側!」第30巻

   『「味噌」が、放射性物質を除去するこの実験。世界
   の人に知らせたい!』








___________________________

【1】
      人生には少しのお金と歌と夢、
    それにでっかい健康があれば、それでいい!

        連載:852回
___________________________

      この欄は、毎週「金曜」に連載。
   前回の続きですので、前回もぜひご覧下さい。



★タイトル:

前回では、横浜市の安全管理局危機管理室が、横浜市政記者、
横浜ラジオ・テレビ記者に対して、「中国産冷凍野菜」につ
いて緊急に発表していたことをお知らせしました……




前回では、ある自治体が、ラジオやテレビの記者たちを集め
て、「中国産冷凍野菜」について緊急発表をしたというお話
をしました。

覚えていらっしゃいますよね(笑)。

まあ、いまとなれば、こんなこと。

珍しくも何もないのでしょうが、でもこうした現実に驚かな
くなった自分に驚きます。

こうして、「異常なことが通常になる」社会が、だんだんと
やってきているのでしょうか。

まるで、最近頻繁に生じている大型台風みたいです。

毎年毎年、「今度の台風は何十年に一度だぞ」……なんて騒
いでいるうちに、そういう事態が「通常に」なってしまって
います。

             ★★★

それと同じことが、こうした「食べもの」についても言える
のでしょうね。

地球全体の問題は、「●●人全体で」考えるべきときです
(●●は、下記の設問をご覧下さい)。

だって、いまのように、輸入や輸出が頻繁におこなわれて、
世界がどんどん狭くなっている社会では、もはや「ある1
国」がどうの……なんていうことだけでは対処できません。

前回では、横浜市の安全管理局危機管理室が、横浜市政記者、
横浜ラジオ・テレビ記者に対して、緊急に発表していました。

その内容とは、「中国産冷凍食品から、有機リン系農薬『ホ
レート』を検出し、健康被害が生じる可能性がありますので、
お知らせします」……というもの。

健康被害が生じる可能性がある」……と、はっきり述べて
いるところがなんとも凄(すさ)まじい。

そう思いませんか。

さてさて、今回はどうなりますやら。


             ★★★

↓本文。前回より続く(下記は、ぼくの著書の一部分です)。
       〜さらに、加筆しています〜




検査結果では、有機リン系農薬の「ホレート」が1.2ppm
検出されたと言います。

前回で述べましたが、再度述べておきますと、その商品の名
称は、「レンジDEロールソースかつ アスパラ入り」。

輸入者は、(株)ニッキートレーディングでした。

これを5個食べると、「ARfD(急性参照用量)」という
数字がオーバーして、健康への影響が出るということだった
わけですね。

そのため緊急に記者を集めて発表したわけです。

それだけ、役所も驚いたのでしょう。

             ★★★

この「ARfD」とは、急性毒性の指標のこと。

ちなみに、Acute Reference Dose……の略です。

人がある物質を短時間(24時間以内)摂取したとしても、
健康への悪影響がないと「推定される」摂取量のことなんで
すね(mg/kg体重)。

ご存じのように、中国製の冷凍餃子事件などが、日本国内で
は頻繁に起こるようになったため、人体に重大な影響が出る
ほど大量の有害物質が混入している場合に使われるようにな
りました。

まあ、凄い時代です。

             ★★★

人が体に入れる食べものを、なんとそれを製造する企業が、
ここまで「汚してしまう」とは。

それらを作る人たちには、家族がいないのでしょうか。
父や母や兄弟姉妹はいないのでしょうか。

とすると、どこか「地球以外の星」で生まれた人たちが、ぼ
くたちの食べる食べものを作っている?

……なんて考えてしまいますよね。

まあ、普通なら、とてもそんな考えにはなりませんが、現実
にこうした汚染食べものが作られて、日本に輸入されている
わけです。

             ★★★

なんともやりきれなくなりますよね。

でも、こうした「事件」を元にして、今後の日本人自身の食
べものに対する心構えを、真剣に考えるときだと思っていま
す。

そして、戦後70年近く経って、やっとこれらの食べものの
大切さを本当に考える時代がやって来た、とも言えますよね。

ぜひ、今回のこの事件を元に、明日の日本を考えてみて下さ
い。


(次回のこの欄に続く)


           ▼設問です▼


設問→ 上記の文章を読み、下記の●●にあてはまるものを、
    選択語句から選んでみよ。ただし2文字とは限らな
    い。

 「地球全体の問題は、『●●人全体で』考えるべきときです」


      【選択語句→ 宇宙、原始、地球】

        ■答え■

 下記のとおりです。でも、先に答えを見てはいけません。
 本文を再度ご覧になり、十分想像してから答えをご覧下さ
 い。きっとその繰り返しが、あなたの明日を輝かせること
 になると思っています。

             答え→ 地球

【上記の文章は、ぼくの著書『その食品はホンモノですか?』
三才ブックス)を元にして、毎回、そのときどきに新しい
 事実を述べて行きます。すでにこの本をお持ちのかたも、
 どうぞお楽しみに!】








___________________________

【2】
  ★本日ご案内する、山田の「電子書籍」は、これっ!★

電子書籍はアマゾンからお求め下さい。ただ、PDF版を
 希望されるかたは、下記の案内サイトに、その方法が記載
 されています。金額は同じにしていますので、どうぞ〜

         1冊→ 585円
___________________________



        ★「社会の裏側!」第30巻★

  『「味噌」が、放射性物質を除去するこの実験。世界の
         人に知らせたい!』

~今後、これらの「微生物」たちの働きに注視すべきだろう~

   第30巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2VD0YXL

    山田博士・著


★本書の概要

忘れもしない2011年3月11日。とくにぼくたち日本人にとっ
ては、悲しくも辛(つら)い、絶対に忘れてはならない「重い事件」
が起こりました。東日本大震災。そして、それに伴う、東京電力
原発」大事件。

復興庁は、東日本大震災に伴う全国の避難者が、2014年2月の
段階で、26万7419人になったと発表しております。数年経っ
ても、いまだにこれだけ膨大なかたたちが、毎日、辛くて悲しい避
難生活を強(し)いられております。日本列島に立ち並ぶ原発の廃
棄を叫ぶのは、もちろん必要です。それは大前提です。

しかしそれ以上に、ぼくたちの体は生身(なまみ)なんですね。放
射性物質の影響は、ぼくたちが何もしなくても、今日も明日も、毎
秒毎秒毎秒……強烈に受け続けて行きます。

             ★★★

じつは、いまから「5年~10年後」に、この放射性物質の影響は、
大きなピークがやってきます。いや、もっと早く「3年後」ほどに
なるかもしれません。とても、現段階では、「終わった問題」では
ないのですね。

環境中に放出された「放射性セシウム137」などは、数十年の間に、
さまざまな集積と拡散を繰り返します。そして、「しばらく経って
から」最高のピーク値がやって来るわけなんですね。

さて、最近分かった事実を述べてみましょう。じつは、土壌中に棲(す)
む、ある種の微生物が、いろいろな条件下ではありますが、短期間
放射性物質を軽減する可能性があることが分かっております。そ
れを、ぼくたちはどのように応用すればいいのか。

             ★★★

たとえば、国立環境研究所グループでは、ある種の細菌が、放射性
物質が出す能力(放射能)を引き下げるということを発見していま
すので、フクシマでの浄化方法として、いま注目されているわけで
すね。

その点、日本人は凄(すご)い。なにしろ、ぼくたちが食べている
ものの多くは、微生物を使って成り立っているほどですから。味噌、
醤油、納豆、漬け物……。
まあ詳しい実験方法はここでは省略しますが、ほんの少しだけ(笑)。

             ★★★

マウス(ネズミ)を、4つのグループに分けました。そして、味噌
を混ぜたエサを含む4つの異なるエサを1週間ほど与えた……とい
うわけなんですね。そうして、そのあと、彼らに放射線を照射して、
その影響の違いを試(こころ)みた、というわけです。その結果……。

いままでに発刊したほかの「社会の裏側!」シリーズも、どうぞお
楽しみ下さい。楽しい文体が人気のようですよ。お楽しみに!


 (詳しい概略や目次などは、「案内頁」をどうぞ。「PDF版」
  でも提供できますが、なるべく電子本をお願いします。ただ
  複数巻をご希望のかたは、「PDF版」だと割引きをします)

   第30巻の「案内頁」→ https://bit.ly/2VD0YXL





             ★★★
             ★★★
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(山田の作品群については、下記の「専用ブログ」をご覧下
 さい。右側に並んでおります。
 メルマガ読者に対しては、時々、割引価格での提供や、無
 料号外などを配信いたします。どうぞお楽しみに!)

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     → https://inochimamorutameni.hateblo.jp/


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3大特典は、下記のとおりです。

1.毎回、メルマガ「暮しの赤信号」の100%が読めます。
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  でも手に入ります。これは貴重です!

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       発行/山田博士いのち研究所

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さんのために活動したいため、ぜひその点、よろしくお願い
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